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週末日記









2010年6月19日20日

19日
 午前中はパソコンの前。Fridgeはほぼ完成。明日アップする。

 午後になって買い物などを済ませたら、グッタリしてしまって何もやる気なし。溜まってしまったテレビ録画を観たり、本を読んだりして過ごす。

 夜、ワールドカップ、日本対オランダ戦を観て寝る。

20日
 父の納骨の日。このところ蒸し暑い日が続いているが、ギラギラ照りつける空模様でもなく一安心。タクシーで市ヶ谷のお寺に行き、納骨をする。帰宅して骨壷の無くなった父の部屋を眺めて、「ああ、いよいよ父はいなくなってしまったんだ」という感強し。近いうちにこの部屋は私の書斎にするつもりだが、まだまだ父の残した遺物が多い。まずはその片づけからしなくては。

 新橋演舞場の当日券売り場で六月喜劇特別公演夜の部のチケットを買う。藤山寛美没後二十年というサブタイトルが付いている。藤原直美の公演だ。運よく一階席の前から四列目が残っていた。下手の一番端だが花道も近いし、ここなら買いだ。

 開演まで時間があるので、はす向かいの[Cafe de Crie]で、マンゴーティーゼリーソルベージュ380円を飲みながら、まったりとした時間を過ごす。

 一本目の『大人の童話』はホロリとさせる人情もの。西郷輝彦が武骨な男の役をキッチリと演じている。二本目『丁稚の縁結び』は、ガラリと変わって藤山直美がやりたい放題。小島秀哉を相手に、いじるいじる。小島秀哉も負けじとアドリブ連発。ストーリーはどうってことないのに、このふたりの掛け合いで腹がよじれるほど笑った。

 新橋演舞場を出て、銀座シネパトスまで来たら、ちょうど『クロッシング』という映画が始まるところ。予備知識無しで入ったら、脱北者の父と子を描いた韓国映画。救いの無い結末に、辛い気持ちにさせられたが、この映画、幼い恋の物語という側面もあって、その結末もまた辛い。

6月22日記

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