街のCD屋さんMightyのコラム 合言葉は”音楽が好きだから…”
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VOL.09 8/19/2001
”アイドルにはじまって
 アイドルに終わる”説
〜ある定理の検証と推論〜

『雀 百まで踊り忘れず』ということわざがあります。近年は”幼い頃に身についた習い事は一生忘れない”という良い意味に使われていますが、実は” 若い時に身についた道楽は、年をとってもなおらない”という意味が正しいのです(金田一春彦先生談)。

当方も20年以上店頭にてお客様に接していて発見した定理があります。それは、”初めて触れた音楽(=芸術=道楽:自分の意思で自分のお金で買ったレコード又はCD)のジャンルからは、一生離れられない”と言う事です。

大多数の方が、初めてアニメ以外の音楽に触れるのが小学校高学年か中学一年のときでしょう。その時業界でブームになっているジャンルが重要なのです。(※自分の意思では、選べない)

それがその時、時代を席巻しているスーパー・アイドルなのか、ジャンルでいえば、ビジュアルなのか、ヒップホップ/R&Bなのか、フォーキーなムーブメントなのか…洋楽でいえばロックなのかパンクなのかダンスなのかテクノなのかラップなのか…貴方の耳(脳みそ)を最初に直撃したジャンルが貴方の生涯の音楽の趣向を無意識の内に決定づけます。

その後、友達やファッション・雑誌などの影響で音楽の遍歴がいろいろ変わり小難しい音楽やこだわりを持った音楽を渇望して聴きまわる”音楽修行の旅”が始まります。しかし、15年ほどして(又は、30歳を越えた頃)、修行の旅も一段落した頃から貴方の脳裏に張りついた初期衝撃が甦ります。

白人ロックに最初にはまった人なら白人ロック、お化粧系ならお化粧系、轟音系なら轟音系、ブラック系ならブラック、アイドル系ならアイドル、美人好きなら美人と”鮭が元生まれた川に戻ってくる”ように初めて触れた音楽のジャンルに戻ってきます。その時には既に修行も進み、いい訳する事もなく、恥ずかしがる事もなくすんなり若き頃ふれたジャンルの新譜を買っていきます。

《検証と推論》
今、『モーニング娘。』を買っている大人達(社会人=モーニング親爺)の大多数は、16年前の”おニャン子ブーム”によって音楽業界に入って来た人が多いと思われます。いかに、その時のインパクトが強烈であったかを物語る資料です。たぶん、これら”アイドルおたく”先輩達は、一生アイドルを追いかけ続ける事でしょう。

そして今、中・高校生で『モーニング娘。』を追いかけているビギナー様達は、将来立派な”アイドル親爺”になる資格があります。しばらく、音楽修行をなさると思いますが約10年後次ぎの”TV番組を巻き込んだアイドル・ムーブメント”が来た時の経済的な底支えをするのは貴方達です。いや、TV番組のプロデューサーになって次なるアイドル・ムーブメトを裏から演出しているかもしれません。※たぶん、今の『アサヤン』のスタッフは、”おニャン子おたく”だったはず。

       〜フナに始まってフナに終わる〜
   〜ビートルズに始まってビートルズに終わる〜
    〜グッピーに始まってグッピーに終わる〜

    〜アイドルに始まってアイドルに終わる〜
                   これらは,全て同意語である
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