すぴわんメーター


め 目がぁぁぁぁ!

純正メーターはビートの最もビートらしい部分のひとつですな
だが気に入らないことがひとつ・・・
設置位置がドライバーに近いため
目の焦点が合いにくい・・・
これはビートに乗り始めた頃から感じていました



前方を見ていて急にメーターに目をやるとピントが合わないんですよ
私の目がおかしいのかもしれないんですが
疲れてくると更に見にくい・・・
そこでメーター位置を目から離す算段を模索しました


第1案
純正メーターにレンズをはめてみる(爆)
レンズによって目の焦点に無理矢理合わせてやろうと・・・
でも却下!
うまい具合に焦点が合ってくれそうにありませんでした


第2案
フロントウインド投影型メーター
これはいいカナとも思ったんですが
既製品頼みになってしまいます
ですが既製品で気に入ったモノがない
もっとおしゃれな画像で投影してくれればいいのに・・・ブツブツ
で 却下!


そして第3弾センターメーター作製
これも却下!
理由は簡単
ナビの時と同じくトノカバーの邪魔になってしまうからです


とにかく
メーター位置をもっと目から離したい
といつも思ってたのでした・・・


MTB!2000

1999年の秋口だったでしょうか
碧BEさんがBEメーターを作っていることを知りました
こりはすごい!
とてもマネは出来ませんが
インスパイアされたことは確かです
やはり基本は「無いモノは作る」
ということのようで・・・
・・・つくってみますか


そしてMTB!2000・・・
ココで碧BEさんのBeメーターを目の当たりにします
大方知っていたとはいえ
なかなかに衝撃的でした
そしてさらに
爆音Beさんのインパネ!
これも完成度高くインパクト十分でした

4灯ビートとの出会いもあって
この年のMTB!はまっこと驚きの連続でありました


うーむ世のトレンドは4灯とオリジナルメーターにむかっておるのか
と思わせる出来事だったですね(笑)
と同時に
「いつか私も・・・」
と決意を新たにするきっかけでもありました



小径ステアリング

とはいうものの
メーターの自作はなかなかに大変です
いつものように二の足を踏んでました・・・
いつ手を付けるとも言えない状況がずっと続いていたんですが
ソレを製作に踏ん切らせたのは
小径ステアリングでした

運転席をバケットシートにしてからというもの
どうしても小径ハンドルでないと落ち着かない
という身体になってしまったんですねぇ(笑)
(33φ以下でないと受け付けないようです)


33φナルディGARA4/5
ね メーター上端がみえないでしょ

ご存知のようにこういった小径ステアリングは
メーター上部が隠れちゃうんです・・・
ンで「コレはいよいよメーター作らねば」
と重い腰をやっと上げたのでした
思えば2001年厳寒の頃だったでしょうか



まずは・・・

メーター自作するつったってねぇ あーた(笑)
べつに
1から電子回路をおこすわけではありません
大体そんな知識も能力もない・・・

そこで簡単に既製品の中身だけを使って
がわだけを自作しようと・・・
ひとつだけ最初から決めてることがありました
表示は緑のLEDで・・・(笑)
で まずは緑色の超高輝度LEDをたくさん購入しました



次に某ネットオークションにアクセス!
デジタルメーターの出品がないか検索します
そしたらあるある
結構あるんですねぇ
どれにするか迷っちゃいます

そして色々見てるウチに
どんな機種があって
どのくらいのサイズで
表示色が何色で
相場がいくら
てなことが段々とわかってきました


ああ 同時にデザインを考えなきゃね
トノカバーの邪魔にならないように高さは押さえ
ステアリングで隠れないサイズ
なおかつ
なるべくビートの内装デザインの意匠を汲むもの
そんなことを主眼に外形を考えます
つったってこちとらプロのデザイナーではありませんから
ま 自分の感性で大体で・・・ね


