DIARY
〜若気のいたり〜



  
 
 

●2003/6/22 Sun 「彼らは今にあるからそこにしばられない」

なんだか最近この話ばっかりだけど、ロックンロール・ジプシーズのアルバム「I」を買った。
これが、またまた予想以上の傑作だ!

彼らの歳相応な、肩の力抜けまくりのレイドバックした(=退屈な)音楽になるのではという一抹の不安は杞憂に終わった。彼らは信じられないくらいのパワーをみなぎらせて、本気度の高い、熱い勢いのあるプレイを聴かせてくれる。みな40歳前後のはずだが、全然老け込んでないのが凄い。(特に池畑と井上のリズム隊、こんなに元気でいいのか?)

話題の大江の作詞は3曲ある。これがこちらの思いとはウラハラに昔の雰囲気と変わっていなくて、昔の大江っぽい詞なのがまたよい。
ライブ・バージョンの「DO THE BOOGIE」のようなつんのめったノリの佳曲G「Ho Train Boogie」、作詞を見るとなんと柴山俊之(元サンハウス)で、逆に出来過ぎの感じもする・・・
花田が4曲、下山が4曲、井上が2曲、池畑が2曲というように、メンバー全員が作曲しており、花田のソロ・プロジェクトの色はほとんどない。

どうやら、ロックンロール・ジプシーズは、ルースターズ・ナツメロ・バンドではなく、元ルースター達の新しいキャリアの第一歩となるのに間違いはなさそうだ。
エゾでのライブが楽しみ!!



仕事もいよいよピークにさしかかって来た。
今週末は御殿場で新店が新規オープン。で、今週は御殿場に行きっぱなし。
最近暑くなってきたし、ちょうどいいかも・・・
もちろん、BGMに持っていくのは、ジプシーズ!




●2003/6/17 Tue 「風邪っぴき3日目」

朝起きたら予想通り体調が悪かったので、会社に連絡して午前中は家で休養し、昼から出社する。朝にバナナ一本しか食べていないのに、お腹が空かない。しかし体調が最悪の時期は通り越したようだ。

夕方、無理してカツカレーを食べたら、かなり元気が出てきた(お腹がもたれたが・・・)。




●2003/6/16 Mon 「風邪っぴき2日目」

病気の身をおして、氣志團ちゃん@静岡市民文化会館へ行く。

氣志團ちゃんのギグは、体調不良の体には辛いくらい、熱い盛り上がりだった。
最初のうちは元気も出てきて「このライブでエネルギーをもらい、もしかしたら風邪も直るのでは?」と夢のような事を思ったが、最終的には体のエネルギーを吸い取られて、具合は一段と悪くなってしまった。

ダルい・・・



●2003/6/15 Sun 「風邪っぴき」

先週半ばから少しヤバかったのだけど、風邪をひいてしまったらしい。
体がだるくて、間接が痛くて、熱っぽい。
まさに風邪の諸症状が、セオリー通り出ている。

明日は氣志團ちゃんなのに・・・




●2003/6/14 Sat 「ロスト・イン・ラ・マンチャ」

東京に出張に行ったついでに、めずらしく映画を見てきた。
「ロスト・イン・ラ・マンチャ」。元モンティ・パイソンの奇才テリー・ギリアムによる映画「THE MAN WHO KILLED DON QUIXOTE(ドン・キホーテを殺した男)」という作品が、完成しないいきさつを描いた、ドキュメント・フィルムだ。

ギリアムはこの「THE MAN〜」を10年間あたためてきて、ついに4000万ドルという制作費を工面して、スペインでクランクインとなった。しかし、プリ・プロダクション(段取り)の悪さ、予想外の大雨、主役の病気など、信じられないほど不運が重なり、ついに映画制作は頓挫した、という内容だ。
ギリアムの「バロン」が好きな僕としては、彼がドン・キホーテを撮るというだけで過大な期待をしてしまうのだが、その結果はお粗末どころではない、最悪の結果になってしまったのだ。
ただし、この映画に悲壮感はほとんどない。むしろ滑稽なくらいだ。
映画が好きな人にとっては、映画がどういう形で製作されるのかという舞台裏を見ることが出来て、むしろそっちのほうが興味深いのではないだろうか?

