スカッフルプレート

ビートの場合
ドアを開けた時
足下の「MTREC」のメタリックなプレート
アレが「スカッフルプレート」でございますぅ
あれを独自のモノに替えてみました


「デザイニングのたまんないッスね」

ご存知のようにこれが運転席側の純正状態でっす
ンでこれを剥がして付け替えるわけです
デザインは自分が気に入ったカタチでいいのですが
シンプルな方がよいと思います
純正は運転席側にしかついてませんが
今回当然助手席側にも装着!


どうやって作るかも問題なんですが
今回はいつもお世話になっている
青BEで有名な碧BEさんに
伝家の宝刀「ワイヤカット」で製作をお願いしました


碧BEさんとデンワとメールで
世間話も交えいろいろ打ち合わせ
材質とか表面の仕上げとか・・・
っていうか必要事項の打ち合わせだけなら
もっと短時間ですんだ気が・・・(爆)


まずは実車から採寸
おおよそのできあがりサイズを決定します
縦(っていうか短径)は純正のプレートそのままに
20ミリとしました
問題は横の長さッス・・・
見栄えを考え
塾考を重ね
悩みに悩んで
400ミリメートルとしました
ってウソ!
ホントはてきとーなの(爆)

ウチのパソコンで原案をデザイン
まぁた これもてきとー(笑)
メールに添付して碧BEさんの元へ・・・


数日して碧BEさんから画像添付されたレスが・・・

ぬぉおおおお!

見てびっくり!
私のあのてきとーデザインが・・・

ちゃんとしてるぅ(爆)

うう・・・
碧BEさんに余計な手間をかけちまったと反省・・・
もっと初めから自分でちゃんとデザインしろって・・・ったく
ダメじゃん>自分
ああ でもスッゲー嬉しい♪
聞くところによると
CADデータもおこしてあるらしい・・・
2.3の細かい点に注文を付け修正の後
いよいよ作製に「GO」サインを出しましたぁ


「納品のいやーん」

また数日後・・・
碧BEさんからTel
「今日送りますから・・・」
とのこと
おお いよいよですか
たのしみ・・・


ンで届きましたぁ
そおっとあけると

ぬぉおおおおお!

できてるぅ
って当たり前だけどね(笑)
でもそれくらい感動・・・
しばし見入っちゃいました

いいっしょ これ
さぁ この出来に負けないように
きちんと取り付けしないとね
碧BEさんにも申し訳ないっすから・・・


「取り付け準備だっての」

まずは純正プレートの取り外し・・・
荷造りなんかによく使うナイロン紐を用意

この紐を端からプレートの下に通すように
ごしごししごきます
あせると紐は切れるは
プレートは反ってしまうは
と えらいことになりますから慎重に・・・


ンで剥がしたあと
どうしても両面テープが残ります
これが一番の面倒の元・・・
両面テープのクッション部分を剥がしたら
灯油で拭き拭き・・・
これで粘着部分は剥がれると思います


まだまだそれだけではいけません
コンパウンドで細かいキズを
目立たなくしておきます
結構傷ついてるんですよココのあたり・・・(泣)
私の使用したのは
「グリオズ ガレージ」というところから
海外通販で手に入れた
「マシンポリッシュ2」というコンパウンドです
グリオのは含まれてる砥粒自体に
「自己破砕性」がもたせてある・・・
つまり
擦れば擦るほど
砥粒が小さくなっていくわけです
なので
塗装を必要以上に痛める事が少ないんです
他にもいろんな製品を扱ってます
カーケア用品は大方ココのを私は好んで使ってます


キズが目立たなくなったら洗剤で洗います
付け替えるプレートの固定も
やはり両面テープを使いますから
しっかり汚れや皮脂を洗い流します
もちろん洗剤成分も残らないように


ああ 助手席側も忘れずにね(笑)

おお!キレイになりました


「取り付けちゃいましょ」

いよいよ取り付け
問題はプレート裏のどの位置に
両面テープを貼り付けるか
ッスね


純正プレートは穴の開いてない作りでしたから
全面に貼れば良かったのですが
今回の作製物は文字部分がみんなヌケてますから大変です
どの部分も数ミリの幅しかないのですよ
おまけにデザイン上
構造的に弱いところがありますし
材質がステンレスで硬いですから
折れてしまわないよう
充分気を付けねばなりません



そして・・・




拡大(運転席側)スッゲー重いッス
拡大(助手席側)メッチャ重いッス

どうじゃ!
いやーん カッコイイ!

自分の感覚まかせで
根拠無く決めたサイズでしたが
・・・いいっすね
逆にこれ以上長いと
「字づもり」がむずかしかったんでは?・・・
ソニックメンバー数人に見てもらいましたが
皆一様に「かっこいい」と・・・
(そりゃ オーナー目の前にしてかっこわりぃとは言わんわな・・・笑)


「すぺしゃるさんくす」

いやぁ 碧BEさんには感謝いたします
「ワイヤカット」という手段だけなら
お金出せば他でもできるでしょう

肝心なのはやはり
それ以前のデザイニングや材質の選定
といった企画段階だと思います

例えば・・・
今回でもプレートの四隅が丸く落としてありますが
この「角丸」ひとつでさえ
R(半径)をいくつにする?となった際
「このくらいがイイでしょう
これ以上だとかっこわるい」
と碧BEさんならすぐ答が出ます


ふだんから「CAD」や「ワイヤカット」で遊んでしまっている
(失礼・・・でもイイ意味でね)
碧BEさんだから出来ることだと思います


「残る謎・・・」

「スカッフルプレート」って書きましたけど
「スカッフプレート」という人もいて
どちらが正しいのかわかりません
辞書で調べると
Scuff:足を引きずって歩く
とあります
これがなんか一番近いような気がしますが・・・
知ってる方教えて下さい



ほーむ


ビートとっぷ