つんく♂システム is very good!
 〜2001年のハロプロに想いをよせて(*^_^*)〜   著作:Dr.れいしお。

★ヒッサブリだぜっ!
 いゃぁ〜、ドモッ!Dr.れいしお。ですぅ〜。久しぶりに投稿することになりました。いつの間にやら、「おっさんの叫び!」コーナーも削除されてしまい、地道なモーヲタ活動を展開しておりました。Mighty常連組の中ではモーヲタ四天王の一角を担うまでに上り詰めた1年でした。コラムも1年ぶりの復帰です!まっ、年末ということでもありますので、「この1年を振り返ってみよう」というわけです(^_^;

 「お前に振り返って貰いとーないワイッ!」というお声が聞こえてきそうですね。いやっ、ごもっともです。ハイッ。でもね!この文を読んでいる時点で、アナタ様もそ〜と〜な暇状態とお見受けいたしますので、我慢してお付き合いしてくださいな!

 さて、表題を「つんく♂システム is very good!」としまして、ハロプロから2001年を語り、そして私のアイドル論をブチかましてみようというわけです。ここで「つんく♂システム」と呼んでいるのは、まぁ私が個人的に名付けたモノです。ご存じの通り、つんく♂氏はモーニング娘。のプロデューサーとして君臨し、そしてモーニング娘。を中心とするUFA所属のアイドル軍団を一手に引き受けているわけです。今年一年間というもの、ことアイドルという範疇で考えたらモーニング娘。の敢えて言えばハロプロの一人勝ち状態であったと言っても過言ではないでしょう。そのハロプロをトータルにプロデュースするつんく♂という存在について考えてみたいわけです。

つんく♂
 最初に、私自身つんく♂について詳しいわけではありません。シャ乱Qにもあまり興味はありません。しかし、彼がモーニング娘。を手掛ける過程で伝わってくる情報の中に一つだけとても気になるものがあるのです。それは、彼がおニャン子マニアであったという事実(ついでに言うと、ムスッ子くらぶに応募していたこと)なのです。今でこそ過去の遺物となってしまっているのかも知れませんが、当時のおニャン子というのは凄まじい勢いがありました。これに関わっていた連中が今の仕掛け側として活躍しているのが現在なのです。とんねるずや秋元康、大竹まことなどでしょうか。その後は大活躍です。当のご本人達はというと???ではありますが、今でもよく見かけるメンバーでは、工藤しずか、渡辺満里奈、生稲晃子などなど...他に活躍したのは、国生さゆり、渡辺美奈代、岩井由起子(ゆうゆ)ってなところでしょうか。実は、私もかなり入れ込んでました。(合掌)これは、一種のトラウマなのではないかと思います。

 過去に女の子グループとして名高いのは、ピンクレディー、キャンディーズ。他もあるやろ!って言われそうですが、この2組は別格だと思うのです。そして、何の根拠もありませんがキャンディーズ好きは同時におニャン子にも惹かれたのではないかなと、そう思うわけです。当時、ピンクレディーにも当然反応はしました。彼女たちは、どちらかと言うと特別な存在。カッコイイおねえちゃんがカッコ良く振り付けを踊り、少し手が届きにくい存在。片や、キャンディーズはわりとブサイク系のフツーのねえちゃんが可愛く歌い、可愛く振りを踊る。親しみやすいアイドルというイメージだったのかな。この系譜は結構重要なのです。

 時は流れて約15〜20年が経ち、つんく♂はプロデューサーとしてモーニング娘。を担当することとなったわけですが、立ち上がりの頃のモーニング娘。と現在のモーニング娘。では確かにかなりのポジションの違いが見受けられます。現在の彼の仕事、特に楽曲に関する部分ではYahoo掲示板等でも、とっても評判が悪くなっています。「初期の頃が良かった。」「いい加減、バラードが聴きたい。」等々。確かにそうなのかも知れませんが、敢えて私は言いたい。「2001年のつんく♂の仕事は素晴らしかった。」と。「リリースを重ねるほどに、凄まじい才能を発揮していた。」と。

