「こうとすると全部見えるな。ルヴァの全部がV」
にやにやとそう挑発的な言葉をかけてくるアリオスにルヴァはかあっと赤くなった。
恥ずかしさから赤面したルヴァを愛しげに見つめて、アリオスはその存在を主張している高ぶりを優しく撫でた。
その刺激に敏感にルヴァの体が跳ねた。
「やぁっ…」
「なあ、ルヴァ。はやく動いてくれよ」
「ぇ、えっ!?」
「えっ、じゃないだろ?動かなきゃ終わんないだろ。それとも、こうしてずっと繋がっていたいか?」
「なっ、そんなわけには……っ」
「いかない、だろ?だったら、ほら」
アリオスは意地悪い笑みを浮かべる。
ルヴァは残る理性に目をつぶって、かすかに腰を動かしてみた。
その途端、欲しかった痺れるような刺激が臀部に走った。
はぁと息を吐き、ルヴァは思いきって腰を揺らした。
「んっ…んぁっ、あ、ああっ、は、ぅうっ、んっ」
下になっているアリオスがルヴァを凝視する。
上から下まで舐め回すような視線をルヴァに投げかける。
ルヴァは恥ずかしくて目を合わせられなかった。
だから、アリオスを見なかった。
けれど、視線で犯されているような気がした。
「あ、ん、んんっ……」
すでに結合部からはぐちゅぐちゅと湿った音が響いている。
さんざん焦らされた身体は刺激を追い求め、夢中でルヴァに腰をゆすらせた。
一方、まだ残るルヴァの理性は悶えている自分の姿を想像し、たまらない恥ずかしさを感じていた。
そんな自分をアリオスに見られているのかと思うと体中が熱くなった。
ぐぢゅっとひときわ大きな音が響き、内部の性感帯を直接えぐられた。
その一瞬の快感に溺れ、ルヴァは恥ずかしさも、見られていることも忘れてアリオスの上で快感を追い求める。
喘ぎ声を零す唇が乾くたびにちらりと舐める舌が艶かしかった。
「……っ、すげー腰つき……」
「やぁっ」
アリオスにからかわれ、ルヴァは恥ずかしさに体がすくませる。
すると、きゅっとアリオスを飲み込んでいる部分が収縮し、よりリアルにアリオスを感じた。
「あっ、あ、ぁっん…」
快楽に酔い、身も世もなく喘いでいるルヴァの腰を掴み、アリオスは翻弄するかのように下から突き上げた。
突然の激しい刺激にルヴァはぼろぼろと涙を零した。
「ひっ、ああっ、あ、う、ぅあぁっ」
荒い息の中、アリオスは小さく笑った。
「悪くないぜ。こういうのも。お前のやらしいとこ、全部俺のになったみたいだぜ……」
「や……だぁっ、あっ、や、も……っ」
「イキそうか?いいぜ。俺も、もう限界だ……」
「あっ、アリオ…ス……ああああん!!!」
アリオスはそう言って余裕のない表情を見せた。
そして、性急な動きを見せてルヴァと自分を追い上げていった。
ぐぶっとアリオスに一番いいところを突かれ、ルヴァはあっけなく自分の腹に白濁を飛ばし、深く目を閉じ脱力した。
体の内部にたぎるようなほとばしりを感じたのは意識を手放す寸前だった。
その後、いつものような形にされると意識を手放すまで愛された・・・。
※すいません・・・。
急いでアップしたのでHで終わってしまいました。(^^;;
後日、この後続きをアップしますのでその時はよろしくお願いいたします。m(__)m
こんな駄文を読んで下さって本当にありがとうございます。