渋谷らくご しゃべっちゃいなよ 2018年6月12日 Euro Live 『おまじない』 柳家花いち 地域ごとにある、恋を成就させるおまじないあれこれを使った噺。女性に受けそうな噺だな〜。最初に出てきた消しゴムにハート型を作って使い切るというのは、いかにもありそうだと思って、あとで検索してみたら、やはり本当にあるんだね。しかし気が長いというか、消しゴム一個使い切るには、相当時間かかりそう。 『吉原の祖』 春風亭昇羊 三味線の師匠から借りた三味線を壊してしまった弟子の噺。 『アレフガルド浜』 立川こしら 新作ネタおろしの会だが、「古典をやります」と言って始めたのが『芝浜』とみせかけて、ドラクエの世界。女房に起こされて朝早く冒険の旅に出た勇者が42万ゴールド入った財布を拾ってしまう。もう冒険の旅なんかに出ないと言い出す主人公を酔わせて、「夢だったんだ」と再び冒険の旅に送り出す。 『聖徳太子』 桂竹千代 竹丸の弟子だけあって、歴史上の人物を使った地噺。大学で古代史を学んだ経験を生かして語る聖徳太子伝は、ラストで意外にも日本人論にまで発展する。いや〜、よく出来た噺。寄席でもすぐにかけられそう。 『ぶつけ族』 林家彦いち よく頭をぶつけてしまう人や、足をぶつれてしまう人。そんな人がいるという導入部から、やがて地底人の噺になっていく。 6月15日記 静かなお喋り 6月12日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る |