まずは
倉庫にあった予備のダッシュボード引っぱり出してきて
色々あちこち寸法計って・・・
ステアリングに隠れてしまわないサイズを算出
・・・ちっちぇー
大丈夫かこのサイズで?
というくらいの許容範囲でした


私の目線



あと材質をどうするかというのも重要
これも悩みました・・・
ダッシュボード上って結構過酷な環境なので
よく考えないとね


デザイン決定&製作開始

カッコは大体決まりました
材質も決めました

FRPで作ることも考えましたが
自分の思ったカタチに作り上げるほど
FRPは手慣れていませんでしたから
いつもの光重合レジンで・・・

まずはスチレンボードで元の形を造ります
スチレンボードはウチの物置に眠ってました
死んだ父親の趣味であった日曜大工の材料の残り物です
購入してからかれこれ20年以上経ってるのではないかと・・・(笑)
でも変質はしてないようです
日光にさらされてなかったせいでしょうか

これを削ってカタチにしていきます

ある程度カタチになるまでカッターで整形
細かな修正はサンドペーパー200番くらいで・・・
カタチを仕上げていきます
サンドペーパーでおもしろいように削れていきますから
削りすぎないように注意
ンで できあがったのがこれ

 

ラウンディッシュなよいカタチです(ド手前味噌)


気に入ったカタチになったところで
この上にシート状の光重合レジンを貼りつけますが
光重合レジンシートは結構均一な1mm厚です
この分大きくなることを考えて原型を修正します

さて貼りつけ開始
一面貼りつけたら光を当てて・・・
ってこんな大きなモノ専用照射器に入らない
どーしよう
でもよく考えたら身近にとても素晴らしい光源がありました
太陽です
外へ持っていったら一瞬で硬化!
あーらくちん
っていうか恐るべし太陽(爆)


全体硬化させたら中身を抜いて
補強の骨入れて
あとはひたすら研磨・・・
硬い樹脂だけに骨が折れます・・・

この光重合レジンシートは結構硬いです
強度は十分ありますが
そのかわり割れる可能性はあります
ま 落とさなければ大丈夫でしょうけど・・・
落としても大丈夫にしようと思ったら
レジンだけでなく
金属メッシュやガラス繊維を挟み込んだ方がよいと思います

この辺の作成法は様々なパターンが考えられます
使用材料は何にする?
原型をそのままオス型にするかメス型をおこすのか?
等々・・・
私はとても安易な方法を選んでしまいました(爆)
だからあとあと苦労することもあるかと・・・


ああ メンテナンス性を考え
メータの筐体は小型のネオジウム磁石を使って
普段は上下がくっついていて
メンテ時に分割するカタチにしました


お弁当箱(笑)


ネオジウム磁石


下地が出来たら
中の光が漏れないようにメタリックなシルバーを吹いて
あとは内面は艶消し黒
外面は濃いめのグレーで塗装します


背面はこんなカンジ


中身

筐体が段々カタチになってきましたので
中身も何とかしないとね

某ネットオークションで
APEXiのデジタルメータを落札してみました
実際手に取ってみると結構中の基板が大きくて
そのままでは使いづらい事がわかりました
ま なんとかなるでしょ(笑)

でもオークションみてたら
もっと良さそうなデジタルメーターが・・・
・・・うーん・・・
たまらずこれも落札しました(爆)
そしたらまた・・・
おお これは表示色が緑だ!とかね(笑)

って気が付いたら6個のデジタルメーターが手元に(ド爆)
ヨメにはくれぐれもナイショ・・・


で 結局APEXiのものと
フィールド技研のハイパーカウンターってのがよさげ

さっそくバラして構造解析(笑)

しかしこのあと体調が芳しくなく
ナビのビルトインとフォグランプやるのが精一杯・・・
MTB!2001に間に合わせられませんでした
オマケにMTB後はGSSミーティングにむけて
4灯にエネルギー注いでいたこともあり
しばらく中断の憂き目に・・・


