街のCD屋さんMightyのコラム 合言葉は”音楽が好きだから…”
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VOL.26 12/16/2001
CDショップは、薬局に似ている?
〜カウンセリング承ります(無料)〜

長年のお付き合いで相互に信頼関係が出来たお客様達の”ある特徴的買い方”を紹介させていただきます。
そのお客達は”くたくた”な様子で店に入ってきて、いきなり”ええCD無い?”(良く効く薬ないですか?)と、お尋ねになります。

私は、そのお客様の表情・顔色から”症状の重さ”を推察します。そして、問診により”どこが痛むのか?”(今日は、どんなジャンルをご所望なのか)を聞き出します。そして、当店の推薦盤特効薬)をあれこれ聴いてもらいます(処方致します)。

そうすると、見る見るうちにお客様の顔色が戻り、背筋もピーンと立ってきます。そして、気に入っていただいたCD(お薬)を処方箋(この薬の効用&使用方法の講釈)を添えてお渡しします。(お買い上げ

そして、最後に笑顔で店を後にされますが…しかし、1〜2週間ほどすると今度はよりいっそう”くたくた”なお姿になって来店され”兄ちゃん、次のCDもっと効く薬頂戴な”と必ず言って来られます。そこで、お客様の体調を観てCDのマニアック度(薬のキツサ)を調節しながらCD(お薬)をお薦め(処方)するようにいたしております。

時には、お客様の体調の良い時を見計らって西洋薬洋楽)や漢方薬邦楽)を取り混ぜてお薦め(処方)してみたりもいたします。そのうちにお客様に中毒症状(ノンジャンル症候群)が表れる事がありますが、この中毒はとくに悪性のものではなくとても気持ちのイイものですので、ご心配は無用です。

しかし、人生捨て身で生きておられる方(=明日の事は考えずに今日一日真剣に生きている方)に禁断症状(耳的不感症=拒音症)が現れることがあります。この症状は、普通のCD(大衆薬)では、もう刺激を味わえなくなってしまう重い症状(みんな同じ音楽に聞こえてしまう)です。

この場合は、当店秘蔵の変態・解放系CD劇薬)を使用せざるを得ません。

当店で何回かカウンターを挟んでカウンセリングをお受けになられたお方ならお気づきかと思いますが、カウンター後ろ(店長の右肩越し)に”風変わりなCD”が目に付くと思います。

最初は”何でこんな変なCDが、目立つ場所に飾ってあるねん?売れ残りか・・・?
しかし、何回か訪店しているうちに、暫く無くなっていたり、暫くするとまた飾ってあったりする・・・
ひょっとして売れてのんとちゃうか???”と思うようになり
でも、店長はこのCDについて何もしゃべらない…どうしてだろう???
なにか、秘密があるCDなのか・・・?、いや絶対なにか秘密があるに違いない…”そう思い悩むようになりそしてある日、意を決して

”店長このCD…なんですの?”と尋ねてくるのです。
※拒音症の方は、藁にもすがる思いですので、その時既に手にお金(CD代金)を握っているはずです。

実は、このCDは店長からお客様(患者)対して決して”すすんで”は、お薦めしてはならないCD(劇薬)なのです。

なでならば、拒音症の方がこのCDを”自らの力で発見し・悩み・購入決断”する…この思考プロセスが治療そのものなのです。すなわち、お客様が本来お持ちの”自分の音楽を探す”能力を自らの力でもう一度引き出す(自助作用)”事が大事なのです。

《以下(写真有)のCDの説明書きです》
効用■拒音症の緩和(非ピロリン系)
用量・用法■一日一回・月一枚、リピート再生又は自動車運転中のご使用はご遠慮下さい
注意■お子様や奥様に見つからない場所に保管してください
   ■ご使用の際は、店頭での講釈をよく思い出して、正しくご使用下さいませ
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上がミック宮川の『ヤング伝説』
マイティのカウンターに対面すれば
いやでも目に入る
fm大阪の若宮テイ子譲が”宇宙人”を
かけると、必ず1〜2人は、
…今、かかってた曲ありますか?…と
電話がかかってくる(助けを求めてくる)
※2005年5月現在、絶版となっております
現在は、違うCD(劇薬)が飾ってあります?!


下が最近見つけた”劇薬”
穴奴隷『プッシー・カニバル・ホロコースト』
”ムンムン”とする臭いがきつ過ぎるので
店頭には、飾れない。

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