◇ 二人のバカンス ◇
とある日、女王陛下から一週間の休暇を守護聖達に与えられた。
日頃の疲れを癒すために、と。
それと労いの気持ちを込めて、というものだった。
一斉に守護聖全員が1週間も休まれては困ると部分もあって、週に3人ずつ休暇を与えられることとなった。
まず最初は年少組の3人。
続いて、中堅組の3人。
そして、最後は年長組の3人の順に休暇が与えられた。
この休暇中は何処へ行っても良いという許可が下りた。
その許可に手放しに喜んだ守護聖達は思い思いに自分達の行きたい場所へバカンスをしに行った。
ある者はリゾート地へ。
ある者は避暑地へ。
そして、ある者は自分の生まれた場所へ。
1週間という長いようで短い時間を思い思いに訪れた場所で楽しみ、そして聖地へと帰ってきた。
年少組と中堅組の休暇が終わった後、年長組が休暇を取る番となった。
その中の一人であるルヴァはその日が来たことに心を弾ませていた。
愛しい人と一緒にバカンスを過ごすということに・・・。
*****
「ルヴァ。目を閉じて、俺の身体にしっかり掴まっておけよ」
「はい。アリオス」
一週間もの休暇が貰えることを女王から告げられたその日の夜にルヴァはアリオスに話して聞かせた。
その話題にアリオスは嬉しそうに笑って、「どこかに一緒に行こう」と言ってきた。
そして、その後二人で一緒に行く場所をたくさんのガイドブックや資料を見ながら話し合い、決めた。
それはそれは楽しい時間だった。
待っている2週間などあっという間だった。
そして、休暇がやってきた。
準備を万全に揃え、下調べもばっちり済ませた二人は荷物を手にし、抱き合った。
抱き合った理由は目的地にまでアリオスの力でテレポートするためだった。
聖地を出るために色んな交通手段があったが、アリオスはともかくルヴァと一緒を邪魔されたくなかった。
詮索もされたくなかった。
だから、自分の力を使って色んな場所へとルヴァと一緒に旅しようと考えていたのだった。
ルヴァもアリオスの意見に同意し、全てをアリオスに任せた。
アリオスの言葉に従い、ぎゅっとその腰にしがみつくようにルヴァは腕を回した。
ついでに目もきつく瞑った。
そんなルヴァを見て、アリオスはくすっと嬉しそうに笑うと力を発動させた。
そして、二人のバカンスへと旅立った・・・・。
*****
二人が旅先に選んだ先は古い歴史と広大なる遺跡を持つ星だった。
兼ねてからルヴァが行ってみたいと言っていた処だった。
アリオスはその夢を叶えようとここを選んだのだった。
このバカンスでルヴァに遺跡を堪能させてやろうと考えていた。
アリオスはその星の遺跡のある場所に着くなり、滞在する宿を取った。
そこに荷物を置くと二人で遺跡を見に出かけた。
遺跡は本で見るよりも遥に大きく雄大で、そして古い歴史を感じさせる姿を持っていた。
そんな存在にルヴァは興奮させられてた。
そんな姿を苦笑しながらアリオスは見つめ、遺跡に見せられ、駈けだしていくルヴァの後をついて歩いた。
遺跡を見つめるルヴァは子供のように純粋な瞳をしていた。
本当に嬉しそうにはしゃぐルヴァを見て、連れてきてよかったとアリオスはそう思った。
がしかし、その気持ちはそう長くは続かなかないことをこのときのアリオスはまだ知らずにいた・・・。
*****
バカンスにやってきて6日が過ぎた。
その間、ずっとルヴァは遺跡のことばかり夢中になっていていた。
ルヴァとアリオスの会話は聖地で一緒に過ごす時よりも少なく、会話したと思ったらその内容は遺跡のことばかりだった。