しかし再度奮起させる出来事が・・・


GSSビートミーティング

2001年秋にGSSビートミーティング
なるイベントが鈴鹿サーキットで開催されました
このとき4灯3台で揃って参加しました

たくさんのビートの中に
気になる赤ビーが・・・

SensationalBEATのTOMO−SRさんの赤ビーでした
インパネがオリジナルなんです・・・
HPでは知っていましたが実物を見るのは初めてでしたから
穴が空くようにじっくりと拝見しましたです

  

 


このときTOMO−SRさんご本人からも
いろいろとノウハウを伝授していただき・・・
いやあ 参加してよかった




そしてこのあとしばらくして
爆音Beさんのオリジナルインパネバージョン2が・・・
これまた完成度高くHP見入ってしまいました
そこで確信しました

やはり世はオリジナルメーターに向かっている(爆)

で 私は
その末席にでもそっと加わりましょうかね・・・(笑)



製作再開

GSSビートミーティングから半年近く経ったでしょうか
季候もよくなってモディファイシーズン到来です(笑)
ちょっとやる気がでてきました
っていうかMTB!2002に間に合わせるため
ってカンジもなきにしもあらず

御免ね動機が不純で(笑)


さあ 続きはどこから手を着けましょうか?
とりあえず筐体をもう少しキレイにしてみましょ
って事で
スモークの透明アクリルカバー付けたりしてそれなりのカッコに


おっしゃれーん(爆)


次は中身だ!
色々メーターレイアウトを考え
センターにスピードメーター
その両脇にウインカーインジケーター
スピードの下にタコメーター
左右の端にそれぞれ水温計と燃料計を配置することに

東京モーターショーのバイクのショーモデルのメーターを参考にしましたです
イヤそれにしても
バイクのデザインって自由度高いなあ
バイクに見えないモノまである・・・
なかなかにおもしろいです バイクデザイン

さあ ハンダ付けの嵐ぃ!!!!
APEXiの7セグメント表示素子を
ハンダ吸い取り器で一生懸命はずして
結線を延長して再びハンダ付け・・・・
ジジィの目には辛い作業です

フィールド技研のほうも表示部分だけハンダ付けはずして・・・
このあとさらに延々とはずして付けてのくりかえし・・・
計100本以上はハンダはずしてまたハンダ付けしましたね

ココで問題発生!
見た目と私の目線での視認性を最優先したために
前述のように筐体はすこぶる小さいです
回路基板が納まりきらないことが判明・・・
って初めからわかりきったことですけどね

で 納まりきらない回路基板は
別の場所に収納することも考えましたが
配線の取り回しをあまり複雑にすると
初めはよいのですが
そのうちどこに何が納まっているのか忘れてしまって
メインテナンスに支障をきたすおそれがあったので(爆)
メーター本体の底にコバンザメのようにくっつけることにしました

どのみち配線通すのにダッシュボードに穴を開けなきゃね
だったらその穴を大きくしちゃえ ってことで・・・

ダッシュボード上の濃いグレーの部分の内部には少し空間があることが
事前の予備ダッシュボードの調査でわかってました(笑)
配線通すルートもおおよそ見当付けてありましたし

そういえば配線考えなきゃ・・・

純正のカプラを流用します
つながってるコードのひとつひとつが何の線か書いてタックを付けます


めんどくさ・・・

これがまた面倒なの
同じ色のコードがあったりもして・・・(泣)

がんばってつなぎましたです


オドメーターはどうすんのサ

付随してやるべき事がいっぱいでてきました
その一つはオドメーターです
これは車検上必要ですから省けません
一応純正品を流用して移設することに・・・
実は私純正メーター4つもってます
ひとつはオリジナルなモノ
もう一つは構造解析およびスタディ用
あとなんだっけ?
ま いっか
とにかく4つあんの(爆)


バラしてあった純正スピードメーターから距離計を拝借・・・
ただ純正品はデカイ!
距離リセットのボタンまで含めるとかなりでかい・・・
そこでコンパクト化を考えました


やっぱ基本はバラシ(笑)



