上村氏の作詞講座
1.心得 2.How to 作詞 3.お手本 4.応募

1.心得
作詞とは、
一つ、人に憎まれなければならない
一つ、人に喜ばれなければならない
一つ、人を幸せにするものでなければならない
一つ、自分の思いを素直にぶちまけるもの
一つ、売れなければならない
一つ、エログロファンキーシートでなければならない 以上! これを踏まえた上で次に進もう!!

2.How to 作詞
1,まず、いろいろなことをしてみよう。(良いこと、悪いこと、面白いこと、嫌われることなど)
2、そしたら、紙とペンを用意しよう!←書きやすいペンを選ぶこと
3、タイトルを考えよう。というのも、リスナーはまずタイトルを見るから。これは、インディーズバンドの宿命である。
テレビ、ラジオ、有線で曲を聞かれることは、太陽が西から昇るくらいあり得ない(又はソウホが塾のバイトを紹介
してくれること程あり得ない)ので、タイトル先にありきなのだ(兄貴じゃないよ)。タイトルも、人の目を引くものでな
くてはならない。例として私が、ドサンピンズの今までのタイトルベスト5を列挙してみる。「お○んちんロケット」
「ナマハゲドン」「夢の隙間」「コンビニレディーとまむしの王様」「エロチックパントマイム」である。特に、「夢の隙間」
は、きれいな曲タイトルにとびついてきた馬鹿どもが、ひとたびプレーヤーで再生すると、全くわけの分からない、タ
イトルには関係のないラップが始まる。これがいいのだ。
4、次に、詞を考えよう。ロックか、バラードか、ラップである。韻をふんだり、対句を使ったりしよう。途中で苦しくなった
らラップに変更してもよい。作るのが楽だ。
5、使う言葉については
@著作権に触れないこと
A個人や団体を中傷するような言葉は極力さける
B自分で勝手に面白い言葉を作ってしまおう
C「〜だぜ」のように、関東弁、キザな言葉は使わない(恥ずかしくなってしまう)
D助詞は出来るだけ省く。
以上を50%守れば、自ずと詞は完成する。

3.お手本
「どぐされ満月」
毛深いドリルを ぶち込んだ 夏
おんぼろバルカン 振り回す 春
しゃがれた時計が逆回転
かすれたタイムが刻まれる
どっさりの肉を穴に詰め 黄色になるまで とちらせろ
ざっくりと肩と足にはめ ベージュになるまで こねまわせ
サーモンピンクの水たまり 腐ってちぎれたドドメ色
うす紅色の観覧車 くぼんでふさがるカーマイン
言わずもがなの どくされ満月・・・(以下略)
(大意)
あーあ、夏がおわっちゃうよー。でも楽しかったな・・特にアレが。
ウヒヒ・・・でも春も良かったなぁ・・・ウププ
昔に戻りたいなぁー昔は良かったなぁー
でも戻れないよなー
あー、もう頭の中がゴチャゴチャだよー、あいつのあの顔ったらありゃしないよ
でも、あの娘の顔は良かったなー恥じらったあの赤い顔・・・
赤といっても、サーモピンク、ドドメ色・・・色々だなー色だもんなー
色々あるから色なんだよなー
確かあの時も満月だったな、あの時と同じ満月がやって来れば昔に
戻れるかな・・・・

4.応募
もうみんな出来たかな?
じゃあ uttii@mva.biglobe.ne.jpまで送ってくれたまへ(掲示板への書き込みでも可)。
ちゃんと1人ずつ添削してホームページでさらし者にしちゃうよ。
良いものがあったら、ドサンピンズの将来のアルバムの中に入れてあげるよ。
つまりキミにも印税が入るのだ (1枚あたり1曲で30円)
じゃあ、第2回作詞講座を待ちやがれ。次はもっとくわしく例を挙げながら
僕と一緒に作っていこう。
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