客席放浪記

さらば青春の光寄席 ２０１８年６月１６日 北沢タウンホール 囲碁将棋 　放送禁止用語ネタの漫才。テレビではできないので思い切って口に出していた。 ファイヤーサンター 　無人島に漂流した何人かの男女。ひとりの男が拳銃を見つけ、その場での独裁的なリーダーになるが、言うことがすべて民主的というコント。 馬鹿よ貴方は 　やたら騒々しい漫才が主流ななかで、この人たちの漫才はあえてその逆を行くスタイルだが、「なんだこれ」という感じで終わってしまうことがある。今日のはまずまず。 卯月 　普通のサラリーマンが上司に叱られると、月から迎えが来て、かぐや姫のように帰って行ってしまうというコント。 ななまがり 　大学に入った女性が、校内で気味の悪い男子学生に遭うというコント。なにが面白いのか、よくわからなかった。 かもめんたる 　サッカーのことをよく知らないで子供を指導している親の前に、元サッカー日本代表だという男が現れるが、この男も実はサッカーのことを何もわかってないというコント。シュールすぎる。 さらば青春の光 　DVDで観たことのある催眠術のコント。アイデアはひとつだけなのだが、長く引っ張って行っても「見せる」のは、この人たちの実力。 　『東京０３寄席』と同じスタイルで、あちらにも言えることだが、トークが芸人同士の内輪話で退屈。もっと一般性のある話題にするか、トークは止めてネタを２本ずつのスタイルにしてほしい。 ６月１８日記 静かなお喋り ６月１６日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る

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