ただひとつだけ気になったのは、パンフでミルクマン斉藤という人の書いた文だ。
もしかしたら、この作品は「ギリアムが高予算の映画を撮ろうとして、予測不可能の数々の不運により、撮影は中止になる」という台本の映画なのでは、というのだ。
更に不可読みすると、ギリアムの撮影する「THE MAN〜」(勿論、撮影の頓挫なんてしていない)の、ギリアムによるたちの悪い予告編なのではないだろうか?
何が正解か分からないところが、またギリアムらしい気もする。

「ロスト〜」によると、ギリアムは懲りずに再びこの映画制作に取り組んでいるそうだ。
いずれにしても、作品の完成をお祈りします。



次の目玉映画は「地獄甲子園」だ!




●2003/6/13 Fri 「メタリカの怒り」

メタリカのニューアルバムがいい!
約6年ぶりとなる「ST.ANGER」。だんだん普通のロック化してきた前作から一転、高速&ヘヴィーな作品となっている。
特に@ACがいい。C「DIRTY WINDOW」は、昔の自分が狂喜して聴いていた、血沸き肉踊るファスト・ヘヴィ・チューン。今年のベスト曲の候補間違いなしのかっこよさだ。最近久しくなかった「頭でノル」感覚が蘇ってきて、めちゃくちゃ気持ちイイです。

それにしても、今回のメタリカの新作には考えさせられる点が多い。
まず、なぜ今作を高速&ヘヴィーなハードコア的アルバムにしたのか?セールス的に言えば、今回の路線変更は、間違いなく大敗する可能性の高い方向性だと思う。
また、音作りでいえば、カンカン鳴るバスドラなど、既存のピュアーなヘヴィーメタル・ファンには受け入れがたい要素がある。さらに、アルバム丸ごとDVDにしてボーナスディスクにする発想も世界で初めての試みだ。
これらの変化に、僕はメタリカの巧妙な野心が感じられてならない。
1991年の「BLACK ALBUM」が、一般大衆に重たいギター・リフ中心のヘヴィ・ロックを浸透させたとするなら、今回の「ST.ANGER」は、一般大衆にハードコア・ミュージックを浸透させようという、大それた野望を持ったアルバムのような気がするのだ。ハードコアが大衆の音楽になるという発想自体、有り得ないし、ハードコアのアティテュードを否定しているような気もするが、けど、メタリカのメンバーはそれをやろうとしているのではないか?


話は変わるが、最近読んだ漫画「火の鳥〜鳳凰編」(今コンビニに行くと置いてあるはず)で、片手片目の盗賊我王は、怒りのエネルギーで恐ろしい(素晴らしい)鬼瓦を作る。漫画の中で、手塚治虫は我王の「怒り」の感情を肯定し、それをエネルギーに変えるようにいう。
僕にはこれが、今回のメタリカの方向性とシンクロして感じられる。


辛い事・許せない事・叶わないことがあった時、文句を言って嘆いているだけではダメなのだ。大事なのは、その次に沸いてくる感情であり、例えばそれが「怒り」の感情であった時、それは問題を打破するエネルギーと成り得る。
もちろん「怒り」というと、「破壊」「暴力」といったネガティブな面があるのも確かであるが、無気力、悲観主義、批判主義では、物事を変革するエネルギーにはなりえない。「怒り」には間違いなくポジティブなエネルギーも満ち満ちているのだ。
そこまで考えると、今回メタリカが「怒り」をテーマにしたのも、根底に自分達の音楽を変革したい気持ちがあったからではないかと思うのだ。




●2003/6/12 Thu 「復活!大江慎也」

「音楽と人」という雑誌の最新号に、元ルースターズの花田・下山と、ななんと大江の対談が掲載された。
ここ10年近くメディアから完全に一線を引き、地元に隠居していた大江が、どういう形にせよ、僕達の目の前に現れたということは、奇跡的な話であり、ファンとしてとても嬉しい。
内容的には、衝撃的な話こそないものの、彼らの関係・人柄をしのばせる、いいインタビューだった。大江は、今度発売される花田のバンド「ROCK'N'ROLL GYPSIES」のアルバムに、作詞として参加したということだ。これにはちょっとびっくり!

