客席放浪記

ななめ45°トランク〜青春編〜 ２０１４年３月２９日 Ｇｅｋｉ地下リバティ 　『爆笑オンエアバトル』によく出ていた、コント・トリオ。面白いので、一度ナマのライヴを観てみたかった。 　［Geki地下リバティ］は、下北沢にある。［本多劇場］や［ザ・スズナリ］に行く途中で、よく入口の前を通るのだが、入るのは初めて。 　小劇団向けの空間だが、客席の傾斜をかなり急斜面に作ってあり、この規模の劇場としては、かなり観やすい作りになっている。 　客層は、やはり女性中心だが、男性客もそこそこ入っている。それと、出演者の家族や関係者らしい年配の人たちの姿も、かなり目に付く。 　女性客ばかりのライヴ会場というのは、どうも私など居心地が悪いのだが、このライヴはリラックスして観ることができた。 　ちょっと長めのコントが７本。なんとなく劇団系のコントの匂いがする。最後のコントは、以前30分くらいあったそうで、ちょっとしたお芝居。 七不思議 野球部 バッグの中身 一生のお願い 数学 ラブレター 天体観測 　言葉遊びの多いコントだ。 　『バッグの中身』は、CDショップ店長と少年とその父親のコント。父親がバン屋で、親子によるパンにまつわる言葉遊びが次々に飛び出す。、 　『数学』は、教師と生徒と家庭教師という設定。数学用語が暴走する様が、なんとも可笑しい。 　特に圧巻なのは『ラブレター』。何の変哲もないラブレターの文章が実は、いちいち韻を踏んでいて、ラップとしても成立してしまうというコント。これなんか、よくぞ作ったなという感じ。 　なかなか練られたコントで、これは私の好み。 ３月３１日記 静かなお喋り ３月２９日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る

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