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客席放浪記

トンデモ落語の会

2016年12月30日
浅草・木馬亭

 今年もトンデモで落語納め。しかし内容は、今回は特に危なくて、ほとんど書けそうにないな〜。

 開口一番の快楽亭ブラ坊からして、『正しい下着の売り方』ときた。男が簡単に金を稼げる方法はないかと考えたブラ坊くん。男区臭人なる、使用済みの男性下着をゲイの人用に売買するサイトを見つける。試しに四日間穿いたボクサーブリーフを出品してみると、すぐに売れたという体験談。使用済み下着の正しい送り方のレクチャーもあった・・・って、そんな知識どうするの!

 立川談之助は、マクラで立川流近況報告のあと、『六尺棒』だが、店の旦那と息子は、某落語家親子に置き換えられている。危ない危ない。

 快楽亭ブラックは落語はやらず、時事漫談。SMAP解散、カジノ法案、トランプなど、快楽亭ブラックならではの視点で語られる見方は、「なるほど」と思わされるものがある。もっとも、ここには書けない話題での発言、YouTubeにでも流れようものなら、「一緒にこの会に出ていた馬るこの、来年、真打昇進はなくなる!」。

 三遊亭白鳥は、師匠円丈の『悲しみは埼玉に向けて』のモノローグ手法で、ED薬をめぐる私的トーク噺。どこまでがノンフィンションかフィクションなのかは不明。男ならではの話。

 瀧川鯉朝は、昨夜の鯉昇一門納会騒ぎの顛末をマクラに、『抜け雀』ならぬ『抜き雀』。内容は書けませ〜ん。

 トリの鈴々舎馬るこは、『蝦蟇の油』ならぬ、『カマの油』。こちらもご想像にお任せします。

12月31日記

静かなお喋り 12月30日

静かなお喋り

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