東洋館スペシャル寄席 2015 vol.27 夏休み! 特別編 2015年8月31日 東洋館 青空一風・千風の漫才から。先月も観た山彦ネタから、『運動は筋肉の伸び縮み』という、同じ動作で違う動きネタ。 ポンちゃん人形は、いつものおばあちゃん人形を使った腹話術の前に、矢沢永吉の操り人形と、赤ちゃん人形相手のコント。 西ゆかりのマジック。一昨年の12月にここで観て以来。「にしおかすみこと丸被りだ」とは本人の弁だが、今回はあまりSMマジックらしくない。夏休みということもあって最前列は小学生が何人かいる。それを考慮したのかな。 太平洋の曲芸。シガーボックスから傘回し。傘回しは太神楽のものと比べるとスピーディだし、わざと足場を不安定にさせて難易度がさらに上がる。最後は、綱渡りのセットを組み立てて、綱の上でジャグリング。いつもながら凄いね、この人。 『ザ・ベストテン』の曲紹介の珍妙なコメント集のアナログタロウ。客層がバッチリ『ザ・ベストテン』世代だから、受ける受ける。 紙切りならぬ発砲スチロール切り漫談のハッポゥくん。音楽に合わせ足でリズムを取るのは、紙きりの芸人が身体を揺らしながら切るのと同じか。ミッキーマウス、アンパンマンと切って、お客さんのお題はフクロウ。木の枝にとまったフクロウと東京スカイツリー。 小杉まりもは20代のロングヘアーの女性。あるあるネタをやって、ネタのあとにハムスター体操をやってポーズを決める。まだ若いから学生ネタが多い。「ノートって、一ページ目だけ丁寧に書いちゃうよね。ハムスター体操、ハムスター体操」。カワイイね。 ミヤシタガクのひとりコント。葬式の席で参列者が大喜利をやるネタ。わかりやすいニュース解説『高齢化社会』は、なぜか高齢化社会の解説が、Luna Sea のペーシストのわかりやすい解説に変化してしまうというネタ。最後は『浅草フェスタ』という出演者欠場お知らせネタ。この人、面白い。R−1グランプリでも、いいところ行きそうだけれどなぁと思ったら、去年のR−1グランプリ、決勝まで行ったのね。 タブレット純は、今日が誕生日。客席からプレゼントよ持った人が、たくさんステージへ寄って行く。41歳になったそうだ。バカボンのパパと同い年。それを記念して『天才バカボン』のエンディングテーマを歌う。今日はなぜか歌手モード。『旅の夜風』『青い坂脈』『男はつらいよ』。 阿佐ヶ谷姉妹の音楽漫才。今日は『保険金』『親戚の食事会』。 瞬間メタル。以前の『男のコント』はやらず、今日は終始ヤクザ漫才、ヤクザコント。 コンビで組体操のようなことをやって、いろいろな物を表現するビックスモールン。鳩時計、大人、クワガタの標本、バスケットボール選手、サーファー、矢沢永吉、ターミネーター、イタリア料理、親父、鉄棒・・・。 ウエストランドの漫才。井口の前歯が二列になっているという驚きの発言から、客席に降りて口の中を見せて歩く。かなり気持ち悪い。なんだかそれが強烈過ぎて、あとの漫才が頭に入って来なかった。 鈴木奈都は、熟女あるあるネタ。和服を着た鈴木が派手な扇子を広げて歌い踊りながら、熟女あるあるを言う。「イケメンに近付いて行こうとしても、近くなったのはトイレだけ」。下ネタがほとんど(笑)。 三四郎の漫才。この人たち、先月も出てたけど内容は同じ。流行語大賞ネタから阿波踊りネタ。 ジグザクジギーのコント。『芝居の稽古』これは先月もやっていた。『贈る言葉』生徒ひとりひとりに担任が卒業に際して言葉を贈って行く。『椅子取りゲーム』この人たちの強力鉄板ネタ。 トリは、コント山口くんと竹田くん。旅館の泊り客(竹田)と番頭(山口)。竹田が酷い目にあう、いつものパターン。 9月1日記 静かなお喋り 8月31日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る |