ルースターズを初めて知ったのは、中学生の時、大江が脱退した記事を雑誌で読んだのが最初だったと記憶している。ルースターズを真剣に聴き始めたのは、社会人になってからだけど、それ以前にも元ルースターズの面々は、氷室・布袋・山下久美子・UAのバックバンドなど、いろいろな形で僕の目の前に現れた。
僕がルースターズで特に好きなのは初期、大江のいた時期だ。しかしルースターズは音楽性とメンバーを変えながら続き、解散後もそれぞれ存在感のある活動をしてきた。そして今、メンバー=花田・下山・井上・池畑は、ROCK'N'ROLL GYPSIESというバンドに再集結した。
勿論、昔の音楽性の再現を望むべくもないが、去年のフジロックでのライブは、成熟の中にもそれだけではない「彼ららしさ」を感じさせてくれる、素晴らしいものだった。


曲が好きだからファンになるというのが普通のパターンだが、その音楽の後ろにミュージシャン(達)の人生が透けて見えてくると、その音楽がより一層いとおしく感じられてくる。僕にとってルースターズとは、そういうバンドだ。


蛇足だけど、現在の大江が、爆笑問題の田中似なのも衝撃的だった。




●2003/6/8 Sun 「袋井ちょっといいお店」

袋井の新店舗のオープンで、今週はずっと袋井に泊り込みだった。
仕事の話は置いといて、滞在中に行ったちょっといいお店情報・・・

「めん助」
今回一番おすすめのラーメン屋。
地元の人の間ではかなり人気のお店らしく、店の前に行列が出来る事もしばしば。
今回食べておすすめなのは「中華麺」と「肉つけ麺」。中華麺はにんにくの利いたスープが美味しくて、病み付きになりそう。肉つけ麺のスープはちょっと酸味があるけど、これもなかなかよい。チャーシューも多くボリュームたっぷり。
小さな小汚い店構えで、大将は無口な職人気質のオーラを放っているが、意外に礼儀正しいところがまたよい。
東名袋井インターを降りて袋井市街に向かいって行き、すかいらーくの交差点の手前左。
ちなみにこの「めん助」の前が今回の新店舗です。

「松乃木飯店」
地元では有名な中華料理屋さん。特に有名なのが辛い「坦々麺」。
僕は間違って普通味を頼んでしまったみたいだが、リクエストで「辛口」「大辛口」があるらしく、その辛いのがおすすめらしい。ランチには玉子チャーハンが付き、これは◎。
東名袋井インターを降りて森町方面に出て、一つ目の信号を右に曲がってすぐ右手にあります。

「浪花」
つけ麺が有名なラーメン屋。人により好みは分かれるみたいだが、これも地元ではかなり有名らしい。
つけ麺のスープはしょうゆ味で、ちょっと濃い目でした。
ほとんどのお客さんがみなつけ麺をオーダーしていたのが、ちょっと可笑しかった。
場所は説明不可能。駅北口の左手の方で、駅からけっこう離れています。

「和(やわらぎ)の湯」
日帰り温泉。1500m掘ってようやく出た天然温泉。
大人1000円、ただし19:00以降は800円になる。
ここが素晴らしいのは、露天風呂が広い事。屋内に大浴場があり露天風呂はオマケみたいに小さい温泉が多い中で、ここは露天風呂が池のような形をしており、面積も屋外の方が多くとってある。広い屋外にはビーチチェアのようなイスも完備されており、ほてった体を冷ましながら夜空を見上げるという極楽のようなシチュエーションも可能。
あと、細かい話だが、体をこする用のタオルが無料で完備されており、体の垢もしっかり落とせます。仕事中に是非とも訪れたい温泉です。
場所は袋井駅から南へ行き、浅羽町に入ってしばらく行ったところ。ゴルフのショートコースの隣。




