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週末日記











2010年12月17日から19日

17日(金)
 介護認定の調査員が母の具合を見に来る。誰でもそうなのだそうだが、老人は介護認定の人の前では元気なところをアピールしてしまうらしい。母もその傾向があり、「いつもと違うじゃん」と突っ込みを入れたくなる。今度はどのくらい認めてもらえることやら。

 夜は『鯉橋の人形町落語会』のために営業。開けていると、ふいのお客さんが入ってきてくださる。ありがたいことだ。

 今夜は、『宿屋の仇討』と『だくだく』。下で聴いていると、鯉橋くんの声の通りがいい。また、噺もうまくなっていて、一段と腕を上げたようだ。

 終わって、後片付け。片付け終わったのは22時。もうすっかりくたびれ果てて、ベッドへ直行。

18日(土)
 午後から下北沢へ。[黒川食堂]でランチ。ここは以前は大手の定食屋チェーンが入っていたのだが、代替わりしたらしい。1000円のランチ。ハンバーグ、クリームコロッケ、豚肉と野菜の炒め物、豆腐のとろろかけ、全ておいしい。

 14時、[ザ・スズナリ]で、猫のホテル公演『イメチェン 服従するは我にあり』。田中角栄とおぼしき人物とそれを取り巻く人々を描いた芝居。役者たちがみんな上手い。

 地元に帰って、同業者組合の忘年会へ出席。いい話もないが、それでも大儲けしている店もあるという情報を聞くと、うらやましくなる。。洋食屋さんを借り切っての忘年会なので、出てくるのがサラダ、サンドイッチ、オードブル、ステーキ、ピラフといったもの。日本酒や焼酎を飲んでいる人が多いが、ここはやっぱりと、ビールだけで通す。

19日(日)
 一週間の疲れが出たのか、遅くまで寝ている。

 午後、中野へ。

 中野駅前のロータリーで、男性が私の顔を見て、懐かしそうに微笑み、「いやあ、何年ぶりだ?」と声をかけてくる。反射的に私もにっこりと微笑み返したが、誰だかわからない。すると「そんな服、着ちゃってぇ」なんて言う。私はもう何年もこんな服しか着たことが無い。やっぱり知らない人だと思い、その場を去る。

 あの人は何だったんだろう。私を誰かと勘違いしたのか、それとも頭がおかしいのか、それともこうやって話しかけるのがその人の手で、何か売りつけようという魂胆だったのか。うーん、わからん。

 [おれん家]でランチ。日替わりランチは、鶏の南蛮焼きとカキフライ650円。ここのランチは本当に安い。

 14時30分、[なかの芸能小劇場]にて、『古今亭今輔ひとり会 落語大将軍’10冬の陣』。

手紙無筆 明楽
サンタのせいじゃ! 今輔
旅行日記 今輔
交渉人MAX 今輔

 帰宅して翌日の仕込み、17時30分から20時30分。3時間かかった。

 コンビニへビールを買いに行く。レジの前に並んでいると、前のおじいさんがチョコレートのようなものとカードを差し出す。女性店員さん、「そんなんで買えるわけないでしょ! クレジットカードでもないし!」と追い返す。おじいさん「変だなあ、前にこのカードで買ったことがある。どこでだったかなあ」 どうやらどこかのポイントカードか診察券らしい。このおじいさん、頭がおかしいのか、それとも金が無くてこんなことをしているのか。

 帰って、前日の忘年会で残ったピラフの残りをお土産にしてきたので、それを使ってオムライスを作る。ビールとオムライスで夕食。

 今週末もこれでおしまい。なんだかわけわからん。おやすみなさーい。

12月20日記

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