あし〜も足になったすぴわん号
お世話になったあし〜もさんのところへお出かけ・・・
その途中とあるサービスエリアで
妙な乗り物と遭遇しました
なかなかに興味深いですぞ
一見サイドカーだと思うでしょ
実は違うんだなぁ
サイドカーと決定的に違う点があります
そりは
ほらね
えまだピンと来ないですか?
ではもう一つ
前輪です
バイクと全然違うでしょ
後ろ姿見ると何となくわかりますね
これサイドカーでなく
三輪車です
じつはエンジンとミッションは上の画像の右側
パッセンジャーの後ろに乗っています
だからリアにドライブシャフトが通ってるんです
すなわち後輪側輪の2輪駆動ってワケです
つまり構造的にはバイクでなく
3輪の自動車なんです
ドライバー席のカタチ
ハンドルの形状
タイヤの配置
マフラーの出る位置
そして「Side−Bike」とプリントされたステッカー
これらバイクっぽく見せているだけなんです
3輪の配置が変則的ですし
エンジンミッションといった重量物が車体中心にありませんから
カーブを曲がる際に
右と左ではずいぶんと感触が違ってしまうのではないかと想像できます
で オーナーさんにお聞きすると「ニヤ」っとわらって
ハンドルを左右に切って実演して下さいました
なんと
これには正直驚きました
でもそうやってうかがうと
ドライバー側のリアタイヤまわりに
こんな妙なフレームが来ている理由がわかります
ちなみにドライバーの姿勢はバイク然としていますが
ブレーキ・アクセル・クラッチは自動車と同じペダル式です
自動車と同じレバー式のサイドブレーキも付いています(笑)
サイドブレーキわかる?
運転席の様子
ステアリングがバイクのようなハンドル
でも灯火類のON/OFFスイッチと
シーケンシャルギアのチェンジを行うだけです
パッセンジャー側のライト
排気管にさわらないようにするためのガードと思われます
格好いいじゃないですか
リアタイヤ
それにしても排気管の取り回しはえらく無駄があるように思います
だって出口はバイクのようにドライバー側だけ
それもドライバーの両サイドに2本ずつ・・・
おかげでものすごくバイクっぽく見えるのですが
じょんじょろ長い配管となるわけです(笑)
また
パッセンジャーはエンジンとお隣同士ですから
うるさいでしょうねぇ
そしてさらに驚愕の事実・・・
おまけに排気量2000cc
価格は400万以上って・・・
正体は
SIDE−BIKE社のZEUS(ゼウス)というトライク(3輪バイクの総称)です
ご存知の方も多いと思いますが
日本の法規上トライクは自動車扱いで
なんと高速道路ノーヘルでOKなんです
ま 実際には安全のために
ほとんどのドライバーはヘルメットかぶっていらっしゃるそうですが
今回のこのオーナーさんは
安全のためだけでなく
パッセンジャーシートの奥様とお話しするために
インカム付きのメットをかぶっていらっしゃいました
なるほどね
ご夫婦でこんなトライクでツーリング
なんと素晴らしい!&うらやましい(爆)
ようし買うぞゼウス!
まずは宝くじですかな(爆)
ほーむ |
ビートとっぷ |