直線上に配置

週末日記









2010年9月3日から5日

3日
 皮膚科に行って薬を貰おうとしたら、前回の血液検査の結果が良くなくて、もう一度検査をすると言われる。この結果が良くないと薬は出せないそうだ。ちょっと落ち込む。

 川柳つくしさんの落語会があるので夜も店を開ける。片付いたのが22時。なんとか『うぬぼれ刑事』に間に合う。うぬぼれの母親役が竹下景子とは適役。もっともこの回だけで、あとは出ないみたい。残念。

 なんだか疲れていて、『熱海の捜査官』を観ないで寝てしまう。

4日
 昨夜深夜放送の『笑・神・降・臨』は柳家喬太郎だったので録画しておいたのだが、なぜか放映時間が10分繰り下げになっていて、最後の10分が録れていなかった。落ち込む。

 朝食兼昼食に外に出る。うなぎの[梅田]の前まで来ると、先月は行列ができていたのに、あら、行列がない。ラッキーっと入店。1300円の松は売り切れだとのことで、その上の竹1800円のしら焼き丼にする。たまにここのしら焼き丼が猛烈に食べたくなる。しら焼きにワサビがよく合う。

 午後は店の二階の八畳に寝っ転がって読書。エアコンは入れず窓を開ける。北向きの部屋なので、いくらか涼しい。夏の午後はこういう過ごし方がよく似合う。途中でときどき水シャワー。アイスキャンデー、アイスミルクティーも午後の読書の友。

 築地本願寺ブディストホールで花歌マジックトラベラー公演『夏の夜の夢のよう〜朝が来る前に妖精を消せ〜』ソワレ。シェイクスピアの『夏の夜の夢』を大胆な解釈で脚色し直した芝居。若い役者さん中心の舞台で小宮孝泰、築出静夫のふたりの50男が善戦している。お笑いコンビの勝又が出ていて脈絡があまりなく、ネタのグズグズ10回クイズをやっているのが可笑しかった。

5日
 『シダの群れ』の初日はソワレのみ。初日に行ってみようと思ってチケットを取った。ただ気を付けないといけないのが開演時間。日曜は開演時間が早いものが多い。昼過ぎにコンビニ弁当を食べながらチケットを見返したら、開演が17時になっている。慌てて翌日の仕込みに取り掛かる。16時に終わらせて渋谷のシアター・コクーンへ。先日同じシアター・コクーンでの『広島に原爆を落とす日』へチケットを持たずに行ってしまった反省から、鞄の中身を何回もチェック。

 9500円のS席が取れなくて7500円のA席にしたのだが、なんと二階席の最後列。オペラグラスを持ち歩いていてよかった。シアター・コクーンでヤクザものというのは驚きだが、ストーリーは、よくありそうな組織の跡目相続を巡る静かな内部抗争劇。よくある話とはいいながら、やはり岩松了だけあって面白く観せる。それにしても阿部サダヲはいい役者だ。ラストシーンの彼の演技はいつまでも記憶に残るだろう。

9月7日記

このコーナーの表紙に戻る

トップ アイコンふりだしに戻る
直線上に配置