とにかくリセットボタンをもちっと本体に近い位置にしたい
そう考えアルミ板切って削ってパテ盛って・・・


自転車のカギじゃないよ(爆)


そして本体はアルミ板で作ったパネルを装着

更に化粧パネルも作って塗装して・・・

こんな風にしてみました
レバーを押すと距離がリセットされます
さっきの自転車のカギはリセットレバーなのでした

あ でもこれ暫定仕様です
ちなみにグレーの化粧パネルは薄手の段ボールです(爆)
紙ってステキ(ド爆)
紙が使われてるクルマって
まるでトラバンドみたい(ちょード爆)

トラバンド:旧東ドイツのクルマ 紙製の部品が使われていることで有名(本当)


えー これをステアリングコラムと
センターコンソールの間
つまりシガーライターを隠すように設置予定・・・
だからリセットレバーが右側に来るようにしたんですけどね

アンヨのながーいシトだと邪魔になるかもネ
ま アタシにゃカンケー無いけどサ(泣)

取り付けの図
でもとりつけまがってるし(爆)
おまけにかっこわるいし(ド爆)
こりゃデザイン要再考ですな

ああ 肝心なことを忘れてました
実は照明灯がついてないの(爆)
だから夜はさっぱり見えまへん
とりあえずまがった取り付けだけはなおして・・・と


警告灯はどうすんの

次なる問題は警告灯類です
純正と違って電球ではなくLEDで光らせることは当然なんですが
すぴわんメーター自体に表示エリアを設ける余地がないので
別の場所に設置が必要です
その時ステアリングコラムが目にとまりました

メーターをダッシュボード奥へ新設すると
ステアリングコラム上に広大な空き地が出来ます(笑)
これの利用法も考える必要があったんです
それに純正メーター取り付け基部がむき出しになってしまいますから
かっこわるいですしね・・・

純正メーター取り付け基部?・・・
イイ事考えたっと(笑)

へへ まず純正メーターの内部筐体をバラします
なんかバラしてばっかりやな(笑)


ああ 三角コーナーが(爆)

ンで取り付け基部のみを使います
余分な部分を削り取って・・・
但し強度は失わないようにね

ンでシート状の光重合レジンで発光部鏡筒を作ります
その上でエポキシパテを使いとりあえず全体の格好を作っちゃいます


こんなカンジ・・・

んで成型をしてらしく整えます

あ そうそう
この部分を勝手に
「警告灯ナセル」と命名しました
以後よろしく

この警告灯ナセルは
純正メーター取り付け基部を流用してるので
そのまま純正メーター位置に取り付けられます
ただココに警告灯だけではもったいないので
空いたスペースに排気温警告灯の回路基板を納めることにしました
排気温警告灯用の回路はタコメーターの基板上にあるんです
あーめんどくさ(笑)



さて タミヤのエポキシパテ盛りまくって
警告灯ナセルが段々カタチになってきました
艶消し黒に塗装してと・・・
でも時間無いからとりあえずの塗装だけ・・・

この後LED等の配線です
またまたユニバーサル基板切って
LEDと抵抗をハンダ付け
ついでにタコメーター基板も納める・・・
コードの数が多いので
無理矢理ソケット式にして
配線がすぐにはずせるようにしました


LED基板ソケットの足がわかります?


タコ基板を納めたところを背後から
思いのほかスペースが大きいでしょ


裏蓋閉じたところ

さぁてLEDの配線が出来たところで
スモークのアクリル整形して・・・

警告表示が分かり易いように
純正メーターから警告灯のキャラをスキャンしましたが
何となく気に入らないのと
インクジェットプリンタだとどうしてもうまくいかない部分があって
結局文字だけにしてしました

一応できあがりぃ

でも
急いだんで塗装がダメダメちゃんなの
追々修正しないとね


ウインカーインジケーターだって

ウインカーインジケーターは結構悩みました
LEDで点滅させるのですが
超高輝度LEDの光はきつくて目に優しくないんです
かといって光量は欲しい・・・
つまりLEDの光をうまく分散させることが必要なんですな
そこですこしばかり試行錯誤を繰り返しました

