地域特性



本当は、「刹那主義」かつ「好プレー至上主義」の俺は、 盛り上がりの条件は「プレーの質」で決まりで、 「1村1品運動」じゃなかった「1県1チーム運動」の効果にも懐疑的なんだ。 でも、万年最下位の阪神の人気は、プレーの質だけでは説明できない。
それで、下の公式を考えた。

チームの人気=(プレーの質)×(サポーターの思い入れ度)

影響度を考えると、(プレーの質)を2乗してもいい。 (サポーターの思い入れ度)をはじく公式は、まだ検討中だけど、 ハード部分の構成要素として、間違いなく「地域特性係数」が存在すると思う。 地元にチームがありさえすれば感情移入できるわけではない。 だから、一律に「1県1チーム」にしても効果は疑問だ。 しかし、地域特性によって、効果が大きいケースはたしかにある。 たとえば、あるチームのホームタウンを静岡県に設定するのと、 サッカーがあまり盛んでない県に設定するのとでは たとえ同じチームであっても、サポーターの思い入れ度は 違ってくるんじゃないか。

西鉄ライオンズの身売り以来、 地元チームを熱望していた福岡市にホークスが来たとき 最初は「こげなチームは(クサ)、博多のチームとは言えんとよ。」 とか言っていた博多っ子も、今ではすっかりホークスファンになった(と思う)。 ・・・(注)上記の「クサ」は方言なので、文法上無視して下さい。 もちろん、ホークスが勝つとダイエーでセールがあるとか(笑)、企業の努力もあるが、 地域特性によっては、「地元にチームがある」ということで大きな効果が期待できる地域は存在する。

う〜ん。会議室復活の予感!(爆笑)

(19th Aug, 1999)


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