街のCD屋さんMightyのコラム 合言葉は”音楽が好きだから…”
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VOL.43 4/14/2002
再販制度(※同じCDが全国同じ価格)維持の
本当の意味
〜アメリカの約3倍て…何が?〜

2001年3月、公正取引委員会10年来の懸案であった”再販制度の見直し”に結論が出た。全国の公聴会の結果も踏まえて”再販制度の維持・継続”が発表された。

もし、再販制度が撤廃されていたらどうなったであろうか?…定価が無くなり値付けが店側の自由となり、お店間の競争激化でCDの価格が安くなる…確かに価格が下がるのは一般消費者にとってはメリットではある。しかし、真の音楽ファンにとってはそれの何倍にも匹敵する重大なデメリットも生ずる事にもなるのです。

皆さんは、ご存知でしょうか?再販制度がないアメリカでは、人口が日本の約2倍もあるのにCDの発売種類が”日本の3分の1”しか発売されていません。つまり娯楽性の高い売れるCDしか発売できないからです。

それは、なぜか?再販制度が無いと言う事は、廃盤制度(※ある期間が過ぎて売れ残った商品は仕入れた価格でメーカーが返品を取ってくれる)もない。つまり、店側の完全買取になるのです(※現に輸入盤は完全買取)。買取りとなれば店側は必ず売れる商品しか仕入れません。人口の少ない地方にある店では、さらに品揃えが少なくなってしまうでしょう。そして店が仕入れてくれそうもない商品はメーカーも作らなくなってしまします。

もし、再販が撤廃されたら単純に計算して(アメリカとの比較)発売点数が現在の約6分の1に減ってしまう可能性があります(娯楽性の高いCDしか発売されなくなる)。芸術性の高いCDや資料性の高いCDは発売されない事になります。
※再販制度を、守る事によって多くの作家・実演者に幅広いチャンスが与えられ次世代を担う新しい才能・文化が育まれれているのです

ヒット曲だけが音楽じゃない!”モンゴルの民謡”を聴きたい人もいるだろうし、”全国の名刹の梵鐘の音”を聴きたい人もいるだようし、”合唱コンクールの課題曲”を聴きたい人もいるだろう…芸術は”人それぞれ”が当たりまえ

CDが安く買える環境を選ぶよりも
沢山の種類から選べ、どんな僻地に
いようとも都会で住んでいる人と同じ
価格で買える環境を守るほうが
真の音楽ファンにとっては重要では
ないでしょうか?

※決してCDは高くない。20年前と同じ価格だし、洋楽にいたっては2割〜3割安くなっている

《以下は、世界音楽ソフト生産のデータです》
世界人口は、現在62億人
そのうち、アメリカの人口は2億8000万人、日本の人口は1億2600万人、
(ちなみに中国人は12億9000万人・世界の5人に1人は中国人)
日・米・英は同じく年間一人当たり6000円を音楽ソフト購入に当てている
日・米・英・独・仏、この5カ国(世界人口の12%)で世界音楽ソフト生産の
73%のシェアーがあります
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GW&新緑の頃”の
ディスプレイ

今年は、10年ぶりに
阪神タイガース
スペシャル・ディスプレイ

復活するかも
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