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週末日記









2011年2月10日から13日

10日(木)

 デイサービスから帰ってきた母を連れて整形外科へ。明日から三連休とあって混んでいる。一時間待ち。

 明日は昔からの仲間と鍋を囲む予定を立てているのだが、どうやら雪になるらしい。雪の中、材料の買い出しに行くのは気が進まないので今夜のうちに買っておくことにする。自転車でスーパーを四ヶ所回って材料を揃える。材料によって、あそこのが安いとか、あそこのがいいとか、あそこしか売っていないという理由からこういうことになってしまった。

 全部揃ったら20時。ついでにスーパーで買った惣菜を食べて、風呂に入り、眠りに着く。

11日(金・建国記念の日)
 ときたま、いい歳をした男ばかりで、鍋を囲むという習慣ができてしまった。以前はどこかの店に行って飲んだり食べたりしていたのだが、高くつくのと、あまり長居ができないので、いつの間にか私のところに集まって鍋を作るようになった。

 今回は中華海鮮鍋。秘密の調味料を使う、余所ではめったに食べられない鍋だ。13時に下ごしらえをして、14時から始める。当初6人くらい集まる予定だったのに、実際に集まれたのは4人。これは材料が多すぎたかなと思ったが、意外に全部4人の胃袋の中へ。ワインも5本がカラになった。

 すっかり酔っ払ってしまい、そのまま早々と寝てしまう。

12日(土)
 昨夜、録画しておいた『R−1グランプリ』を観る。今年はまあ順当な結果だとは思うが、あまり面白いと思えるネタがなかった。ちょっとガッカリ。

 テアトル新宿で『冷たい熱帯魚』を観る。園子温監督の映画を観るのは初めて。なんか強烈な映画である。でんでんという役者、こういう役とは無縁だと思っていたが、いやー、凄いの一言。そして前半の抑えた演技から終盤に豹変する吹越満。エロスを感じる女優さんたち。とにかく、ふにゃふにゃした日本映画が多すぎる今、ひたすら毒を吐き続けるこの映画に夢中になってしまった。でもねえ、最後が後味悪いのよ。この映画、面白い。だけどまた観たいとは思わないかも。

 帰宅して、クリス・デュアーテの写真をアップさせるための作業。今回はUtamさんだけでなく、3人のカメラマンのものをアップさせるから、かなりの枚数になる。そのうちひとりは私なんだけどね。Utamさんのだけでも43枚。とりあえずUtamさんのものを半分まで処理して就寝。

13日(日)
 昨日に続いて新宿。[こちら丸得漁業部]でランチ。海鮮丼1300円だが、ご飯の上に刺身がどっきり乗っている他に、茶碗蒸やサラダなど副菜もどっさり。ご飯おかわり自由、セルフサービスのコーヒーまで付く。

 紀伊國屋ホールで『熱海殺人事件NEXTーくわえ煙草伝兵衛捜査日誌ー』を観る。つかこうへいは学生時代から観ている。しかも一番好きなのが『熱海殺人事件』。つかこうへいは昨年亡くなってしまったから、今回は別な人が演出。『熱海殺人事件』は観るたび変化している芝居だった。今回のはかなり初期のころのバージョンを基にしたらしい。そこに新しいものを足していった様子。山崎銀之丞は部長役だった。以前は犯人役だったのだが、この部長役も合っている。しかしねえー、彼一人なんだわ。あとの3人が、まるでつかこうへい芝居独特の口調になっていない。なんか違和感があるんだなあ。やっぱりつかこうへいはもう、この世にいないんだなあ。

 帰宅して翌日の仕込み。

 夜はUtamさんの分の写真を全て仕上げて就寝。

2月14日記

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