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蕎麦湯ぶれいく

駅からハイキング
水の郷潮来
〜あやめまつりハイキング〜


2018年6月13日

 JR潮来駅の観光案内所で、駅からハイキングの手続きをして、コースマップと記念の缶バッチ、それに中継地点の[道の駅いたこ]で貰える、どらやき「虹どら」の引換券を受け取る。

 このコースはほぼ北利根川を結ぶ水路沿いを行き、道の駅まで行って反対側を引き返してくるというルート。
 潮来駅を出て潮音橋を渡り、回り込むようにして、今度は天王橋を渡ると、左に水路を見ながら水路を遡っていくことになる。右手は一面の水田地帯。田植えが終わって青々とした田圃がどこまでも広がっている感じがする。そうか、ここは水郷。米の産地というわけだ。
 コースにはところどころ道案内が貼られていて迷うことはなかった。途中で水路を離れて進むところもあり、そんなところでもいちいちコースマップを見る必要が無いのが助かる。
 車のあまり通らない農道を通り、途中交通量も多い国道なども抜け、やがて折り返し地点の[道の駅いたこ]に到着。ここは大きな道の駅だ。駐車場も広く、ちょっとした高速道路のサービスエリアを思わせる作り。
 売店の土産物を見て歩くと、やはり米を使ったものが多い。それと川魚の佃煮。茨城全域に広げた名産品となると、メロン、納豆、それにサツマイモも名産で、干し芋なんかも売られている。
 「虹どら」の引換券で「虹どら」をひとつゲット。これは家に帰って仏前にお供えしてからいただこう。
 「虹どら」と一緒に、あやめまつり会場である[水郷潮来あやめ園]で乗れる、手漕ぎの「ろ舟」の乗船割引券をいただいた。
 喉が渇いたこともあり休憩。自販機で牛乳を売っていて、コーヒー牛乳もあったのでコーヒー牛乳にする。コーヒー牛乳を飲むのも久しぶりだ。甘〜い。

 元気が出たので今度は復路。水路の反対側を歩いて行くルート。
 行きは曇っていたが、いつの間にか日が照ってきて汗ばむほど。上を見上げると青空が見える。
 水路で釣りをしている人の姿も見かける。
 都会では見ることのできない広い空の下を歩くのは気持ちがよかった。

 コースは終盤に差し掛かってきた。
 潮来の酒蔵[愛友酒造]で酒蔵見学。あやめまつり中は樽酒が飲み放題だというので、小さなカップにちょこっとだけ飲ませてもらった。う〜ん、これはいい酒だ。ほかにもいろいろあるので試飲してくださいと言われたが、なにせ駅からハイキングの途中。そんな飲んでしまっては歩くのが嫌になってしまう。実のところ[道の駅いたこ]にも[愛友酒造]は出店していて、盛んに試飲を勧められたが頑なに断ってきたのだ。
 せっかくおいしい日本酒を飲ませてもらったので、なにか一つ買いたい。しかしそのためにまた試飲していては酔いが回ってしまう。今飲んだ樽酒はおいしかったし、その場で瓶詰めしてくれると言うので、一本買い求めることにした。

 さらに歩いて[長勝寺]。この寺は大きい。山門もすばらしいし、茅葺の仏殿もなかなか見られないものだろう。

 そしていよいよ[水郷潮来あやめ園に到着。ここは今まで歩いてきた水路のゴールということになる。水路にはたくさんの手漕ぎ舟や動力付き舟が出ている。
 そして一面に植えられたあやめが見事。園内は人でいっぱいだったが、週末はもっと混雑するのだろう。
 園内は『潮来笠』や『潮来花嫁さん』がひっきりなしに流されている。潮来の伊太郎の像もあった。

 せっかく「ろ舟」の割引券を貰ったので、「ろ舟」に乗ることにした。さぞや混雑していて待たされるかと思ったら、ほとんど待ち時間なしで乗れた。ゆらりゆらゆら。船頭さんの解説を聞き流しながら、疲れた足を休めて、30分間揺られ続けていた。

6月15日記


見渡しす限りの水田。そして鉄塔


田圃のそばにもあやめ


折り返し地点[道の駅いたこ]


コーヒー牛乳って、そんなに甘かったっけ


水路を左に見ながらの復路


空が広い


白壁の道。ここは酒蔵


愛友酒造。いい米の採れるところはいい酒もある


長勝寺


山門


仏殿


水郷潮来あやめ園


園内はあやめでいっぱい


潮来の伊太郎像。架空の人物だよね


船頭さん、舟ぇ〜、上手にやっておくれ


静かなお喋り 6月13日

静かなお喋り

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