いつになく生き生きとして楽しそうに話すルヴァが可愛いと思う反面、勘弁して欲しい話だった。
昼間は遺跡関係を巡り歩き、夜は淡々と書物を読みふける。
そんな日々をルヴァは過ごし、アリオスはそれにつきあわされた。
せっかくのバカンスというのにそんな日々の中では甘い時間などありはしなかった。
互いに触れ合うこともなく、キスさえもしてなかった。
俺は何のためにここに来たんだ?とアリオスはベットにごろんと横になりながら日々を振り返り、むなしく自問した。
はあっと深い溜息をもらしながら目をルヴァへとやる。
しかし、ルヴァはアリオスに背中を向けながらずっと一人の世界に入ったままだった。
「ルヴァ!」
ずっとアリオスに背中を向け、買い漁ってきた書物を夢中になって読んでいたルヴァは名を呼ばれても反応を示さない。
その反応にぷつんとアリオスの中で何かが切れる音がした。
何せ今夜はバカンス最後の日なのだ。
その日にベットに一人にされ、あげく無視されて黙っていられようもなかった。
アリオスはベットから立ち上がると無理矢理床にルヴァを押し倒した。
「わぁ!?」
突然の事にルヴァは素っ頓狂な悲鳴を上げていたがそんなものは構うところではなかった。
もう我慢の限界だった。
アリオスは押し倒したルヴァの服の下に手を突っ込み、好き勝手にまさぐった。
「ア・・・アリオス!?突然、何をっ!?」
「なあ、ルヴァ。俺が何のために一緒にここにきたか解ってんのか?もう俺、限界なんだぜ?」
意図的に下半身をルヴァの下肢に擦り付けながらアリオスはそう告げた。
するとルヴァはかあっと茹で蛸のように真っ赤になって「待ってください!あとちょっとなんです!!」とアリオスの身体を退こうと必死に足掻きをした。
そんなルヴァを簡単に押さえつけ、アリオスはルヴァの唇を塞いだ。
口内をかき乱すとその内抵抗を緩め、アリオスを押しのけようとしていた手はやがて背中にしがみつくようになった。
それに内心ほくそ笑むとアリオスは唇を離し、ルヴァの顔を覗きこんだ。
「なぁ、ルヴァ・・・・・・いいだろ?」
キスの余韻にうつろな表情をしているルヴァだったが、小さく頷かれるのをアリオスは見逃さなかった。
「愛してるぜ」
そうして、大人しくなった体に再びのしかかっていった。
ルヴァは感じやすい。
しかも物凄く。
太ももの内側に舌を這わせ、ビクリと震える体を見てアリオスはそう思った。
どこを触っても可愛い反応を返してくれるその様は可愛いことこの上ない。
「ルヴァ・・・カワイイ」
きゅっときつく吸い付いてその場所に紅い痕を散りばめるとルヴァの手がアリオスの髪を切なげに掴んだ。
「やぁっ・・・・痕、残さな・・いで・・・・くださ・・・・ぃ」
泣き出しそうなその声にアリオスは体を伸び上がらせた。
「何でだ?」
見上げたルヴァは瞳いっぱいに涙を浮かべていた。
「だ・・・って、・・・・聖地に帰ったら・・・衣装合わせが・・・・。その時、着替えるので・・・」
「そんなものしなくていい」
「何を言って・・・」
「お前が人目に肌をさらすなんて俺が許さねーよ」
我ながら幼い感情だとアリオスは笑った。
でも、それは何よりも本心だった。
俺のような不埒な思いを抱いた輩がお前の回りにいたりするんだぜ。
気を付けねーとなにされるか解ったもんじゃねーぞ。
内心でそんな事を思いつつもそれを言葉にはせずにおいた。
言ってもルヴァは自覚なんてもてないのだから。
