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週末日記



2010年2月20日21日

20日

 病院でエコー検査。そのあと診察。「脂肪肝ですね。アルコールはひかえるように。それと高カロリー食にも気を付けてね」 「はい、先生」

 秋葉原で用を片付けてから昼食。以前から気になっていたカレーチェーン[CoCo一番屋]の、秋葉原まかないカレーを食べることにする。これは秋葉原店にしかないメニュー。680円。フライドチキンと茄子が入っている。カレーソースは秘密のブレンドだそうだ。食べてみると、なんだか懐かしい味がする。辛さはそんなでもない。なんなんだろうこれは。食べ終わって外に出て歩いていると、舌に残る味がある。「ははあ、きっとアレを入れているんだ」。うふふ、そうに違いない。ってひとりで納得してしまった。また高カロリー食を食べてしまった。先生、ごめんなさい。

 紀伊國屋ホールでRUN&GUN(ラン・アンド・ガン)の芝居『僕らのチカラで世界があと何回救えたか』のマチネを当日券で。RUN&GUNは吉本のイケメン四人組のパフォーマンス・グループ。本来ならそんなものに興味ないのだが、演出がグリングの青木豪。フットボールアワーの岩尾望、ナイロン100℃の藤田秀世が出ているので観てみようと思ったのだ。やや青臭い話だなあと思っているうちに、私の中学生時代を思い出して、「ああ、私もそうなっていたかもしれない」と思い返してしまった。終演15時30分。1時間半くらいの芝居。

 新宿バルト9で、18時からの『パレード』のチケットを買う。2時間以上先の開映だというのに、残席29。初日だから混むのか。紀伊國屋書店とタワーレコードで買い物。あっと言う間に時間が過ぎていく。

 伊勢丹の大北海道展に行き、ラーメンを食べることにする。札幌の[網取物語]という店が出店していた。メニューは網取味噌と、いわしとトマトのつけ麺の2種類。どうやら、他にもメニューはあるようなのだが、この2品に限定したらしい。つけ麺にするか味噌ラーメンにするか。並んでいる人たちはみんな味噌にしている。じゃ、私も味噌にするか。840円。まずはスープを一口。味噌ってスープの味がごまかせるって先日書いたけれど、ここのは手を抜いていない。麺は太いちぢれ麺。すごく主張している感じ。チャーシューがおいしい。そのチャーシューの上にはおろし生姜が乗っているのも面白い。味噌ラーメンにはお馴染みのひき肉も入っていてボリューム感がある。でも、これ高カロリー食だよねえ。先生、ごめんなさい。

 18時より『パレード』。いまどきっていう若者たちの物語。帰ってから夕刊を見て、この作品がベルリン映画祭の国際批評家連盟賞に選ばれたのを知る。ベルリンさんは、この映画を観ただろうか? 外国人はこの映画をどう観たのか? 2LDKのアパートに4人の男女が共同生活する話。それに男娼の若者が絡んでくる。日本の2LDKだから当然狭いのだが、実際より広く感じる。男二人が六畳の部屋、女二人がもうひとつの六畳の部屋。それに共同のリビング兼ダイニングでしょ。ひとりの空間ってものすごく狭いはず。窒息しそうだよ。それがこの映画では結構広く見える。そうとしか描きようがなかったんだろうけど。

 映画の中で飲んでいたビールがあまりにおいしそうだったので、コンビニに寄ってビールを買ってきて飲んでしまう。先生、ごめんなさい。

21日
 朝早くから翌日の仕込み。買い出しを午前中に済ませる。きょうは、両親の確定申告の医療費控除の計算をする予定なのだ。ところが、いざ領収書の束と電卓とノートパソコンを用意して作業を始めようとすると、まったくやる気にならない。

 お昼からWOWOWで『リバー・ランズ・スルー・イット』をやっていたので、ついつい観てしまう。観るのは2回目だけれど好きな映画だ。釣りをした経験は少ないのだが、おそらくやり始めれば夢中になってしまいそうな気がする。なるべく近づかないようにしているのだ。

 それでテレビを観るのをやめて作業に入ればいいのに、続いて放映していた『ハンコック』まで観続けてしまう。こちらは初めて。へえー、こんな展開になる映画だったんだ。ベルリンさんが詳しく分析しているので、興味のあるかたはどうぞ。

 観終わったら16時。しまった、何やってんだろう、オレ。というところで、いきなりの来客。お客さんが帰ったら、うわわ17時じゃん!

 気を取り直して机に向かう。やり始めて、去年前半の父の医療費の領収書がまるで見つからなくなっていることが判明。父の部屋へ行って探そうとしたが、父はもう眠っている。起こすのも悪いので、きょうはもう諦める。

 きのうはカロリーを取り過ぎたのを反省して、今夜はお客さんにいただいたイチゴにミルクをかけて食べる。それが夕食。早めに就寝。

2月22日記

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