2010年11月26日から28日 26日(金) 近所にあった居酒屋[日本橋亭]が閉店してしまい、今月から[北海道はでっかい道]というチェーン店が代替わりして営業を開始した。北海道の珍味が比較的安く食べられる。「蟹が食べたーい」という気になって行ってきた。お通しが、400円で貝焼き4種類。安ーい! タラバ蟹を焼いて、ウニイクラ寿司を食べて大満足。また行こうーっと。 27日(土) 昨夜WOWOWで録画しておいた『ヘル・ドライブ』Hit And Runを観る。酔っぱらい運転で人を引き殺してしまったお姉ちゃん(当然胸でかい)、息絶え絶えの男が足を掴んだという恐怖感からゴルフのクラブで滅多打ち、死んだと思って森に埋めてしまう。ところがこの男、まだ生きていて彼女を襲いに来る。普通死んでるでしょ(笑)。B級ホラー。まあ楽しめましたけどね。 午後、北千住シアター1010で千住落語会。 まずは9階のレストラン[うまや]で、市川猿之助の楽屋めしをいただく。猿之助プロデュースの店なのね。エビフライ、鮭塩焼き、鶏の唐揚げ、厚焼き卵、たらこ、炒め物、刺身、豆腐など桶の中にオカズが盛りだくさん。食前酒の梅酒、フリードリンクまで付いて1300円は安いなあ。 『看板のピン』月亭方正 『たらちね』柳家喬太郎 『手水廻し』桂雀々 『浜野矩随』立川談四楼 『爆笑龍馬伝』三遊亭歌之介 『猿後家』月亭八方 柳家権太楼体調不良とのことで、歌之介が代演。 夜は今週も母を連れて浜町亭。中落ち、納豆の挟み焼き、もちの肉巻き天、鶏しゃぶきのこ鍋。混んでいてなかなかツマミが来ないので、生ビールを3杯も飲んでしまった。 『メンタリスト』11話、12話を観て寝る。11話は密室トリックあり! 28日(日) 朝食は母と[ジョナサン]。今日はモーニングカレーにしてみたが、食べ始めて少々後悔する。カレーってあっという間に食べ終わってしまうのだ。 新宿武蔵野館で『ドアーズ/まぽろしの世界』When You’re Strangeを観る。オリバー・ストーンの『ドアーズ』がどうも好きになれなかったのだが、こちらはドキュメンタリー。あのころの空気を伝えている。ジミ・ヘンドリックスもジャニス・ジョプリンもジム・モリソンも27歳で死んでいる。生き急いでいたとしか思えない。 エンド・クレジットのバックで『ロードハウス・ブルース』が流れる。もう20年も前ですか、Utamさんたちとこの曲を演ったっけ。えへへ。 映画館を出てタワー・レコードで、山下洋輔の『寿限無1&2』のCDを買う。1981年の作品。70年代のトリオ時代のものはどれも名作だと思うが、この80年代に入っての展開というのも私は好きで、これもレコードで何回も聴いていた。 山下洋輔トリオもドアーズもベースがいない。理由はまったく別だが、どちらもベースはいらないという方法論を持っていたのだ。 [航海屋]でチャーシュー麺。ここのは鶏ガラスープで、さっぱりした醤油味。最近はどこでも豚骨で、こういうのに会うとホッとする。800円。 夕方帰宅。翌日の仕込みをしてから、久しぶりに寝るまでずーっとCDを聴いて過ごす。買ってきたばかりの山下洋輔、山下洋輔トリオの『モントルー・アフター・グロー』(ほんとにこのころの山下トリオは面白い)、ドアーズの『ハートに火をつけて』。 改めて聴いてみるとドアーズは奇妙なバンドだった。ジョン・デンズモアのドラムスはジャズに近いし(映画のインタビューの中で彼は担当している楽器をパーカッションと言っている)、ロビー・クリーガーのギターはいわゆるロックというものでもないし、レイ・マンザレクのオルガンもロック界でこういう弾き方をする人は他にいないでしょ。 11月29日記 このコーナーの表紙に戻る |