★歴史が作ったシステム
 だって、考えてみてください。モーニング娘。がデビューした98年1月といえば、ちょうど宇多田ヒカルがオートマティックで注目を集め始めた頃、つまりR&B流行の初期だったのです。そんな環境の中で、女学校の合唱みたいな「モーニングコーヒー」をリリースしたのです。そして、すぐに増員して「サマーナイトタウン」「抱いてHOLD ON ME」「Memory〜青春の光〜」とソウル路線で突っ走ったわけです。この当時からのファン層は特に現在の状況を憂える発言を繰り返しています。ん〜、ホントにそうなのかなぁ〜?その後、「真夏の光線」「ふるさと」という娘。史の中でも最も評価の分かれる期間を過ぎて、かの後藤真希が加入し「LOVEマシーン」で大ブレイク。その後の説明は必要ないでしょう。この「LOVEマシーン」はアレンジャーにダンス☆マンを起用し、その後この路線は一部のコアなファンの間では、「えじゃないかファンク路線」と呼ばれています。

 いろいろな資料を紐解くと、最初つんく♂氏はプロデューサー業に自信がなかったようです。そのため、あの手売りインディーズ盤「愛の種」は曲:桜井鉄太郎、詞:さえきけんぞうという組み合わせで制作されました。これはこれですごい組み合わせですが。そして、モーニング娘。が予想以上に好成績をあげたことからなしくずし的にプロデューサーの道を歩み始めたようです。しかし、彼はただ者ではなかったのです。作曲家としてのつんく♂はそれほどプリプロを作り込むタイプではないようで、リズムボックスにあわせて鼻歌を歌っている程度のようで、これをZetimaレーベルのスタッフが楽譜を起こし、アレンジャーに発注するようです。「つんく♂システム」というのはここで、プロデューサーつんく♂のみならず、アレンジャーも含めての総体を指して「つんく♂」なわけです。実体は彼がどの程度のことをしているのか、我々が知る術はありません。つんく♂が曲を書き、詞を書き、アレンジャー達がつんく♂のイメージに従ってアレンジする。これが「つんく♂システム」なのです。そして、今年はそのアレンジャー陣達がものすごい活躍をした年であったのではないのかと思うわけです。

★アイドル!アイドル!
 前置きが長くなりましたが、以上の前提で考えてみると、今年のハロプロ作品はつんく♂氏に代表されるアイドル観の持ち主にとっては、とてもお腹いっぱいな一年であったはずです。よくモーニング娘。はおニャン子と比較されるわけですが、似て非なるモノ。ただの寄せ集めではないのです。おニャン子が失敗したのは、おそらく、本当に素人同然であったのだろうと、そして最後まで素人であったということ。そんなモノにはさすがにヲタクといえども金を払い続けるわけがない。そして終焉を迎えた。その轍は踏まない戦略があります。モーニング娘。は本当によく訓練されています。その素人ではあるがただの素人ではない領域で活躍しています。つんく♂は立ち上がりの時に彼女たちに言いました。「これから一緒にビジネスをやっていくんやから、そのつもりでやって欲しい。」と。それがモーニング娘。なわけです。はじめは売らんがため、世の流行から乖離しない路線で進み、いつの間にか本物のアイドルに変化していたわけです。

★2001年のハロプロ
 2001年、個人的にキレていたと感じるのは、ミニモニ。、タンポポ、カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)そして三人祭だったと思います。これらをあのつんく♂がプロデュースしているって、なんかスゴくないですか?ヲタ好みの代物かも知れないけれど、何れもそこそこの成績をあげています。ミニモニ。は明らかに子ども狙いではあるのですが、サウンドはスゴいですよ!侮れません!今作、企画モノではありますが、「ミニハムず愛の唄」なんてdoorsパクッてますから。(笑 カントリーにしても、売り上げ枚数はともかくインディー時代のまま出てきても売りようがなかったのではと感じます。あれはあれで良かったのですが、一部のヲタ以外その存在をつぶさに知る者がどれほど居たのか?そこに石川を絡めることでメジャー化できたわけです。一部では評判がイマイチかも知れませんが、私の感想ととしては石川のあのアニメ声を意図的に使ったものと思います。そして、三人祭。これも見ていて恥ずかしくなってしまいますが(笑)、しかし今回のシャッフルの中ではピカイチでしょう。組み合わせの妙もありますが、楽曲、コンセプト共に今他のアイドル歌手で誰がアレをやれますか?もう、やりたい放題な状態。

