第71回トンデモ落語の会 2013年11月3日 お江戸日本橋亭 NHK新人演芸大賞を受賞した上に、先日は浅草演芸ホールでの、賞金3万円(笑)をかけた『激突!二ツ目バトル』でも優勝した鈴々舎馬るこが、さっそくその裏話。ここには書けないけれど、お疲れ様(笑)。 おっ、『動物園』に入ったなと思ったが、ここはトンデモ落語だ。まともに演るわけがない。男がぬいぐるみに入ったブラックライオンが大評判になると、男は増長してしまい、言葉遣いが乱暴になり、言いたいことを言いだす。なんかリアリティのある噺だなぁ。モデルでもいるのかも。 立川談之助は『2020東京五輪を成功させよう』と名付けた漫談。もちろん、素直な題名どおりの漫談ではありえないのは承知のこと。環境に優しいオリンピックやら、日本が金メダルを独占する方法など、皮肉でいっぱいのトンデモ・アイデアがいっぱい。もちろんインターネットには書けない。 快楽亭ブラックは、話題の映画『陽だまりの彼女』を「これは信じられないほどつまらない『元犬』だとバッサリと切ってから、宗教の話だとをして、贋作『あまちゃん』。とてもこれもインターネットには書けない。 仲入り後は、元気いいぞうのギター弾き語り。絶対に放送禁止な歌の数々。この過激な内容の歌は、もちろんインターネットには書けませーん。 「今日は真面目に古典落語を」と始めた瀧川鯉朝。おっ、『崇徳院』だと思った瞬間に、これは例の『崇徳院・別バージョン』だなと、ピンと来た。若旦那が惚れたのはきれいな女の人ではなく、きれいな男の人だったというホモセクシャル・バージョン。これもとても書けないわ。 危ないネタばかりのこの会。やはり客席は男性客がほとんど。怖いもの見たさではなく、危ないもの聴きたさに集まって来た男どもばかり。しょーがないなぁ。私も来たんだから人の事は言えないけれど。 11月4日記 静かなお喋り 11月3日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る |