アクリルの角棒を使って
間接照明にもトライしてみましたが
発光ムラがあってどうもね・・・

光をコントロールするのは難しい
ってこと今更のように実感しました


結局間接照明でなく
純正と同じように鏡筒作って配光しようということに
やっぱり光を分散する手だてが必要・・・
ンでさらに色々試してみました

がらくたの中から
樹脂製のキャップやら蓋やら計量容器やら
そらもういっぱい探してきて・・・

これらひとつずつにLEDの光を透過させてみました
がやっぱどうもうまくないなぁ
ただすりガラスのようにしてやれば良さそうなことだけはわかりました


すりガラス・・・
しばらくこればっかり考えてました
でも実際にガラスをはめるには鏡筒が小さすぎます


すりガラスの代わりになるモノを探しましょ
まずは紙
LEDの光で紙をすかしてみます
やってみると薄い紙なら良さそうです
でもなぁーんかもひとつなカンジ・・・

いろいろな使い古しの紙でテストしていたら
あるテスト用紙にテープが貼ってありました
貼ると透明になってオマケに字が書ける
メンディングテープってヤツでした

そこでひらめきました!

メンディングテープぅ!!!

貼りつけてしまう前のメンディングテープは確かにすりガラス状です
さっそく実験!
ボール紙で鏡筒を付くって
筒の口にメンディングテープを貼り
LEDを点灯させると・・・


ヘヘ 目論見通り

ただ耐熱を考えると不安があります
ダッシュボード上は真夏だと
70度以上の高温にまでなるといわれますからネ
しかし思いもかけないモノが
思いもかけない場所で役に立つ・・・
ソレを見つけたり考えついたときって楽しいっす

これが自作のおもしろさでしょうか・・・
結果的に「やっぱ素人考えだったね」
って事になることもしばしばですが・・・


さて調子に乗って鏡筒も紙製のままでいくことに・・・(爆)
ただ 光が漏れないように
内面には鏡面のカッティングシート
外側には黒のカッティングシートを貼りました

鏡筒にはいるようにユニバーサル基板を小さく切り取り
切り取った基板にLEDと電圧調節用の抵抗をハンダ付け
さらに鏡筒の断面に合わせて
即時重合レジンでソケット(?)を作ります

抵抗は自動車のバッテリー電圧12ボルトを
LED点灯向けの電圧に降圧させるモノです
1/2W 1KΩを使ってます

これを鏡筒にはめると


こんなカンジ


レンズ面(?)はこんなカンジ


メーター本体に組み込んだ所


一応実際にのっけてみましょ&テスト点灯

さて回路基板がコバンザメのようにはみ出したおかげで
ダッシュボードに大穴をあけなければなりません
ホットナイフでちゅうちょなく大胆にやりましょ


大穴

ンで実際にメーター本体と警告灯ナセルを
のっけてテストしてみました


おお イイカンジ
スモークアクリルはずしてあります


スモークアクリル取り付けて点灯してみました
警告灯ナセルもイイカンジ


駄菓子歌詞
 スピード表示が変だ!
もしかしたらハンダの熱で表示素子がオシャカに・・・
どないしょー

初め排気温警告灯がつかなかったんですが
ダイオード1個付けたらとりあえず点灯

アクセル開度に応じて薄ぼんやりと点灯してしまうのだった・・・
PGM−FI同様電球でないとダメなのかしら
抵抗カマしてワッテージをそろえてやればよいのでは?
と思ってますが根拠なし

あとやっぱりあった重大な欠陥!
表示が暗い・・・


他は一応動作はするようですが
まだまだ問題山積・・・



水温計&燃料計

水温計と燃料計も悩みの種です
デジタル表示にしたいところだけど
とりあえずは純正流用で・・・
でも純正そのままではおもしろくないし
すぴわんメーターに納まらないので
工夫を凝らさないと・・・

ンでいろいろと試行錯誤させていただきました(笑)
ただ単に針表示ではおもしろくない!
っつーか
針表示だと照明が難しいんですよ
純正メーターの照明はよくできてます
単純にはマネできないっす

そこで針の代わりに黒い丸い円盤が回る方式を考えました
つまり水温や燃料の残量を示すバー表示を
黒い円盤が段々隠していくという方法です
わかるかな?