「こうしておけばお前も自覚してくれるし、何よりマーキングにもなるしな。一石二鳥だろ?」
にこりと笑って胸にも赤い痕をつけるとルヴァはアリオスの髪を力なく引っ張った。
アリオスはそれにまた笑ってからルヴァにキスをし、その体をひっくり返させた。
四つんばいになった背に覆いかぶさるとルヴァは何事かと後ろをふり返ってくる。
「そういえば後ろからやった事ってないよな?」
ふと気づいたことにアリオスはぼそっと呟いた。
ルヴァはその言葉に顔を強張らせた。
「大丈夫だって。ちゃんと気持ちよくするから」
「や、・・・嫌です、こんなのっ・・・・」
「このほうが負担が減るし、気持ちいいと思うぜ?」
「で、でも・・・・・・・」
もごもごとルヴァはいつになく言いどもった。
「何だ?ちゃんと言わねーとこのまましちまうぞ?」
耳に唇を押し当て息を吹き込むとルヴァは体をぶるりと震わせた。
少し待ってみたが、しかしルヴァは真っ赤になるばかりで口を開こうとしない。
アリオスはわずかに赤らんでいる背にキスを落とすとするりとルヴァの股間に手を伸ばした。
「あっ!」
「言わないと苛めるぜ?どうする?」
半立ちになっているルヴァのモノを手の平に包み込むとその先端に爪を立てた。
ルヴァは息を詰めて体を震わせるが理由を言おうとはしない。
「・・・・・言わないんだったらこのまま本当にするぜ?いいのか?」
ぼそっと呟いてから、アリオスは自分のジャケットから小さなチューブを取り出し、中身を手の平に出した。
「いいのか?言わなくても?」
ついっ、と孔に指を当て息を呑むルヴァを無視して指をそこにくぐらせた。
「いっ・・・・やぁ・・・・」
「嫌って、いってもな・・・。ルヴァがその理由を言わないんだろ?」
何とも理不尽な理由を押しつけアリオスは根元まで指を突き立て内壁をぐるりと掻きまわした。
「んんっ・・・・、・・・ッ・・」
理由を言おうとしないルヴァに気づかれないように背後で笑みを浮かべ、アリオスは指を抜き差しし始めた。
軟膏のおかげで面白いほどに滑りがよくなっていた。
アリオスは次第に指を増やしていき、内壁を引っかいたりしてルヴァを悶えさせた。
やがて、ルヴァの体温で塗りこんだ軟膏がどろどろに溶ける頃にはルヴァは息も絶え絶えになっていた。
「珍しく強情だな・・・・」
アリオスとてルヴァの痴態に猛りきっていて、犯したいのを必死で堪えている状況でもあったのだがしかしルヴァが「嫌だ」と言っているのだ。
こんな事をしておきながら、ルヴァの意思を無視してこれ以上の行為に及ぶのはどこかで気が引けてしまっていた。
「なあ、ルヴァ。ワケを話してくれ。そしたら、正常位にするから」
自分ももう限界なんだという事を声色に滲ませ、ルヴァの肩口にキスを落とすと、ルヴァは涙でぐしゃぐしゃになってしまった顔をアリオスの方に向けた。
「・・・・・って・・・あなたの、顔が・・・・見えない・・・・から・・・・・」
だから、嫌なんです・・・と消えそうなくらいに掠れた声でルヴァはそう言った。
予想外の答えにアリオスは頭の中が真っ白になるのを感じた。
顔が見えないから嫌だ。
そんな単純な理由だなんて思いもしなかった。
でも、同時にルヴァを愛おしいと痛切に思った。
猛りきっている自身にさらに血が集まって張り詰めるのがわかり、アリオスは額に汗を浮かべながらも激情を堪えた。
ルヴァの顔を強引に自分の方へ向け強引にキスをする。
息も出来ない程に貪って、舌を絡めた。
「・・・こんな時ばっかりバカだな、お前は。でも、そんなとこも可愛いぜ」
