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蕎麦湯ぶれいく

摩耶の滝

2016年10月13日

 昨日、四万川ダムへ行くときにも渡ったひなたみ橋を通り、昨日とは逆の左に曲がる。こちらは日向見地区と言われる四万温泉でも最も奥まった場所。それでもけっこう大きな宿がいくつもある。そこから坂を登って行くと広い自動車道に出た。これを渡ったところが、摩耶の滝へ向かう歩道の入口。

 歩き出してすぐに熊出没注意の立札。熊ベルを持ってきてないが、道のところどころに熊よけの鐘が設置されているので、それを叩いて先に進む。熊よけの鐘はかなり大きな音がするので、叩いた方がびっくりしてしまうほど。入口から摩耶の滝までは1.3km。アップダウンもそれほどなく、快適な道。ただ最後のところは急な坂を下ることになる。慎重に足を踏ん張って下りる。だんだん滝の音が大きくなったところで摩耶の滝に出た。落差20mほどの激しく流れ落ちる滝。さすがにきれいだが、滝って一分間と見ないうちに飽きる。あ〜あ、これだけのために山道を登って来たのかと思うと少々虚しい。

 温泉街に引き返して来たらお昼過ぎになっていた。もうこの時間からあまり遠くへは行けないので付近散策。温泉街の商店は木曜定休が多いらしくて、ほとんど閉まっている。

 ぶらぶら歩いていると、焼きまんじゅうの店発見。焼きまんじゅうを食べるのは初めて。てっきりアンコの入ったおまんじゅうを火にかけて焼いたものだと思っていたら、そうじゃないんだね。薄く小さな何も入っていない蒸したまんじゅうを串に刺して味噌だれを付けて焼く、上州名物のスナック。これはおいしいなぁ。これが昼飯替わりになってしまった。

 四万川を下りながら、ときどき川をのぞき込む。四万川の水は驚くほどきれいだ。よ〜く見ると魚が泳いでいるのが見える。その割に昨日から釣り人の姿を一人も見ない。今は禁漁時期になっているのだろうか。だとしたらマナーも徹底している。

 高速バスの発車時刻が近づいてきたのでバス発着所に戻る。運転手は昨日の行きのバスの人と同じ人。シフト制になっているのだろうけど、毎日一往復しているらしい。

 昨日来た道を逆に戻る。国道353号線を南下。今日は昨日よりも曇っていて遠くの山々もよく見えない。渋川の駅近くで見えた榛名山の姿も雲のなか。

 関越道に乗って東京へ。途中、高坂サービスエリアでトイレ休憩。行きは20分の休憩だったが、帰りはこの先渋滞のランプが点いていたこともあって15分。買い物をしている時間はないので、トイレへ寄って、タリーズコーヒーが出店していたのでコーヒーを買ってバスに戻る。

 結局、渋滞もたいしたことなく、到着予定時間17時15分のところ、17時ちょうどに東京駅八重洲口到着。バス旅行っていいものだ。四万温泉、またいつか行ってみたい。

10月15日記





















静かなお喋り 10月13日

静かなお喋り

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