●2003/6/1 Sun 「雑記」

ロッキングタイムのライブに沼津ガイアへ行く。

ロッキングタイムのTシャツを着た人がいたので「静岡にも熱心なファンがいるんだな〜」と思っていたら、そのヴォーカルの人だった。
ライブがはじまる前、DJタイムがあった。ほとんどの人はイスや地面に座っていたが、何人かは渋くテンポをとりながら踊っている。筋金入りのファンかなあと思ってみていたら、ロッキングタイムやサイドバーンズのメンバーの人たちだった。
サイドバーンズのメンバーの一人が、ライブ終了後、酔っ払っているのかフロアーをふらふらうろつきながら観客に話し掛けている。気さくな人だなあと思いながら見ていたら、かわいい女の子にしか話しかけていないことが判明した。


仕事の話だけど、今週末は袋井で新店舗がオープンします。
そんな訳で、ほとんど毎日更新しているこの日記ですが、来週はちょっとお休みします。




●2003/5/23 Fri 「カルト・グルメ情報 in 富士宮」

富士宮駅を通り過ぎて一つ目の信号を右折。
そこに「さの食堂」という大衆食堂がある。
一見さんだと絶対入らないであろう、肉体労働者系の店構えとはうらはらに、ここは、とある地元人の隠れたおすすめ食堂だ。

今日は仕事でちょうど昼食時に富士宮にいたため、満を持して寄ってみる。
話によるとメニュー全ておいしいという事だが、中でも一押しなのが「焼肉丼」。どんぶりの上に、特製のタレで焼いてある豚ロース肉と卵の黄身がのっかっているものだ。
もちろんそれを注文し食す。甘辛のタレに黄身をからめて食べる・・・話通り美味、絶品でした。
富士宮焼そばもメニューにあり、それも一食の価値ありと見た!




●2003/5/22 Thu 「久々にCD買い」

最近なんだか調子が出ないな〜と感じていたのだけど、その理由に今日思い当たった。
そうだ、最近、CD買っていないぞ!

ということで、今日は仕事で浜松に来ていたので、浜松市内のよく行く中古CD屋に行く。(ちなみに場所は浜松アリーナの近くにある、アビーロードというお店)

買ったCDはというと、
・MARILYN MANSON「THE GOLDEN AGE OF GROTESQUE」
・UA「空の小屋」
・RHYMESTER「ウワサの真相」
・EGO-WRAPPIN「満ち汐のロマンス」
・UNDERWORLD「dubnobasswithmyheadman」
・STEPPENWOLF「BEST」


マリマンとUAは初回盤でボーナスDVD付き。
最近この手のDVDが特典であるCDが多い気がする。レコード会社はCCCDなんて手段でなく、こういう方法でCDの売上を伸ばす工夫をして欲しいな〜と思う。
「CDを買うと、シングル・カット曲のビデオクリップのDVDがおまけで付いている」なんて、いいんじゃないかな〜。




●2003/5/20 Tue 「久々に泥酔」

仕事絡みで、久しぶりに静岡市内で飲んだ。
仕事の話が白熱し、いっしょにいた相手と別れた後も気持ちは高ぶっていて、まだまだ飲み足りない感じ。
いつもの市職員・製薬メーカーの人はつかまらず、ひとりでふらふらとREDROCKへ行く。

ちょうど良くというか、悪くというか、お客さんは僕一人。
マスターと話すうちにどんどんお酒は進んでいった。なんだか、久々に店で飲みあげた。最後は記憶もおぼろげ(一部欠落)。


