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週末日記









2010年11月3日から5日

3日(金)
 母を病院の外来に連れて行く日。店を早めに閉めて母をタクシーに乗せて病院へ。今日も15時の予約だが、実際に診てもらえたのは15時50分。それでも先月よりはまし。

 店に戻って後片付けを終えたらば、19時。あり合わせの材料で鍋を作って、ビールを飲んだらばドッと疲れが出た。

 もう何もやる気になれず、NHK−BSで録ってもらった『ロック誕生 日本ロック40年』の1話と2話を観る。いきなりフラワー・トラベリン・バンドの映像から始まり、外道、四人囃子、はっぴいえんど、クリエイション、遠藤賢司らの70年代の映像が続く。ミッキー・カーチスがインタビューで言っているように、「昔のロックには“怒り”があった。今のロックはみんな優しい」 あのころはねえ、ロックを演奏する場所もなかったんだよ。公共施設は絶対にロックにはホールを貸さなかったからねえ。ロックが世間的に認められて、なんだかロック本来が持っていたものが影を潜めてしまったような気がする。

4日
 Utamさんから預かったWaya Da Gayaの写真をアップさせる準備。午前中でほぼメドが付いた。

 午後から新宿へ。新宿シネマートで『義兄弟 Secret Reunion』のチケットを買い、朝食兼昼食。初めて入る中華屋でランチを注文する。餃子も名物らしいので餃子も追加。そうしたらランチ自体がたいへんな量だ。野菜炒めに鶏の唐揚げ、それにコーンスープ、サラダ、杏仁豆腐に餃子は多かった。味はそう悪くないのだが、ご飯が軟らか過ぎ。ご飯というより粥に近い。どちらかというと硬めに炊いたご飯が好きということもあるが、これは明らかに軟らか過ぎだろう。ときどきこういう店にぶつかるが、水加減を間違えているとしか思えない。

 時間になったので新宿シネマートへ。15時15分開映と思い込んでいたのだが、実際は15時05分開映だった。15時10分に到着してみれば、もう本編が始まっていると言う。慌てて入ってみれば真っ暗。目が慣れるのを待って席に着く。

 『義兄弟』は面白い韓国映画だった。そしてラストが「へえー」という展開になる。北朝鮮と韓国の問題を孕んでいる作品だが、こういう終わり方をするとはねえ。

 帰宅して、デイサービスから帰ってきた母を連れて今週も近所の居酒屋へ。上の階は団体が入っているようだが、下は老人6人組と、欧米人2人組だけ。欧米人は静かに飲んでいる。6人組の老人は、一緒に会話しないで、二人ずつになってバラバラな会話をしている。そのうちに下の階は誰もいなくなってしまった。牡蠣鍋をとったので、〆は雑炊。私は昼に食べ過ぎてしまったので、雑炊までは食べられず。

 明日にしようと思ったが、Utamさんの写真、もうひと息なので、文字入力、リンクを付ける作業をしてアップさせてしまう。

 寝る前に『ロック誕生 日本ロック40年』の3話と4話。レコード製作のエンジニアは統合性のある音を編集したがっていたが、それだとロックの持つ醍醐味が出なかったという発言はわかる。ロックは本来ナマで楽しむものなんだろう。

5日
 母を連れてファミレスで朝食。私はきのうの昼食の量が多すぎたこともあってか食欲がない。パンと紅茶、オレンジシュースだけ。

 店の仕込みを終えて渋谷へ。シアター・コクーンで『黴菌』ソワレ。途中に休憩があるが正味3時間を超える長さであることを知る。座席に座ってみて嫌な予感がする。このところ狭い座席に座って観ていると、1時間ほど経過したあたりから左膝の内側が猛烈に痛みだすのだ。立っているのならまったく平気なのだが、足が動かせない状態で座っていると座っていられないほど痛みだす。

 芝居は結構面白かったのだが、やっぱり1時間経過したあたりから左膝が痛み始め、1時間35分経った一幕目が終盤にさしかかるころには芝居の内容など頭に入ってこないくらいに、ただただ痛みに耐えているという状態になってしまった。

 結局二幕目は諦めて帰宅することにする。どうやら関節炎にでもかかっしまったらしい。明日整形外科に行ってくることにしよう。酷くなければいいのだが。『黴菌』はおそらくWOWOWで放映されそうだし、まっ、いいか。

 スーパーでビールと、半額になっていた刺身を買って帰る。

12月7日記

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