DOMAINE GEORGES ROUMIER

《歴史》
ジョルジュ・ルーミエは1924年にシャンボール・ミュジーニでドメーヌを設立し,妻の家族のぶどう畑の管理権を
手に入れました。そして、この時期の生産したワインの大部分は、地方で販売されていました。
ジョルジュ・ルーミエがワインの所有者元詰(瓶詰)を始めたのは、1945年からです。
1953年にはモレ・サン・ドニのクロ・ド・ラ・ブシェールを購入し、1961年に彼の息子ジャン・マリー(現在の当主、クリストフ・ルーミエの父親)が、ジョルジュ・ルーミエの名前で、ファミリーの所有する畑の管理をするようになりました。
1968年には、コルトン・シャルルマーニュ、1978年にミュジーニを手に入れることにより、所有ワインの種類を増やしていき、1982年には、クリフが父ジャン・マリーの仕事に加わりました。
現在、ドメーヌ.ジョルジュ・ルーミエは9のアペラシオンの畑を11.8ha所有し、ドメーヌで生産するワインはすべてボトルで販売されています。

《ワイン工程》
*ぶどうの木の栽培は論理にもとづき、肥料も除草剤も使用しません。
*収穫は実の熟したものを手摘みで行います。
*ぶどうを選別した後、一部分を除梗し、醗酵は果帽を浮かべてオープンタンクで、3工程行います。前醗酵マセラシオンは自然酵母が繁殖のできる温度に調整して行います。醗酵中は温度をコントロールしながら果帽にかい入れをしてワインにエッセンスを与えます。後醗酵マセラシオンにより、タンニンを得ることができ、ワインに肉付きを与えます。タンク醗酵期間は約18〜23日間です。
*一度、醗酵が終了後、空気圧圧搾機でプレスしたワインはタルに入れられます。(ワインのアペラシオンにより、15〜40%が新樽)
*樽で14〜16ヶ月熟成後ノンフィルターで瓶詰めされます。
(FUJI HAKKO CO.,LTD)

ブルゴーニュ ルージュ(0.9ha)
ピノ ノアールの畑
シャンボール・ミュジーニ(3.7ha)
丘の斜面にいくつかの細分化されたぶどう畑があり、粘土質、石灰質土壌の畑からは口あたりの良いエレガントで女性的なキャラクターのワインが生まれます。
シャンボール・ミュジーニ1erクリュ・レ・クラ(1.7ha)
大区画の畑、マルヌ(泥灰土)の土壌は、ワインに深みや、サクランボの深いアロマを与えます。
シャンボール・ミュジーニ1erクリュ・レ・ザムルーズ(0.4ha)
深層母岩の上に、粘土質、石灰質のやせた土壌からは想像もつかないような繊細で、上品なワインが生まれます。
モレ・サン・ドニ1erクリュ・クロ・ド・ラ・ブシェール(2.6ha)(モノポール)
岩石におおわれた下層 赤粘度層の土壌からは、力強い、ひなびた野生的なアロマのワインが生まれ、ボトルの中で、ゆっくりとワインが洗練されていきます。
クロ・ヴージョ グラン クリュ(0.3ha)
ヴィエーユ・ヴィーニュの葡萄からは、力強い、時には固いワインが生まれ、熟成によってすばらしいブーケが得られます。
ボンヌ・マール グラン クリュ(1.5ha)
地質の違う、4つの細分化された 葡萄畑から構成されています。赤土と、粘度質、石灰質の畑からは肉付きの良い深みのある、たくましい赤いフルーツの支配するワインが生まれます。
白土と、泥灰土の畑からは、構成のよりしっかりした、より複雑味のある後味の長い、花系の香りのワインが生まれます。
これらの2つのワインを、アサンブラージュしてつくられるワインはまさにドメーヌを象徴するワインです。
ミュジーニ グラン クリュ(0.1ha)
ヴィエーユ・ヴィーニュの葡萄から微量だけ生産されるワインは、複雑のある、特別に気品のあるキャラクターのワインとなります。
コルトン・シャルルマーニュ グラン クリュ(0.2ha)
ペルナン ぺルジュレスにあり、西側に位置する畑からは、コルトンのしっかりとしたキャラクターのミネラルの表現された長熟の白ワインが
できます。


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