Michael Ingo Joachim Weikath - guitar
Kai Hansen - guitar, vocals
Michael "Michi" Kiske - vocals
Ingo Schwichtenberg - drums
Markus Grosskopf - bass
今は亡きインゴ・シュヴィヒテンバーグの生々しく
エモーショナルに疾走するツー・バスドラムに乗せて、
(ポイントは、”正確さ”が信条ではないこと。)
ポップかつ我々日本人の琴線に触れまくりの泣きのメロディーラインを
艶やかにのびるマイケルのハイ・トーンボイスが歌う。
(彼はなんであんなにコブシまわってんだろう。。。)
決してテクニカルではないが鮮やかなツイン・リードギターが全編に冴えまくる。
当時、重症なくらいツボにはまって毎日聴いていたのを覚えている。
「守護神伝−第二章−。」
言わずもがな、まさにこのアルバムこそが”HELLOWEEN”であり、
このアルバムこそが、イコール” GERMAN METAL”なのである...
って、そんなこと、イマサラなのかい? いや、何度でも、言うさ。
アンディが入ってからのHELLOWEENが「あのころに戻った」的な
評価を受けたのはなんか違和感を感じた。
確かに一時期(カイ・ハンセンがいなくなってからの2枚のアルバム)
に比べてかなり楽曲が良くなったのは自分もそうだと思うが、
”あのころ”のHELLOWEENのポテンシャルには匹敵し得ないことだけは
明記して、、、と言うか、決してダメなわけでなくて
言ってしまえば僕にとって”全くの別モノ”である。
アンディ時代のHELLOWEENのサウンドが、七鍵時代の延長線上に
語られること自体が、おかしくないか?
(2009/11/27改)
それはそうだろう、だいたい、マイケルとカイとインゴを失って、
同じモノが出来るはずがないのだ。 違って当然。
あと、”七鍵守護神”ネタをいつまでも引っ張るのは、
もうやめにした方が良いのでは?と思う。
今の彼らにできることをカッコよくやっていればいい。
もちろん彼らは十分カッコいいんだから。
それにしても昨今のジャーマン系の作品を聴くにつれ、
今思えば、”守護神伝1・2章”は、とてもオリジナリティに
長けたアルバムだったなぁと強く感じる。
”類型”が、多すぎるでしょ。
(2003/11/04)
● track list ●
01. Invitation
02. Eagle Fly Free
03. You Always Walk Alone
04. Rise And Fall
05. Dr. Stein
06. We Got The Right
07. Save Us
08. March Of Time
09. I Want Out
10. Keeper Of The Seven Keys
関係ないが、ジャーマンメタル第3世代と言われるEDGUYはもともと好きだったが、 .
Vo.であるトビアス・サメットのプロジェクト、AVANTASIAも凄かった!
かっこよさがダイレクトで聴いててエキサイティングするところも
本家EDGUYに同じ。 彼は”信念”で動いている。メタルを愛している。
ギターもやけにHELLOWEENを意識してる所がまた、泣ける。
かっこいい。
(2000/10/09)
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