客席放浪記

2012年5月24日せめ達磨 創れ！！わんぱく泥団子ｖｏｌ．３８（なかの芸能小劇場） 　三遊亭ぬう生と古今亭駒次の前説から。今回からリニューアル。毎回、せめ達磨レギュラー（構成員）三人と、ゲスト（客人）二人という形で続けて行くということの説明。 　古今亭今輔は『雑学刑事』。今輔らしいクイズ番組好きの刑事、クイズの杉さんが出てくる噺。マンガの『めしばな刑事』を思い出してしまった。最後に犯人を自白に追い込む展開も似ている。 　昔々亭Ａ太郎『面会』は、入院した少年にプロ野球選手がやってきて励ますという、黄金のパターンをパロディにしたものとでもいうのか。一塁手のバースというリクエストを、バスの運転手が現れる。 　春風亭百栄『キス研』は、キス研究会なるクラブ活動の噺。恋愛に憧れる主人公が入ったノーマル・キス研に、投げキス研やらディープキス研やらウインク研やらが現れる。 　三遊亭玉々丈『あべこべ』。テレビ東京の『アド街』の取材が来ると連絡が来たそば屋さんの噺。なんか思い出すなあ。ウチも二回取材要請があったから。ははは。 　三遊亭天どん『止める男』。時間を止める超能力を持った男の噺。時間が止まるというより、周りが固まっていて肉体がカチカチになっているという着想が面白かった。 ５月３０日記 静かなお喋り ５月２４日 このコーナーの表紙に戻る

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