そんな中、報告です。次回のROCKCANDYはREDROCKに決定(した模様)!
いや、おぼろげな記憶の中では、決めてきたはずなんだけど・・・




●2003/5/13 Tue 「あなたは・・・!」

仕事の合間をぬって(サボって)、最近、国道1号線の草薙付近にオープンした「フィット・ハウス」という靴と鞄のお店に行ったら、偶然にもBUCHOに会った。
BUCHOは仕事休みだったそうだが、いくら偶然とはいえ、藤枝市民のBUCHOと仕事中の僕が、草薙にある靴屋で会うとは、なんともビックリのハプニングだ。
世の中、何があるか、どこで誰と出会うか分からない。
それにしても、よりにもよってサボっている現場で会うとは、間が悪いにもほどがある。これでは、いつもサボっているみたいだよ・・・


そういえば、目覚ましテレビの「今日の占い カウント・ダウン・ハイパー」で、僕の魚座が今日最も悪い運勢だったのを思い出した。今日は運が悪かったのだ。




●2003/5/11 Sun 「バーベキュー・エンタープライズ・ラブパレード」

フジロック仲間で集まって、安倍川でバーベキューをした。

ゴールデン・ウィークに働きながら「仕事が一息ついたら絶対バーベキューをする」ことを心の支えに頑張った僕としては、ついに念願が叶って大満足の、久々の休日だ。
ただ、想い先行型のバーベキューであったため、準備が十分でなかった。一番の痛恨は、バーベキューコンロを誰も用意していなかった事だ。
しかしさすが、これまでいくつもの野外フェスを経験してきた強者達は、誰一人動じない。これはポジティブ・メンタル・アティテュードの成果か?何事も無かったかのように石で釜戸を作って、無事この難局を切り抜けた。
降水確率50%の天気も、酒飲みの神様が僕達に味方をしてくれ、ギリギリセーフ。
楽しいバーベキューでした。


バーベキューを終えて家に帰ると、そのまま爆睡。夜、目が覚めると、今度は眠れなくなってしまった。
TVを見ながらダラダラする。

日曜夜21時のテレビ番組。普通の家庭は「あるある大辞典」、教育熱心な家庭は「NHK特集」、そして僕はスカパーの「スタートレック エンタープライズ」だ。
そのエンタープライズもついに1stシーズンが終わった。原点に戻るというコンセプトは成功で、「宇宙大作戦」を彷彿とさせる出来のいい作品だった。
しかし今日の1stシーズン最終回は、ちょっといただけない。2ndシーズンに期待を抱かせるのはいいけど、話が飛躍し過ぎでちょっと残念だった。(でも2ndシーズン早く見たい!!)


深夜やっていたNHKの「クラブミュージックラバーズ」は、偶然見つけたのだけど、なかなか面白かった。NHKって週末深夜たまに質の高い音楽番組をやるので、あなどれない。
ケミカル兄弟、ノーマン・クックのインタビューやライブ映像もよかったが、一番興味深かったのは、ラブパレードの映像。
もし再放送されたら、おすすめです。見るべし!




●2003/5/6 Tue 「台風一過」

僕の会社での仕事は、新店開店仕事人だ。
お店のレイアウトや装飾・スタッフの教育研修・店が一人立ちする為の庶務全般から、その後のスーパーバイジングまで、全て担当している。
かっこいい言い方をすれば「仕事を全部任されている」だが、「大変な仕事をひとりマル投げされて、貧乏くじを引いた」という雰囲気も漂っている今日この頃。。。


そんな中、4月26日に静岡市内に新店がオープンした。
開店準備は4月中旬からヒートアップし、オープン記念セールは5月5日まで。GW中も働きアリと化していたが、ようやく今日、一息ついたところ。

この半月、本当に疲れました・・・
自分に、最高の「お疲れさん!」を言ってあげたいです。


もちろん、今の仕事はキツイだけでなくて、楽しい事もいっぱいある。一番は、スタッフみんなと一緒になって「新しいお店を作り上げる」事だ。最初は「こりゃダメだ」と思っていたアルバイトがメキメキと成長し、お店のために頑張っている姿を見ると、この仕事やってよかったな〜と、本当に嬉しくなる。
逆に最悪なのは、店長に能力がない場合。いくらいいスタッフを集めていい研修をしても、トップの人間ひとりの雰囲気により、お店は良くも悪くもなる。こういう人には「頼むから、会社辞めてくれ」と言いたくなるが、本当に辞めちゃうと僕が大変になるので、グッと我慢しなければならない。


