キーパーの弱点編



トラップのことだけ書いて会議室に戻るつもりだったのに「実践講座」なんてぶちあげて、 むりやりメニュー作ったもんだから書く内容が無くなってきたぞ。 しかも、変にウケちゃったからプレッシャーが・・・

ワンダー野郎のいうとおり、身振り手振りが使えないから 実はこの講座の文章はす〜ごく考え抜いて作ってんだよ。 会議室には勢いで書き込むんだけどな・・・ ・・・なあんちゃって字数を稼いで内容の無さをカモフラージュしておいてと。 そろそろいいかな? (あぶねえ、あぶねえ、ヘタすると数行で今日の講座おわるからな)

よおし、みんな。 ヘディングシュートの基本って知ってるか? 「上から叩き付けろ」だ。 ボレーシュートの基本もおんなじ。 しかし、ヘディングシュートの「叩き付けろ」とボレーシュートの「叩き付けろ」は 意図することが、びみょ〜にちがああああう!!! ボレーシュート編でも言ったとおり、ボレーはふかしやすい。 だから、「叩き付ける意識を強く持ちなさいよ」ということ。

では、ヘディングシュートは!? 「キーパーの弱点をつけ!!」ということだ。(決まった。)

男は経験あると思うけど、キャッチボールを思い出せ。(でたな、得意の身近な事例作戦) 自分の胸にまっすぐ来るボールがいちばん取りやすい。 ショートバウンド(キャッチ直前にバウンドする球)取りにくいよな。 それとおんなじだ。 キーパーだってキャッチ直前にバウンドすると取りにくいんだ。 しかも、キーパーが横っ飛びしないといけないようなシュートの場合は キーパーは、横っ飛びするタイミングを計らないといけないうえに 飛んだ目の前でバウンドされた日にゃお手上げ。 ここで、賢明なる読者は気づいただろう。 ショートバウンドが取りにくいのは、かの有名な「点と線」理論なのだ。 打点が高ければ高いほど角度がついて、キーパーの取るタイミングは「点」になる。 だから、ヘディングのときはせっかく高い打点で打つんだから キーパーにとってショートバウンドとなる位置に叩き付けろということだ。

結局長文になってしまった。 俺はキーパーの経験は無いんで、できればキーパー経験者の 意見も聞きたいな。 あと「キーパーは意外に足元に弱い!」という話もある。 簡単にいうと、 キーパーは上や横には地面を蹴って勢いよく飛べるけど下には飛べない。 体を落としていくしかない。 だからスピードのあるシュートには反応できない。 っていうことだけど、これはちょっと自信ない。 素人レベルだとそうだけど。

でも、何やかんや言っても 一番の弱点は「これはキーパーとれませんよ」っていうシュートだよ。 それから、キーパーはドリブルで持ち込んできた敵に体を寝かせながら シュート防ぎに行くでしょ。 これは、俺達キーパー経験のない連中からすると 「よくあんな恐いことできるよな」って思う。 だって、顔をシュートされそーじゃん。(もちろん手で守ってるけど) 凄いよな。キーパー経験者は「慣れちゃったよ」っていうのかな。 ただし、この場合はシュートする方もかなり恐い。 キーパーの顔面蹴りたくないもん。 だから、そういうシーンではプロも含めてみんな無茶はしません。 シュートをやめてキーパーを飛び越えます。 今日はここまで。 次は「体の入れ方」かあ。 ま〜た、悩むなあ。やめときゃよかった。

(21st Nov,1998)


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