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週末日記







2011年3月25日から27日

25日(金)
 仕事を終え、病院へ母の見舞い。自転車で行くかタクシーにするか迷う。夜は雨が降るとの天気予報。でもまだ振り出していない。傘を持って徒歩で行ってみようと思う。この病院へは徒歩だと40分くらいかかった。でも歩くのって好きなんだよね。

 30分ほど話相手になってやり外に出たが雨は降っていない。もと来た道を歩いて帰宅。途中で小雨になる。

 夜は妹と[北海道はでっかい道]で毛ガニを食べる。母のこれからのことなどを相談。散財。

 早めに就寝。

26日(土)
 先週予定していた、店の物干しの撤去作業が朝から始まる。昼から観に行く予定でいた『柳家三三で北村薫』のチケットは、これでパー。私がいなくてもいいのだが、いろいろとやはり意見を訊かれるのだ。

 午後に入ってようやくメドがついたのだが、三三はもう始まっている。きょうも母を見舞いにいかなくてはならない。きょうは晴れているので自転車で行くことにした。自転車だとさすがに15分ほどで行くことができる。

 面会は14時から。時間があるので、病院近くの気になっていたレストラン[クインベル]に入ってランチにする。店構えも入りやすいし、中に入っても、客層は下町のおじさん、おばさん。でも料理はなかなか凝っているものを出すようだ。メカジキとカキ、茄子と木の子のピリ辛ケッパーソース900円を注文する。おいしい、おいしい。こういう店に出会えるとうれしくなる。

 14時に病院へ行くと、母はちょうどリハビリに行くところ。母を見送って30分ほどベッドの横の椅子に座ってウトウト。戻ってきた母と30分ほど話して帰宅。物干しの撤去作業は終わっていた。

 夜は、録画しておいたテレビ番組などを観て過ごす。CMを自粛しているらしく、公共広告機構のCMばかりが流れている。

27日(日)
 なんだか疲れを感じて遅くまで寝ている。

 赤坂RED THEATERでマチネ。自転車キンクリートSTORE『〆しめ』。連載小説の最終回のアイデアが思いつかないライトノベルズ作家のところにファンが押し掛けてくる。外はゾンビ化した人類でいっぱい。押し掛けたファンたちもゾンビに噛まれていて、いつゾンビに変身するかわからない。ファンたちは、連載小説の最終回を読めないと死ぬに死に切れないと作家を脅迫し、続きを書かせようとする。ある意味、スティーブン・キングの『ミザリー』と数あるゾンビ映画を一緒にしたようなもの。

 帰宅して、翌日の仕込み。

 夜寝ようとしたのだが、どうも今回の地震による福島原発のことを考えてしまうと眠れなくなる。私がここで、ああだこうだ思っていても仕方ないのだが。

 ついつい焼酎を飲む量が増えてしまう。

3月29日記

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