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週末日記











2011年10月7日から10日

7日(金)

 店を臨時休業にして、病院へ検査結果を聞きに行く。早めに家を出て[Royal Host]でオムレツセット、787円。朝からオムレツのあるファミレスって少ないんだよねえ。

 予約時間を一時間半経過したところで呼び出される。内心覚悟はしていたのだが、ほぼ最悪の結果。こうなったら手術するしかなさそうだ。来週また二回来院して検査を受けることになる。そして最終結論が出される。

 ランチはここでと目をつけていた店の前を素通りして帰途につく。食欲が無くなってしまった。

 帰宅してインターネットで闘病生活した人の記録を読んでみると二ヶ月間〜三ヶ月は入院している。となると、この先どうするか、いろいろと考えが広がっていく。

 夕方、母のところに顔を出し、近いうちに入院することになる旨を伝える。となると、母のところにも長く顔を出せないことになる。

 夜、妹と和食の店で、これからのことを話し合う。基本的なことで意見は一致し、あとはなるようにしかならないという結論になる。

 なかなか寝付けなかった。それでも明け方近くに眠りにつく。

8日(土)
 昼近くに目を覚まし、Utamさんの写真をアップさせる下準備作業。前回は写真データの入ったCD−Rのビューワーが開かずに、取り込むのに時間がかかってしまったのだが、今回のはCD−Rはちゃんと作動してくれて、取り込み一発完了。これだと楽だ。

 コーヒーとサンドイッチをブランチにして作業を続け、14時にはほぼメドがたったので机から離れて、入浴。夏の間はシャワーだけで済ませていたから、久しぶりの入浴だ。やはり気持ちいいなあ。

 15時を回ってから家を出る。築地へ出て、そこから月島まで歩く。

 私は小学校の3年から6年までの4年間、全寮制の施設で生活していたのだが、そのときの仲間が、突然に連絡をしてきて、久しぶりに会おうじゃないかということになったのだ。

 HくんとOさんとは高校を卒業したばかりのころに会ったのが最後。Kさんは、それこそ小学校卒業以来の再会だった。話すうちに、「なあーんだ、みんな昔とかわってないんじゃないか」とすぐに打ち解けた。あれからの人生を聞いていると、三人共、実に波乱万丈な人生を送っているのにびっくり。これはひとりひとり、小説になるんではないかと思えてくる。それに引き換え、私の人生はどちらかというと平凡だよなあ。

 会った場所は勝どきビュータワーの中にある、[おたべ鮨]。刺身、焼魚、天ぷら、茶碗蒸し、握り寿司と、いっぱい。

 そのあとも[サイゼリア]に場所を移して、様ざまな話が途切れず。

 「今度は、もっと大勢で集まろうよ」と約束して別れる。でも、その前に、私は入院ってことになるんだろうなあ。

 帰宅しても、目が冴えて眠れそうにないので、Utamさんの写真のアップ作業を一気に片付けてしまうことにする。スイスイと進んで終わり、ベッドに入るも眠れない。明け方近く、カップ麺を作って食べたら、急に睡魔が襲ってくる。

9日(日)
 昼近くまで寝ている。下北沢へ出る。[松屋]で牛めしがブランチ。

 駅前劇場で、ゴジゲン『極めてやわらかい道』マチネ。この劇団の芝居は初めてだが、動物電気の辻修、猫のホテルの村上航らが出ているのでチケットを取った。極道の話と見当をつけていたのだが、内容はピンサロの女をアイドルのようにストーカーする四人の男と、借金取りの男の話。ピンサロの女に直接会いに行こうとせずにストーカーするというのがよくわからない。それでも女性を神聖化する男というのが、まったくわからなくはないのだが。辻修の最後の台詞が印象的。

 夕方、また母のところへ。元気そう。

 午前を回ったころ、ようやく眠りに着く。

10日(月・体育の日)
 8時起床。洗濯、掃除。

 新宿へ出て、回転寿司で慌ただしく昼食を摂り、新宿武蔵野館で、ジョニー・トー制作の『アクシデント』を観る。批評でよくコッポラの『カンバセーション 盗聴』を持ちだされているようだが、主人公が何が何だかわからなくなる狂気の世界に入ってしまうという展開は、確かに似ているかもしれない。

 終わって外に出て、衝動的に[ロッテリア]で、燃焼力シェーキ280円を買ってしまう。しいていえばブドウの味か。でもやっぱりシェークってジャンクフードなんだから、不健康そうで甘いのがいいなと、買ってしまってから思う。

 帰宅して、翌日の仕込み。

 週が明けると検査が二回待っている。なんだか寝付けないと思っているうちに浅い眠りが訪れ朝まで。

10月11日記

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