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客席放浪記

伊東四朗 魔がさした記念コントライブ『死ぬか生きるか!』

2018年2月16日
紀伊國屋サザンシアター

 伊東四朗と三宅裕司のコント公演というと、『いい加減にしてみました1〜3』があって、なんで今回も『4』にしなかったんだろうかと不思議に思いながら観に行ったらば、コントとコントの間にあった着替えトークが無くなっていたのと、小倉久寛がメンバーから抜けていた。着替えトークの代わりは、伊東四朗の生い立ちから今までやってきたことの紹介。

『法廷の攻防』
 伊東四朗のいい加減な裁判官、三宅裕司の検事という、以前からやっているコントのリニューアル版。検事や弁護士の言うことにいちいち反応して、「無罪」、「死刑」を繰り返す伊東四朗がやけに可笑しいのはいつものこと。もう定番というか、オハコというか。

『今夜の得物』
 山の中。山菜取りに来た三宅が、どこからか飛んできた弾に当り、血を流している。そこへ伊東の猟師が鹿を追ってやって来る。明らかに伊東が三宅を鹿と間違えて撃ったらしい。三宅は助けを呼んでくれと言うが伊東は応じない。
 悲劇と笑いは紙一重という証明のようなコント。

『歌うレストラン』
 これも定番。ちょっとした台詞がきっかけで伊東が歌い出してしまうというコント。伊東はウエイターで、三宅が支配人。客からのクレームがあってもひたすら歌いだしてまう。楽しそうだね〜、伊東四朗。

『爆発寸前』
 時限爆弾を仕掛けられ、椅子に縛り付けられている三宅。爆弾処理班の伊東がやってくるが、事務手続きなどをして、なかなか処理にかかってくれない。ようやく始まったかと思うとコードが5本あって、どれか1本が爆発を止められるもので、あとはダミーというお馴染みの展開。これも彼らの定番。

 このあともう一本コントがあっのだが、訳あって、私はここで退席。

2月18日記

静かなお喋り 2月16日

静かなお喋り

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