Valensia (本名:Aldous Byron Valensia Clarkson)
1993年、1st ”GAIA” でデビュー。
僕は別にオトコ好きではありません。
でも、VALENSIAとラルクのHYDO君は大好きです。
今のところ、彼の作品の中では、
1st "GAIA" が最高傑作だと思う。
2000/10/18に、待望のNEW ALBUM、
"GAIA II" が出る。
”GAIA II”はまさに名作”GAIA”の続編。
ただ、あのアルバムのポテンシャルの高さは、
本人を持ってしてももう、越えられないのではないか?
その後出たミニアルバム、"LUNA LUNA" の一曲目、"THE MOON" は、
WHITESNAKEではないか?
カヴァーなのか何なのか断りがない限り、あそこまでやられると、
さすがに許容を超えるな..。
"THE BLUE ALBUM"を購入。 全てが自己模倣の内に完結しているように思えるけど..。
今までで一番印象が薄いアルバムかな。
もちろんこれがデビューアルバムなら、すんごいインパクトなんだろうけど。。
GAIA II → V → 今作と、リリースのブランクが短いのは、契約上の問題からなんだろか?
逸材だけに何か惜しいんですよ。
(2001)
2002.06 "Valentine vs Valensia" [V]
2003.05 "Queen Tribute" [VALENSIA]
2003.12 "Metal Majesty" [METAL MAJESTY]
2004.03 "Non Pluged (mini)" [VALENSIA]
2004.05 "This Is Not A Drill" [METAL MAJESTY]
2014.09 "GAIA III -AGLAEA- Legacy" [VALENSIA]
2019.02 "7EVE7" [VALENSIA]
とにかくデビューのインパクトがもの凄かった。
元々大好きだったRobby Valentine の関連作品として出会うことになった、
あの音楽的世界観にぶっとんで、言葉もなく、延々とその中に、浸りました。。
独特なロマンチシズムやパクリぎりぎりもありの「音楽的天真爛漫」さは
自分を取り囲む日々の喧騒とまるで別次元の妄想にも近い空域へ
しばしば連れて行っていただきまして、、
本当に素敵な時間と思い出、
だから音楽は肌身離されないんだ。。
(2016)
あらゆる有名曲からのあからさまなモチーフ、
自身の初期作、所謂オリジナルの焼き直しを堂々繰り返す近年の作風が、
彼の「不思議度」を更に膨らませる。現状「続けること=求められること」であるのか。
しかし「求められること=繰り返すこと」となれば、アーティスティックな色合いは急激に褪せる。
振り返れば"GAIA II"までがとてもアーティスティックだった。
でもね、
一聴では曲のイメージが見えづらい程に、無秩序感満載で頻発する転調、
しかし決して破綻せずにぎりぎりのところで踏みとどまって、『VALENSIAの曲』として在る。
彼の不思議から生まれるVALENSIAという秩序。
それは依然、彼だけのものだ。
(2019)
□ VALENSIA 日本語サイト □