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週末日記


談志家元の真打認定書のようなもの


高田文夫祝辞


司会は立川左談次


ミッキー・カーチス祝辞


電撃ネットワーク・ギュウゾウ祝辞


かなりアブナイ自作アニメの活弁をやる坂本頼光


スラリ並んだ立川一門。しかし談志の姿は無い


志の輔、談春ツーショット


おめでとう、キウイ

2011年5月20日から22日

20日(金)
 仕事を終え、後片付け、排水溝の掃除の後、自転車で築地へ。父の相続の手続きは全て終わったと思っていたのに、不動産の登記の変更がまだだから、書類を揃えてくれと税理士から連絡があり、きょうは不動産の評価証明書を取りに行くことになったのだ。

 その足で今度は母の見舞い。夕食の補助をしてから帰宅。

 母の入院ももう二ヶ月になる。今週に入ってから看護師さんから、来月には退院だと知らされた。しかし、まだ歩くことはおろか立ち上がることもできない。「病院はあくまで治療を目的としたところです。うちはリハビリ病院ではありません」と言われてしまうと返す言葉が無い。

 帰宅する途中で母のケア・マネージャーさんから電話が入る。店の近くにいるとのことで急いで帰宅し、母のこれからのことを相談する。一時間ほど相談に乗ってもらい、介護付有料老人ホームへの入居も視野に入れることにする。

21日(土)
 起床して、洗濯と掃除。天気がよいのでベランダに干す。

 午後から自転車で母の見舞い。母に、退院したら老人ホームに入らないかと持ちかけると、「うん、それがいい」と言ってくれる。

 今夜は立川キウイの真打昇進披露パーティー。久しぶりにスーツを着て出かける。会場は東京會館。祝儀袋にお金を入れて渡すのではなく2万円の会費制。

 入口でキウイと立川流の噺家がお出迎え。私のテーブルはカードを渡されたが薊だという。読めねえー。係の人に訊いたら[あざみ]というんだそうだ。勉強になりました。

 着席して待っていると、注がれたスパークリング・ワインで乾杯となる。パーティは、ビュッフェ形式。こちらから取りに行かないと何も食べられない。オードブル、寿司、カレーライス、グラタン、ローストビーフなど、節操なく取りに行き、飲み物はテーブルに置かれたいた赤ワインをいただく。

 余興はカントリー・ウエスタン・バンドに、坂本頼光のアニメ活弁。来賓の挨拶。いい気持ちで酔っぱらって帰宅。

22日(日)
 厨房のそば釜の下のガス菅が腐食してガス漏れを起こしていることが判明したので、朝から東京ガス職員とそば釜屋が来て作業。開店以来だから、もう35年以上前のもの。やむを得ないか。

 作業は正午に終わる。ケア・マネージャーさんに渡された老人ホームの紹介組織[みんかい]のパンフレットを見て電話を入れる。直接事務所に行った方が話が早そうなので、さっそく出かける。

 池袋の事務所で説明を聞いたあと、母に向いていそうな老人ホームをいくつか紹介してくれる。中でもうちから歩いていける距離にある施設に魅力を感じる。先方に問い合わせてもらうと、現在、空いている部屋があるとのこと。さっそくこれから見学させてもらうことにして、外へ。さっきまで晴れて暑い陽気だったのがどしゃぶり。

 水天宮前で降りて、教えられた老人ホームへ向かう。周りはビルばっかりだし、ちょっと見るとここが老人ホームとは思えないビルが老人ホームなのにびっくり。施設内を案内してもらったら、なかなか充実した設備。しかもここなら毎日でも母に会いに来られる。ここに決める決心をする。中でも角部屋で北東と南東に窓がある奥まった位置にある部屋が気に入り、さっそく仮契約をする。

 どうも私は自分でも不思議だと思うのだが、こういう大きな買い物は迷わず即決してしまう。今私が住んでいるマンションも売り出しをやっている案内所に行ってその場で決めてしまった。それでいて、今日の昼飯はカレーにしようかラーメンにしようかで何十分も迷った末に時間が無くなり、回転寿司屋で慌ただしくなんてことが多い。

 夕方より明日の仕込み。

 疲れたー!

5月25日記

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