芸協らくごまつり後夜祭 2014年10月28日 お江戸上野広小路亭 今年の芸協らくごまつりには行かなかったが、その模様をビデオで観られる会。有料だが落語も聴けるし、最期には抽選会もあって、いろいろお宝グッズが当たる。 まずは三遊亭遊喜で『看板のピン』。今日はいつもの寄席と違って、芸協のお祭りの続きみたいなもの。落語をやっていても楽しそうだね。 今年の芸協らくごまつりの企画のひとつ『I−1グランプリ』で好評だったという瀧川鯉太が、そのネタを再び披露してくれた。バッタもん歌手といった芸。尾崎豊ならぬお先にゆたか、近藤真彦ならぬコントまさひこ、沢田研二ならぬサワーだけんじ。なるほどバッタもん歌手、可笑しい。日テレの『笑点』のプロデューサーが気に入ったそうだから、近く『笑点』の演芸コーナーにお目見えするとか。 「18日の芸協らくごまつりの翌日が、小渕優子、松島みどりの辞任劇があった日。おかげで、らくごまつりのテレビ取材のVTRはどこの局も、このニュースで潰されて放映されなかった。あのとき取材で歌丸師匠が病気上がりで、レポーターから『引退を考えましたか』と訊かれて、『引退します』とでも答えてくれたら放映されたかもしれないんですが」。今年の実行委員長、桂米多朗はこんなマクラから『蝦蟇の油』。酔っぱらった蝦蟇の油売りが刀の切れ味を披露する所が可笑しい。「二枚が三枚・・・いや四枚・・・叶姉妹・・・斬ってみたい・・・妹の美香・・・斬ってみたい・・・こまどり姉妹・・・って生きてんのか?」。うふふ、クズクズ具合がいいね。 仲入り後は、芸協らくごまつりの模様を伝えるスライドとビデオの上映。ビデオは『鶴光のオールナイトニッポソ』と『芸協ファッションショー』と『小遊三三遊亭のすべらないかもしれない話』の三つの催しのビデオ。どれも危ない発言がバンバン飛び出してた。春風亭昇々がいじられまくっている(笑)。観に行けばよかったなぁ。でもこうやって芸協の落語家さんの解説入りで観るのもまた楽しいね。 最後に抽選会。賞品の数が多かったから何か当たるだろうと思っていたら、私、昔っから籤運悪いんだよねぇ。ここでもその籤運の悪さが出てしまい何も当たらず残念賞だけ。まあいいさ、こんなところで籤運使い果たさずに、いつか宝くじ当ててみせるんだから。 10月夢29日記 静かなお喋り 10月28日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る |