ヴァリアー慰安旅行
携帯のうつりが悪くてすいません。
R18
ザンスク
A5コピー本 P16 100円
(SAMPLE・冒頭抜粋)
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スペルビ・スクアーロのマイブームは、日本の温泉だ。
うまい酒に浴衣でゴロ寝・・・。
仕事を忘れるくらい快適だ。
久しぶりの休みがとれたので、一泊二日でいいお湯だと評判の日本の温泉に行く事にした。
早起きして空港についたスクアーロは、妙に目立つ黒っぽい一団を見つけた。
ゔぉおおおおい、ありゃあボスさんじゃねえかあ!!
ルッスやベルやレヴィもいやがる。
しばらくたいした任務も入っていなかったはずなのに、どういうことだぁ?
緊急の重要任務でも入ったのかあ?
「もう、スクアーロったら、遅いじゃないの!!」
ルッスーリアが大きな鞄を持ってくねくねした。
「貴様、ボスをお待たせするとは、けしからん!!」
レヴィは、背中に巨大な荷物を背負っていた。それは、どうみても椅子だった。
「ししし、遅いじゃん。王子より遅く来るなんてありえねーし。じゃ、王子の荷物、お前が持って」
ベルはそう言うと、自分の荷物を残してさっさと搭乗口に歩きはじめた。
「ゔぉおおおおい、どういうことだぁ!!」
スクアーロがフロアじゅうに響き渡るぐらいの大声で怒鳴った。
「もう、静かにしないと目立っちゃうわあ。
ヴァリアーの慰安旅行よ。スクの分のしおりもあるから。私のお手製よ♡」
スクアーロに手渡された小冊子には、ヴァリアー慰安旅行と書かれていた。
「ししし。スクアーロの分際で、自分だけ温泉でゴロ寝なんて、無理」
中を見ると、スクアーロが行こうとしている盆碁霊温泉旅館の説明が詳しく書かれていた。
「ゔぉおおおおい、何だこりゃあ!!」
また怒鳴ったスクアーロの頭に、「保安上の注意」と書かれた看板がぶつかった。
「文句あんのか?」
「ぐっ。・・・ねえ!!」
頭をさすりながら、怒鳴るのをやめたスクアーロを見て、ベルが笑った。
「ししし。ボスの投看板のキレもいいね」
「なごやかな楽しい旅行になりそうねーーーーーー」
ルッスーリアのテンションが上がった。
「ボスと一緒の旅行・・・。光栄です!!」
レヴィは感激に浸っている。
「ゔぉおおおい、どうなってるんだあ!! 意味分からねーぞぉ!! 」
スクアーロは叫んだ。
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ヴァリアーの慰安旅行はこのようにして始まりました。
楽しい慰安旅行の話です。
露天風呂エロ注意。