街のCD屋さんMightyのコラム 合言葉は”音楽が好きだから…”
TOP BACKNUMBER
VOL.52 9/29/2002
”コピー防止CD”と
”レンタル許諾”の矛盾
〜座して音楽産業の終焉を待つか
それとも、再生への楔(くさび)を今、打つか〜

最近avex社、東芝社、ワーナー・ミュージック・ジャパン社などがコピー・コントロール(防止)CDを出している。その理由は、パソコンなどでCD-RやCD-RWに複製されて売上が落ちているから…との説明である。つまり”複製しないで買ってほしい”と言っているのである。

一方、上記3社を含むメジャー・メーカー全社がCDレンタルに商品を供給(レンタル許諾)している…これに矛盾は無いのだろうか?セルからも利益を得、レンタルからも利益を吸い上げようとするポリシー無き醜いエコノミック・アニマルそのものではなかろうか?

コラム#50で現在の音楽業界の衰退は、”不正コピーや不景気のせいもあるが、最大の要因はメジャーメーカーが良い音楽を供給出来ないからだ!”と書いたが、レコードメーカーの立場にたって発言すると多大なコストをかけて新人育成や良い楽曲作っても良ければ良いほど不正コピーが行なわれ、努力に対するリターン(対価)が見込めない=製作者の創作意欲が削がれる…それなら、ベスト盤・カバー曲・トリビュート盤・コンピレーション盤など”低コストのやっつけ仕事”でその場をしのいでしまおう…てなことになっるのではないでしょうか

レコード産業の衰退(良い新譜が供給されない状況)によって一番困るのは誰か…レコード店(廃業)か、レコードメーカー(倒産)なのか…いや、本当に困るのは、音楽を心から愛し、生涯の趣味として大事にしておられる良心的なエンドユーザー様(私個人を含)ではなかろうか?

ここ、この状況いたった最初のボタンの掛け違いは、音楽ソフトのレンタルを合法化したことによる。レコードメーカー各社は10年後の今の状況を予想できす、目先のお金に目がくらんで本来目の仇にしなければならないCDレンタルを認めた。
※くわしい経過はコラム#41をご覧下さいませ

コピーされる事が前提のレンタルに商品を長年供給し利益を得ておき、いまさら”CDをコピーするな”とは全く理屈に合わないエゴではないか!

ここに音楽を愛する者の一人として
音楽産業再生への提言をいたします
その提言とは単純明快、法律を改正するとともなくすぐさま実施できるたった一つの決断(処理)です

現在、日本では音楽ソフトレンタルは法律で認めらている。
そして、レコードメーカーにも1年間のレンタル許諾権が認めらている。
すなわち法律で守られている許諾権を目いっぱい使って1年間のレンタル禁止にすればいい
※洋楽は以前から海外各社がレンタルを認めてないので1年間のレンタル禁止になっている

そうすれは,お客様は買って下さるし、音楽関係者もリターンがあるので良いものを創造する努力をする…《好循環が生まれる》
※インディーズなのでレンタル許諾してないモンゴル800のアルバム『メッセージ』は231万(9/23付)も売れてます

いい楽曲が創れなくては、レコードメーカー、レコード店の未来も無いが、CDレンタル店も早晩無くなってしまうだろう。それならばレコードメーカー各社は、CDレンタル店と心中することにならないように今こそ音楽ソフトレンタルと決別すべきではなかろうか

貴方は、レンタルが無くなったら困りますか?
それとも、良い音楽が無くなったら困りますか?
どちらの方が困りますか?


コピー防止信号入りCDの是非については、賛否両論があります。”良心的な個人録音ができなくなる”又は”コピー防止信号入りのCDは音質が悪い”…などデメリットもありますが悪徳者によってインターネット上で無料でたれ流される事を考えれば現時点では認めざるを得ないと思ってます。将来の技術革新に期待したいです。


今回は、ヘヴィーな話題で申し訳御座いませんでしたm(__)m
                
TOP BACKNUMBER
店長の《CS放送》出演
第2回目の撮影現場

ディレクター(カメラマン兼任)
AD・俳優のお3人方と
私の4人の共同作業

3分弱の放送だが
撮影には2時間以上かかる

※カメラの前で演技するのは
最初は”ドギマギ”したが
今は、とてもエキサイティング!
病みつきになりそう
TOPへ戻る