他にシュールな路線としては、ハロプロではありませんがEE JUMPもシュールな路線を突っ走っていました。残念ながらユウキくんがあのようなことになってしまいましたが、後世に残るシュールなアイドルとなることは間違いないでしょう。これらのハチャメチャ・シュール路線は実は今年に入ってからのものではないのです。つんく♂作品で初めてハチャメチャ感のある作品としては「ラブマ」はもちろんなのですがシュール感を併せ持って登場という意味でプッチモニの「ちょこっとLOVE」が最初でしょう。アイドル楽曲にスカのビートを持ち込んだわけですから。そして、プッチ2nd「青春時代123」のc/w「バイセコー大成功」はかなりハチャメチャです。結局、この路線はい〜じゃんが受け継ぐことになるのですが。これらの凄いところは、冷静に考えてみてください。R&Bブーム以降の音楽的に保守化した傾向がつづくJPOPシーンにおいてこれほど実験的かつ滅茶苦茶なアイデアを現実に商品として売り出してしまったことは、一見モーニング娘。人気に隠されて違和感をあまり感じないのかも知れないが大変なチャレンジです。つまり、音楽的にみてたいへん価値のある作品群だということだと思うのです。

★タンポポ大チュキッ!
 あれっ?タンポポは?はいはい、忘れてませんよ!昨年の4次追加メンバーの石川梨華、加護亜依を加えて4人編成となり、そのコンセプトを大きく軌道修正したわけですが、やはり一部コアなファンにとっては、飯田、石黒、矢口の3人時代を懐かしむ声を良く聞きます。プッチもちゃむが抜けて吉澤加入で新生プッチモニとなったように、タンポポファンも新生タンポポと折り合いをつけるべきでしょう。というより、現在のタンポポはそ〜と〜にイケてませんか?いゃぁ〜、何というかGirls Popのこれぞ王道という路線を歩んでいるように感じるのです。

アイドルPOPまたはGirls Popなんていうモノは、そもそも男の子にウケてなんぼのものでしょ?そういう意味ではかなりの完成度に迫っているように感じます。音楽というのは技術的な意味で上手か下手かを論じてもあまり意味がありません。面白いか面白くないか、気持ちいいか気持ち悪いか、楽しいか楽しくないかなどなど極めて主観的なものであるべきだと思います。技術的に上手な人は数多居ます。ルックスのすごく良い人も結構いるはずです。しかし、その人がそのルックスでもって歌を歌い表現するときになぜか違いがあり、善し悪しの違いが生まれるはずです。そういう意味で、昨年増員後のタンポポは「乙女パスタに感動」以来、プリッツポップ風アレンジの曲で可愛く歌い始めたわけですが、かなりハマッてると思います。ど〜でもいいような歌詞です。でも彼女たちが歌うと意味が生まれているように感じます。とにかくアイドルという賞味期限の厳しい存在にあって、20〜13歳の4人が絶妙のバランスで存在していると感じます。

 どうせねっ!タンポポヲタクの賛美ととられても仕方ないけれど、これをプロデュースしているはずのつんく♂という存在に実は感心しているわけなのですよ。で、最初の方で述べたキャンディーズなわけです。音楽的な路線は実は違うのでしょうが、「恋をしちゃいました」の時は明らかにキャンディーズテイストだったと思います。そして今作「王子様と雪の夜」ではそれを通り越して独特のタンポポテイストを生み出したように感じます。そして間違いないのは、これらのプロデュースがつんく♂だということです。

★だからさぁ〜!
 私は問いたい。ハロプロとりわけモーニング娘。のタレント溢れるメンバー達に、面白くもないバラード歌って欲しいですか?と。いや、もっとハチャメチャに実験的かつ挑戦的な路線で突き進んでもらいたい。その方が面白いし楽しいじゃないですか。いくら綺麗事を言ったところで、所詮アイドルは消耗品なのですから。でも、彼女たちを愛するヲタとしてはできるだけ長く楽しませて貰いたい。そのためには「えじゃないかファンク路線」で頑張って欲しい。何故ならば、バラードで卒業ソングを歌うときは、彼女たちの終わりを歌うような気がするから...そう、ならないように頑張って欲しいつんく♂さん!

 Yahoo掲示板の皆さん、その他の皆さん、こんなしょうもないアホ文章を最後まで読んで下さった皆さん、正直に言います。
「2001年、私はつんく♂の仕事にたいへん満足しています。是非、この調子で頑張って下さい!」

あやや、メロンもヨロシクねっ!

店長:以上原文修正無し。ヲタの主食”モーニング娘。”が一日でも長く続く事を願ってます。
このコラム(Dr.れいしお。氏)へのレスは当店宛で承ります。
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