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客席放浪記

ザ・タイトルマッチ2

2015年2月15日
本多劇場

 小倉久寛還暦記念コントライブ。三宅裕司とのふたりコントが5本。コントとコントの間には楽屋のセットでの着替えトークが入るというのは、いつものスタイル。

『まだ死なないで』
 ビルの屋上から飛び降り自殺しようとしている男(小倉)と、それを止めようとしている男(三宅)。実は三宅はテレビドラマのプロデューサー。ここで自殺者が出ると連続ドラマの放送中に臨時ニュースのテロップが出てしまいかねない。それで思いとどまらせようとするのだが・・・。

『人力車と客』
 人力車に乗ってもらおうとする車夫(三宅)と、乗りたくない男(小倉)の攻防。

『世紀の発明』
 ベルやエジソンに先駆け、電話を発明しようとしている博士(三宅)。しかしもう少しのところで完成していない。しかしなぜか携帯電話機、デジカメなどは簡単に作り出している。

『浮気調査の報告』
 探偵(三宅)が依頼をしてきた客(小倉)に、男の妻は浮気しているかどうかの調査報告をする。しかしどうやら浮気相手はこの探偵らしくて・・・。

『ブルースギター教室』
 ブルースギター教室の先生(三宅)が生徒(小倉)にブルースとブルースギターを教えるコント。ふたりとも本当にエレキギターを弾く。小倉のギターが何回やってもジョンガラになってしまうというギャグが可笑しい。ブルースとは、虐げられた者の心の叫びだということで、最後に小倉が、いままでの人生で受けた屈辱をブルースにして歌ってみせた。

 途中のゲストコーナーは伊東四朗。てんぷくトリオ時代のことなどを話してくれた。三波の「びっくりしたなぁ、もう」が生まれた瞬間の話など、貴重。

2月16日記

静かなお喋り 2月15日

静かなお喋り

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