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客席放浪記

我が家単独ライヴ Home Party 2015

2015年9月23日
赤坂 Red Theater

 我が家、なんと6年ぶりの単独ライヴだそうだ。

OPコント『転校生』
 転校生(杉山)を紹介する担任教師(坪倉)だが、さっそく客席まで巻き込んで、あだ名を募集する。

『真犯人』
 人質を楯に閉じこもる犯人(杉山)に呼びかける刑事(谷田部)。しかし同僚のもうひとりの刑事(坪倉)はその呼びかけの声に考え過ぎの解釈を入れて制止する。「ブタ箱に入れられたいのか?」「ブタとか言うんじゃない。犯人を刺激するだろ」。「ひとつ確認するが・・・」「角煮とか言うんじゃない」。果たして坪倉の考え過ぎなのか、谷田部が意識的に言っているのか? 真犯人はどちらだ。

『高校生クイズ王座決定戦』
 学校別対抗高校生クイズ大会決勝戦。杉山、谷田部コンビの高校、答えて正解するのはいつも谷田部。杉山はオーバーなガッツポーズを繰り返すだけの役割だったが・・・。

『藤田弘さん』
 藤岡弘を思わせる役者(坪倉)へのインタビュー。記者(谷田部)の口調も藤岡弘風の喋り方をするので、藤岡はバカにされているのかと勘ぐりだす。そこへ電話がかかってきて・・・。

『東京のお父さんとお母さん』
 地方から上京してきて大学を卒業、会社に就職した男(杉山)が食堂にやってくる。男は食堂の主人(坪倉)を東京のお父さんのように思い、おかみさんのことは東京のお母さんのように思っている。ところがこの夫婦、離婚することになってしまった。男のことを実の息子のように感じていた夫婦は、男をめぐって親権争いのようなものに発展してしまう。

漫才『夏の思い出』
 夏の思い出をテーマに漫才を始めた三人。ところが坪倉と谷田部に別人格が入り込む。

『天才中学生』
 天才ピアニストの中学生(杉山)。ドイツのコンクールに出場させようとするが、彼にはヘンな癖があった。

『かっこいいヤツ』
 映画撮影現場。役者(杉山)に監督(坪倉)は、かっこいい演技を要求するが、かっこつけてるのは監督と助監督(谷田部)だけ。

『僕らの記憶』
 イタリアから帰って来た坪倉。故郷で出迎える杉山。彼らにはもうひとり中学時代からの友達、谷田部がいた。しかし谷田部はある事故が元で昔の記憶をすっかり忘れていて、坪倉のことも思い出せないようなのだが・・・。コントというより、感動的なお芝居のよう。

 一本一本の合間が短く、ビデオなどで繋ごうとせずに、すぐに着替えて次のコントが始まる。そのメリハリのよさがいい。6年も単独ライヴをやらなかったとは思えない。次はもう少し間隔を置かずに見せてもらいたいなぁ。今日のネタとネタの間が短くスピーディだったように。

9月24日記

静かなお喋り 9月23日

静かなお喋り

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