唇を離し、切羽詰った口調で囁くとアリオスは身に纏っていたものを全て脱ぎ捨てた。
「大丈夫だ!顔が見えなくても・・・俺である事に何ら変わりないぜ」
そして、散々嬲っていた孔にそれを押し当てると一気に貫いた。
「ひっ、ああああぁっ!」
甲高い悲鳴がルヴァの喉から発せられる。
慣らしたとは言ってもきつい事に変わりは無かった。
勢いで突き立てた自身も半ばまでしか入らなかった程だ。
しかし、アリオスは自分が止められなかった。
どうしようもなくルヴァが欲しくて、欲しくて。
泣き喚くルヴァを無視して強引に揺さぶって根元まで収めてしまった。
ルヴァはその強引な挿入に「ひっ、ひっ」と喉を震わせ泣いていた。
「悪いな・・・ルヴァ・・・・」
慰めるように背中にキスをしてから、アリオスはゆっくりと動き始めた。
優しくしたかった。
それは本心だった。
でも、体が言うことを聞いてくれない。
次第に身勝手で自分勝手な動きでルヴァを犯してしまっていた。
「ひっ、あっ・・・あぅっ・・・・あ、んぁっ・・・・い、やぁ・・・」
「ルヴァ・・・・、ルヴァ・・・・」
逃げを打つ腰を強く掴んで引き戻し何度もルヴァを犯した。
濡れた音を立てる箇所がいやらしくて歯止めが利かなくなる。
理性など、とうに吹き飛んでいた。
ルヴァは肘で上体を支えていたが途中から耐えられなくなったのか床に突っ伏してしまっていた。
それでもガクガクと揺さぶり続けると背筋が痙攣しだす。
そして一際奥を抉った時、ルヴァは小さな悲鳴を上げて白濁を吹き上げた。
床にそれらが落ちる音が確かに聞こえると同時に内壁がアリオスを締め付けてくる。
「・・・くっ・・・」
アリオスは息を詰めて腰をブルリと奮わせた。
吐き出した熱は壁に遮られルヴァの内に注がれる事はなかったが熱さが伝わったのか、ルヴァは床に爪を立てていた。
ずるりと己を引き抜いて震えているルヴァの体をひっくり返して荒く上下する体に自分の体を重ねると、ルヴァは閉じていた瞼を開いてアリオスと目線を合わせた。
泣き濡れてぐしゃぐしゃな顔。
アリオスは困ったような笑みを浮かべ、薄く開かれたルヴァの紅い唇にキスをした。
ちゅ、ちゅ、と音を立てて吸い付くとルヴァの手が背中に回ってきてしがみついてくる。
「・・・・ルヴァ・・・・?どうした・・・・?」
キスの合間に囁いて、ルヴァを目深に覗くとみるみるうちにルヴァの目に涙が盛り上がった。
「な、何、どした?そんなに嫌だったか?」
目じりにちゅうっと吸い付いて雫を吸い取るとルヴァは嗚咽を漏らし始めた。
吸い取りきれなかった涙がルヴァの目じりからこめかみを伝って落ちる。
「泣くなよ。な?ルヴァが嫌ならバックからはもうしねーから・・・」
弱りはてたアリオスは必死になってルヴァを慰めるがそれはいつまでたっても功を成さない。
ルヴァは子供のようにしゃくりをあげてアリオスの背にしがみついて泣き続けた。
アリオスは内心「やっちまった・・・」とぼやいた。
ルヴァとはもう半年以上つきあっている。
その間、数え切れないくらいに身体を重ねてきた。
色んな体位も経験してきた。
ただ、今までバックからは何故だかしなかった。
だから、やってみたくなった。
こんな時だからという気持ちがあったからかもしれない。
ルヴァもいつもと違う刺激に喜んでくれると思っていたのに・・・・。
アリオスはルヴァの顔中にキスを落とし、何度も「ごめん」と繰り返した。
どれくらいそうしていただろう。