今回オープンしたお店は、自分で言うのもなんだけど、いい店長にスタッフのそろった、いいお店になった。
現役コギャル・米留学帰り・女子ゲーマー(椎名林檎好き)・貧乏静大生・顔は怖いけど気は小さいおじさん・ナイスボディのおねーさん・・・こうやってならべると、クセ者のスタッフばかりだな〜。

唯一辛いのは、オープンしてからの販売実績が泣きたくなるほど悪いこと。(一番ダメじゃん!)
しかし、いろいろ挽回策を打った結果、なんとか連休後半には持ち直し、希望の光が見えてきた。



今年の夏まで、予定では更に3店の新規オープンがあり、7月中旬までは過酷な労働を覚悟しなければならない状況だ。
そんな僕の目標は、なんとか全てスケジュール通り、1日の遅れもなくオープンさせること。オープンが7月下旬にずれると・・・フジロック参戦が危うくなるではないか〜!




●2003/4/20 Sun 「無事終了」

昨日のROCKCANDYは、今回もおかげ様で大成功でした。
遊びに来てくれた皆様、ありがとうございました!


それにしても、20日間も何も書いていないと、非常に書きづらい・・・




●2003/4/1 Tue 「平日の休日」

4月1日、多くの会社や公官庁で新年度のスタートだ。
もちろん僕の会社も今日から新年度。
この節目となる重要な日を、僕は代休でスタートした。先週末は働き過ぎたからな〜。

朝起きたら、NHKでヤンキース開幕戦を生放送している。早くも「今日休んでよかったな〜」と実感。昼前まで見て、街へ出かける。
目指すは七間町。そう、今日は「1日」、映画の日で映画館がオール1000円なのだ。

まずは「007/ダイ・アナザー・デイ」。
僕は、007シリーズは冒頭のボンドの登場のシーン>主題歌の部分が大好きだ(必ずボンドが敵に侵入しているシーンから始まり、それが成功したところで主題歌が流れる。主題歌のバックの映像は象徴的なイメージでPV風)。冒頭、ボンドの拷問シーンがあるというのでちょっと気になっていたのだが、実際見るとそんなにひどいシーンではなくて安心。逆に、シャレた見せ方だな〜と感心した(マドンナの歌も◎)。
本作は、基本的には過去の007シリーズのセオリーに忠実な、オーソドックスな作品だ。007シリーズが好きなら、その期待に必ず沿うはず。荒唐無稽な話なのは毎度のことだけど、なかなか面白かったです。
あと、北朝鮮のK総書記さん、そんなに怒らなくてもよい内容では・・・

休憩は呉服町のスタバ。週末と違い、ビックリするくらい空いていて、いい雰囲気。
みんな働いているんだな〜と思うと、更にリッチな気分になってくる。

続いては「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」。
3時間もありながら、中身はぎっしり、濃厚な作品だ。
評判の通り、確かに凄くて面白かったのだけど、あえて注文をつけさせてもらえれば、話に起承転結が見えないというか、ストーリーの起伏に乏しい。最初から最後までアクセルベタ踏み、ディナーでいえば全てメインディッシュ。もう少し気楽に見れる部分も欲しい気がした。
本日2本目ということで頭が少々お疲れだったのか、登場人物の名前が途中でごっちゃになってしまった上、タイトルの「二つの塔」とは何のことだったのか謎のまま・・・
あと、ドラクエを久しぶりにやってみたくなった。でも、やるにはハードから買わないといかんな〜。

帰りに本屋で「そして、みんなクレイジーになっていく」というDJの本を買う。
厚さ・価格とも過去買った書籍の中で上位にランクされるであろうこの本、はたして面白いのか?&読みきれるだろうか?