20080622

 新刊
   

SAMURAI   DRIVE

 


ゾロサン
18禁
パラレルメガネ本

 A5
P60
500円


グランドラインのはずれにあるニューゲート国は、
かつて白ひげとよばれた海賊、
エドワード・ニューゲートがたわむれに築いた国だ。
人は白ひげを「貿易王」と呼んだ。
緑の豊かな小さな島は、いまや、世界の経済の中心地となっていた。
ここは、「夢」が生きている島であり、
誰もが自分の「夢」を語っていた。

ニューゲート島では、四年に一度、
普段は誰も近づかない森の中に巨大な競技場があらわれる。
白ひげ杯。
そう呼ばれるイベントには、とてつもない数の参加者がきていた。
二人組で数々のミッションをこなし、
最後まで勝ち残った者には、一つだけだが、何でも願いが叶えられるのだ。




ロロノア・ゾロは人ごみの中、「第一の試練」と書かれた紙切れを睨んでいた。
『おれの名は、ミスター・プリンス。
レディの危機をお守りするナイトにして、男前。
おれを見た瞬間から恋の嵐が吹くので、
会えないなんてことはありません♥』
本人が書いたと思われる文のあとには、係員が書き足した違う文字が書かれていた。
「金髪、メガネ、ぐるぐる眉毛」
ゾロは、脱力した。
ゾロが組まなければならない相手は、
とんでもなく間抜けのようだ。


サンジは、自分が探し出さなければならない相手の情報を見た。
『目標は大剣豪になること。
好きなものは酒』
広いコメント欄には、汚い字でそれだけしか書かれていなかった。
・・・レディにしちゃ汚ねえ字だな・・・。
男みてえな字だ。
でも、まあいいか。
女剣士で酒が強いんだな・・・。
それから、係員の説明書きを見た。
「迷子、サムライ、メガネ」
・・・?
サンジは、首をかしげた。
どうにもイメージしずらい。
メガネのレディか?
まあ、それもいいか・・・。
出会ったら、きっと、プリンスさんて素敵♥とか、思ってくれたりして。
そしたら、おれァ、ナイトとしてお守りしねえと・・・。
ぐふふふふふ。
サンジはヘンな顔をして笑い続けた。




果たして二人は、10の試練をクリアして、
望みのものを手に入れることができるのか?




<パラレル設定>
白ひげは、気に入ったものは必ず手に入れる男。
カリファは女ばかりの館の女主人にして性の達人。
ニコ・ロビンは八歳で白ひげのお気にいりの歴史学者。
何でも屋のウソッブ、情報屋のナミ、船大工フランキーも登場。




18禁です。20禁よりの18禁です。

image  song   hitomi

かなり前の曲ですが、この曲が頭の中をぐるぐると回ったので
タイトルはこれで。
越前リョーマのアレではありません。


18禁表示には、メガネ企画の18禁ロゴを使わせていただきました!!


今回、ゾロもメガネ、サンジもメガネです。
メガネ本ですから!!!
といいつつ、22日オンリーで並べてしまうという・・・。汗。
奥付には29日って書いてあるのですが、
間にあうので22日に先行発行です。

だらだら書いていたら、ページが足りなくなって、
初めて、ベージ数すべてを打ち直し、
奇数ページにタイトルとR18表示を入れていったので、
疲れました。
開いたとたん、文字が始まってます。
なんてゆとりのない本なのでしょうか。
ご利用は計画的に・・・。

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