街のCD屋さんMightyのコラム 合言葉は”音楽が好きだから…”
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VOL.28 12/30/2001
2001年音楽界総括 ※Mighty総研リポート
〜音楽産業に未来はあるのか〜

今年も、どうやら皆様のおかげで無事に年を越せそうです。感謝m(__)m

今回は初めての総研リポートと言う事で2001年と言うよりここ2〜3年の総括をさせていただきたいと思います。※ちょっと言いにくい事を言わせていただきます

”最近ええ音楽(特に邦楽新人)が少ないな〜”とおっしゃられるお客様が多々おられます。私自身もオリジナルな個性を持った新人の台頭がめっきり少なくなったと感じてます。

3年前まではアイコ・椎名林檎・宇多田ヒカル・倉木麻衣・ポルノグラフィティなど、まだ多くの有望新人達が登場していたのですが、昨年(2000年)から今年にかけては、鬼束ちひろ・矢井田瞳ぐらいで次代を背負うアーティストがあまり育ってきていません。ラブサケデリコや花花のようにブレイクしても翌年まで持たないアーティストも多々あります。しかし、これは”たまたま”ではなく必然性があったのです。

この兆候の原因は、”MDの普及と反比例”しているように思えます。確かに、MDの録音操作性は素晴らしいのですが反面、楽曲やアーティストを短期間の内に多くの人が味わい消化してしまう音楽使い捨て時代を招聘してしまう結果となってしまいました。そして、2001年はCD-Rの普及によってCDが大量に複製される現実に、アーティスト・レコード会社・CDショップは対面することになりました。

ある音楽的才能のある若者が音楽アーティストとして身をたてたいと願い発起します。その才能ある若者を見つけ出し多額のコストをかけて育て・CDを作成し、その音楽の素晴らしさを広告宣伝して全国にそのアーティストの知名度を上げる。その結果CDが売れ、レコード会社も利益を得、アーティストも音楽で生計を立てることができる・・・これが、数年前のレコード界のしくみでした。

しかしながら、最近はアーティストを発掘・CD化(投資)しても良い楽曲であればあるほどを大量のコピー・複製の憂き目にあってしまいコストに見合うリターンがない…それでは、レコード会社のやる気はもう起こりません。 アーティストにしても、身を削って良い楽曲を作ってもそれに見合う収入がない・生計がたたない…これでは、音楽的才能のある方でも職業としての音楽界に魅力を感じる事が出来ません

2〜3年前までににレコード会社から莫大な広告宣伝費をかけてもらい既に全国的な知名度を持っているアーティストは良いが、これ以後デビューする新人が商業的に成功する環境は少なくなりつつあります。しかし、新人が出てきて健全な新陳代謝がおこなわれなければこの業界の発展・将来は望めません。

この結果2001年に、コロンビアと徳間音工の2社が他社に身売り、新人達のプロデビューの環境悪化や職業としての音楽アーティストの魅力の半減などが”最近ええ音楽が少ないな〜”と言うお客様の嘆きとして表に現れてきているのだと思います。

※将来的には、全国区なビッグ・アーティストの登場は無くなり、ローカルなアマチュア・アーティストが趣味で粗悪な音楽をネットで無料配信してしまうような寂しい世界になってしまうことに成りはしないでしょうか?

諸兄・諸姉が生涯の趣味とする音楽にとってシングル1000円、アルバム3000円出費は高いでしょうか?それとも安いでしょうか?我々音楽人にとってのこの趣味はワンコインで買えるようなチープな趣味ではないはず!

一生をかけても追い続けられる高尚な趣味としての”音楽”を永遠に残すためにもこれからも諸兄・諸姉方の
音楽”への投資をお薦めいたします。
Mighty総研投資担当アドバイザー:ミッシェル川西
※言いにくい事を言ってしまいました。スミマセンm(__)m

”年越しCD”の販売は31日午後7時迄です。 良いお年を…
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マイティの正月は12月26日から始まる

※12月25日迄の純西洋風のデコレーションから
純和風の飾り付けに一夜にして節操もなく大変身
今年は特にコテコテ派手派手

360度どこを見ても”おめでたい&福福しい”

子供の頃楽しかった
お正月の雰囲気を
今の子供達にも
味わってもらいたい
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