問題はバー表示です
円弧を描く発光体を作らねばなりません・・・
これまた間接照明やら色々試してみました
11個ものLEDを3mm×4mmほどに削って
円弧状に並べてもみました
でも厚みがありすぎて却下!
超高輝度LED高いんだゾー(ド爆)

結局
光量不足の不安はありますが
EL(エレクトロルミネッセンス)を使うことにしました
「切れるEL」ってのを通信販売で購入・・・
自由な形に切って使うことのできるELです
(一部制限有り)
発光色はもちろん緑!
まずは針を取ってしまってメーター部分だけを移植・・・
ンでもって
パソコンで(なんとワード・・・笑)目盛表示部分を作ります

ホントはMDプリンタってのがいいんだけど
ウチのインクジェットで妥協・・・
ただインクジェットだと塗りつぶした部分がきちんとつぶれないんですよ
光を透過させると黒い部分で光がもーれもれ(笑)
そこで同じモノを重ね貼りしてみました
文字や目盛がズレないようにするのがとーっても大変
なんとかうまくはりあわせましたが・・・

つぎにELを切って目盛表示相当部位に貼りつけます


切れるELと切られたEL(笑)

んでもってELに先ほどの合わせ目盛を貼ります


EL試験点灯


目盛貼りつけ

指針代わりの円盤の切り欠きをね・・・
っとここで燃料計水温計の表示法の解説をしましょ

通常は針でアナログ表示ですね
もすこし工夫して
メーター軸の針の変わりに
黒く塗った円盤が取り付けてあります

この円盤にきり欠きを作ることによって
デジタル風味のアナログ表示が出来ます(笑)

ピント合ってなくてすんません
水温が上がってきました
このように黒い円盤が回転してバーを隠すことによって
必要な表示を得ています
手前味噌ながら
とっさに考えついた割にはなかなかおもしろい手段だと思います


使ってみた・・・

ゴールデンウイーク中夜更かしして
いちおうこんなカタチにまでなんとかこぎ着けました・・・ふう

でも使ってみると色々問題が・・・

表示が昼間はちょっとくらい・・・っていうか見えん(爆)
これはまだまだ表示方式の変更も含め
圧倒的に試行錯誤が足らない
と感じましたです
いや 思考錯誤か(笑)


スピード表示もおかしいまま・・・
これはタコ表示専用のつもりだったハイパーカウンターを
当座スピード表示にして使うことで当面問題回避・・・
必要なときはスイッチひとつでタコ表示に出来ますから

早々に7セグメント表示素子を入手しないといけませんね
と思ったらなんと碧BEさんが分けて下さいました
ありがとうございます

あとMTB!2002レポでも書きましたが
燃料計が大うそつき(ド泣)
メーターの校正をしなければ・・・
でもこれもなかなか困難風味
目盛表示部分印刷し直しかも・・・
気泡貼らないようにずれないように張り合わせるの大変なんだよう(ド泣)


それと計算外だったのは
純正の燃料計と水温計がものすごく発熱!
(さわれないくらい・・・)
換気や冷却も考えないとイケナイ風味・・・


そうそう段ボールの距離計や
とりあえずの警告灯ナセルもきちんとしなきゃ・・・


うおおおおお
やることめっちゃ満載・・・
でもやらないとね


すぴわんメーターVer1.5

さて
MTB!2002以降そのままになっていたすぴわんメーターですが
またイベント参加です
今度は石川県で人妻号鑑賞会!
どーするすぴわんメーター!
まだでっち上げ状態だぞ(爆)
再びピーンチ(笑)

