街のCD屋さんMightyのコラム 合言葉は”音楽が好きだから…”
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VOL.63 9/15/2004
ゆるい音楽
〜”OKINAWA”というジャンル〜

ここ大阪でも一昨年(2001年)より沖縄音楽ブームである。その勢いは,今も衰えを知らない。そして、当店の常連様達が続々と沖縄旅行に行き、そして帰ってきて私に報告する事には、口を揃えて”もう一度行く”とか”永住したい”と言う…そして、モンゴル800・ケツメイシ・HY・ビギン・元ちとせ他南の島々出身のアーティスト達の売れ方や身の処し方を見ていると”これはどうやら一過的なブームではなさそうだ。本土のアーティストの価値観とは違う価値観で沖縄のアーティストは動いてるように思える…いや絶対違う価値観が有るに違いない!”と思いそれを確かめるためにかねてから念願の石垣島・八重山諸島への2泊3日の旅行に行ってきました。

普段の行いが悪かったのか2泊3日の沖縄滞在中、雨、風、波(中日は台風直撃)でホテル外に出れず沖縄の至宝”オジー・オバァー”を見かける事も無く施設内で飲んで食っての繰り返し…もうなにも食いたくなくなった※嫁に言わせると”一回来たぐらいで沖縄を理解しようなんて考えが甘い…だから沖縄の神様が怒って雨を降らせた…”のだそうだ。

しかしホテル内のロビーで毎夜行なわれる”つちだきくお”のトーク&ライブでなんとなく島気質を教えてもらい、すこし溜飲を下げたが所詮観光もせず、エメラルドグリーンの海にも入れず、青い空も拝めずに小浜島を後にして石垣島へ戻ることになった。
※中日の午後にすこし雨が上がったのでTV”ちゅらさん”で有名になった”シュガーロード”を見に行ったがさとうきび畑にオジーの姿は無く、集落にオバァーの姿もない…今日は、日曜日なのだ(島の人は日曜日には働かない)…全くついてない。集落にある食堂で”ソーキそば”を食べようと計画してたのだが、むろん休み。その数時間後、大雨が降り”シュガーロード”は冠水、ホテルはお風呂とトイレが使えない状態に…(-_-;)

帰途、石垣島で2時間ほど時間がとれたので我等音楽人のオアシスである…日本最南端にある地元のレコード店”根間楽器”さんへ直行した。美しくて上品な”美ゅらオカァー”が笑顔で迎えてくれた。沖縄に来て地元の人と話す機会がなかったもので”これ幸い”に大阪弁でまくし立ててしまった。”調子のええやつ=大阪で言うイチビリ”といぶかしがられたと思いますが…こちらには時間が無かったもんで申し訳がざいませんでした(反省)

色々と沖縄の音楽・アーティストを紹介していただきました。トラディショナルなコーナーの品揃えが豊富なのにも感動したが、沖縄出身の若手(本土では無名)のインディーズCDが沢山ディスプレイされているのにもビックリ!じっくりとお店も見せていただき沢山お話もさせていただきました。石垣滞在時間のすべてを根間楽器さんで使いきって…ようやく沖縄に来た気がしました…。
根間楽器さんは、日本最南端にある日本一素晴らしいレコード店(=音楽人の聖地)でした。ありがとうございました。※またいつか行かせていただきます…というか、もう行きたくなってます(^^ゞ

《まとめ》
石垣島から小浜島に行きしなに連絡船の中でミンサー柄のシャツを来た若者達が皆んな物も言わずに笑顔で”オリオンビール”を飲んでました…ホテルのお風呂場のビールの自動販売機にアサヒ・キリン・オリオンの3銘柄のビールがあった。風呂場で働くおばさんに”沖縄の人は、オリオンビールを飲むのですか?と尋ねたら”《オリオンビールのドラフト生》を呑みます”と迷いも無く答えた。味や値段じゃないのだ※むろん私も滞在中はオリオン三昧

沖縄の人は、沖縄(地元)の物を大切にしているんだ!
本土の人は、経済的&便利性至上主義で、大きな家に住みたい、外車に乗りたい、欧米の文化に憧れ、流行を追いかけ回わる事で皆んなと競争しながら生きている(私も含む)
※特に音楽業界は、東京至上主義でここ大阪には地元資本のレコード会社もメジャーレーベルも無い

でも沖縄の人は、沖縄の自然や文化を大切にしている。もちろん音楽もだ!その欧米にはないオリジンなサウンドに古くはライ・クーダー、新しくはザ・ブームの宮沢和史までもハマった。そんな事、他人事だと思っていた私も”首里フジコ”を聴いて沖縄病になってしまった。沖縄の人が欧米の流行に流されず現地の音楽を愛し守り続けてくれたからこの今の世に残り、その欧米にないリズム・旋律=”ゆるい音楽”が世界中の人々を魅了してやまないのしょう

注)”ゆるい音楽”=口で説明できないので首里フジコの1stアルバム「ルア エ ソル(サブタイトル”ゆるい恍惚”)」を聴いて下さい※沖縄のレーベルから発売されているインディーズCDです。マイティには在庫あります¥2300(2004/09/15現在)


今回の旅行で現地沖縄の時間軸を感じる事はほとんど出来ませんでしたが
偉大なる沖縄
ほんの少し垣間見れたかもしれません

ジャンルは”OKINAWA”
沖縄音楽といえば、日本の沖縄地方の伝承音楽ですが、”OKINAWA”というジャンルは”R&B””ROCK”や”JAZZ”というジャンルと横並びで、もちろん”J−POP”とは同格です。現在物質社会で武装化され疲弊した心を本来の赤裸々な姿に戻す”癒し”の効果あり。主に沖縄出身者が現出する

               
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根間楽器さん
石垣・八重山の音人(オトンチュー)が集まる日本最南端の
音楽人の聖地
いつもは夏場に出現する
”沖縄・島唄コーナー”
今年からはフルシーズンのコーナー展開になりそう
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