何度目かの「もうしないから」の後にルヴァがやっと泣き止んでアリオスの肩口に埋めていた顔を起こした。
「ルヴァ・・・・」
ホッとして息を吐くとルヴァはアリオスの顔をじっくりと見つめてから、また首筋にがばっとしがみついた。
「アリオス・・・・・ですよね・・」
「何を当たり前のこと言ってんだ?」
まだ少し震えているルヴァの体をそっと抱きしめてアリオスは苦笑を滲ませた声で返事を返した。
「・・・・さっきは、別の人みたいだったので・・・・」
「・・・・・・・あっ、悪かったな。歯止めがきかなくて・・・」
「・・・・やっぱり、私は嫌です・・・・・」
「そうだな。・・・・もう、しないから」
アリオスはルヴァの顔を起こさせて額にキスをした。
瞼に、頬に、何度も繰り返した。
「俺のこと、嫌いにならないでくれ・・・・」
涙に濡れたルヴァの瞳をそっと指先で優しく擦ると、ルヴァはやっと笑ってくれた。
「嫌いになんてなれません・・・・」
見つめ合ってそれからまたキスをして、そしてようやく震えの治まったルヴァの体をぎゅうっときつく抱きしめた。
「愛してます」
「俺も、愛してる」
やわらかく微笑むルヴァ。
かわいくて、かわいくてまたルヴァが欲しくなってしまって下半身に再び熱が集まってくる。
おまけに密着した体同士でそれは簡単に相手に知れてしまって。
「ア・・・・アリオス・・・・・あの・・」
真っ赤になって俯くルヴァの額にキスをした。
「悪い・・・な。今度はちゃんとするから・・・・・ベッドに行かないか?」
伺うように覗くとゆでだこのように真っ赤な顔をしながらもルヴァは小さく頷いた。
それを確認するとアリオスはがばっと体を起こし、ルヴァの体を抱き上げ、スプリングのきいたベッドにそっとルヴァを横たえて間を置かずにその上に重なった。
シーツの上に散らばる髪に顔を埋めてその耳元でもう一度囁いた。
「愛してる」
その言葉に今度は返事はなかった。
アリオスがルヴァの唇を塞いでしまったから。
そして、二人の体はベッドの中に深く沈んでいった。
「ルヴァ・・・」
気を失うように意識を飛ばしたルヴァの髪を指で梳きながらアリオスは愛しい身体に散りばめた赤い痕を目に入れた。
それを見ながらアリオスは音を立てずに笑った。
「衣装合わせは俺がしてやるからな。だから、俺以外に触れさせんなよ。ルヴァ・・・」
きっと起きていたら「酷い」と言って真っ赤になって泣きそうになるんだろうなと思いながら、アリオスは腕に抱いたルヴァをまた胸に引き寄せ、眠りについた。
*****
翌日、目が覚めたルヴァはアリオスが予想してとおりの様子を見せた。
「酷いです・・・アリオス・・・」
真っ赤になって泣きそうな表情でルヴァはアリオスを責めた。
そんなルヴァをアリオスは笑いながら宥め、朝からチャックアウトぎりぎりまでルヴァを抱き倒した。
ルヴァはその最中に失神し、アリオスに負ぶさった姿で聖地へと帰還した。
そして、その夜も身体の隅々までアリオスに愛され、泣かされた。
その結果、ルヴァは衣装合わせに出ることは出来なくなった。
何せ首から足の付け根にまで体中至る所に赤い痣をこれ見よがしにつけられたのだから無理もなかった。
その後、衣装あわせもしないまま新しい衣装がルヴァのところに届いた。
そして、その姿を初めて見たのは紛れもなくアリオス、その人だった。
しかし、その衣装はすぐに洗濯に出され、皆の前に着た姿を見せたのは数日後だった・・・・。
その時、ルヴァの顔が少し赤らんでいたことを気づいた者はいなかった。
一部を除いては・・・。
【END】