でも何かと忙しくてモディファイ時間が取れない・・・
いよいよ前日って時にいそいそとメーター修理・・・

まずは燃料計水温計の熱対策!
メーターカバーに排熱用のスリットを入れてみました


おお ビートのトランクリッドみたい(笑)



それと
ココでとても悲しいことが判明!
うまく表示しないスピードメーターは
表示素子のせいでなく
回路基板の故障・・・
碧BEさんからせっかく7セグ譲っていただいたのに・・・

さすがにこれにはがっくり来ちゃいました
ま もう1台APEXiあるからいいんですけれどね(ド爆)
でも今から移植しているヒマはない・・・


ンで
ちょっと考えて
こんな事してみました・・・

警告灯ナセルの上に投影型タコ/スピードメーターとアクリル板を・・・


これを点灯させると・・・

ンな風になります
おお ちょっと格好いいかも
これが意外に見やすい事が判明・・・


いっそのこと
全ての表示を投影式にしてみましょうかねぇ
ムフフ・・・


かわらメーター

さてそのまま2年ほども放置してたでしょうか(爆)
そろそろあちこちにヤレとかが見えてきました
パテ盛りしたところがひび割れたり
表示が見えにくくなってきたり・・・
最初から出来が悪かったってところも・・・
まずなにより現状に飽きました(ド爆)


で2005年!
MTBにむけちょっとばかし趣を変えてみようかなと画策
飽きただけでなく
メーター見にくくなっちゃってて
茂木までのロングツーリングだと疲れてしまいます


セミリトラやってて時間もないことだし
容易に手を付けられることから・・・
ということで
メーターフードを新調することに・・・

放置期間の間
何となく考えてたデザインを試してみることにしました
まず

アクリル板をヒートガン使って暖めながら手曲げ

このくらい曲げてます
手曲げだとどうしても面がうねっちゃいますから
きれいな山型になるようにパテを盛って修正してあります


色の選択もかねて
感じつかむためにとりあえずグレーに塗装

この時点で見た目が屋根瓦みたいだったので
かわらメーターと称されるように・・・・(爆)

「所定の場所にとりあえずかわらを載っけてみる」の図(笑)

そして現物合わせ炸裂で脚を作製

かわらに脚付いた

色もフロントガラスへの映り込みを考え
マットでダークなグレーに・・・

ンでもってフィン作製!
フィンは明るめのシルバーで塗装

かわらメーターフード出来!

載っけて固定
ま イイカンジ
細かい造形は今後修正を加えるとして

これで投影表示部分がとても見やすくなりました


なぜフィン?

さてなぜフィンを使ったデザインなのかということですが
理由は簡単です

リアコンソールにあるこのアンプのデザインがフィンを使ったデザインだからです
要するに「意匠の統一」を図ったっつー事です

ちなみにリアコンソールもいずれきちんとする予定でございます・・・

フィンってデザインモチーフとしては結構強いキャラ持ってますから
多用のしすぎは「くどい」ってことになります
パンチングメッシュなんかも結構キャラがキッツイですね
それに対しカーボンメッシュは意外に弱めのキャラな気がします
多用しても「くどい」にどちらかというとなりにくいですね
(実は個人的にはカーボン調は好きではなかったりする・・・)


さて
メーターセクションにあれだけ強い大きなフィンがあって見た目上大丈夫か?
これは勿論考えました
現状では許容範囲ぎりぎりくらいと考えてます
今以上だと「くどい」ことになりそうです
もう少し細かいフィンでも良かったかもしれないです

さて皆さんはどうお感じでしょうか?


今後

全面的にすぴわんメーターの作り直しを考えてます
かわらメーターも先にあったように修正が必要です
投影部を増やしてかっちいいモノにしたいですねぇ
かわらメーター内にGPSレーダーも組み込んでしまいたいし
ETCのアンテナも見えないように隠したい・・・
ああ またいつのことやら・・・

是非期待しないで待ちましょう(笑)



ほーむ


ビートとっぷ