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客席放浪記

東京03寄席

2017年12月4日
銀座プロッサム

 今年6月の『東京03寄席』は、東京03を含めて6組が2本ずつコントをやったが、今回は7組になってトークが長くなり、コントはそれぞれ1本ずつ。トークはいらないから、コントは2本ずつにしてほしかったというのが正直なところ。

ダーリンズ
 女性アイドルグループのプデューサーと、そのアイドルに夢中になってしまっている息子。

パーパー
 海外に旅立ってしまうカレシを飛行場まで追いかけろと、女性にアドバイスする男。しかし女はタクシー代を持っていない。しかもアドバイスした男も無一文。ここまで来たタクシー代すら払えない。

ラバーガール
 五千万円の借金を背負っている飛永の前に、賭けをして勝ったら借金をチャラにしてやろうという怪人(大水)が現れるのだが・・・。

ニューヨーク
 路上喫煙をしている男。それを注意して、そのあともクドクドと文句を言う男だが、今度はこの男が人目もはばからず路上キスを始める。

さらば青春の光
 今年の単独ライブで披露していたコント。予備校の鼓舞だけが仕事の男。

シソンヌ
 翌日から転勤が決まっている男が、行きつけだったインド料理店にやってきて、閉店時間すぎまでねばる。

東京03
 上司の飯塚に説教された部下の豊本。割って入って、部下を庇う上司を演じたがる角田。

 やはり今一番勢いがいいのは、さらば青春の光だろう。だから前回に続いて今回もただ一組だけ彼らを残したのだろう。ワンアイデアのように見えて、うまく引っ張るのと、微妙に笑いがエスカレートしていくところがこの人たちの凄さ。

12月8日記

静かなお喋り 12月4日

静かなお喋り

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