オフェンス大爆発!まさかの大差でジャイアンツがスーパーボウル進出!
ミネソタ・バイキングス対NYジャイアンツ−NFCカンファレンスチャンピォンシップ(14.01.2000)

 

 MossとCarterが爆発すれば怖いもの無しのバイキングスオフェンスを最強のジャイアンツディフェンスがどう抑え込むかが注目点とされていました。
 しかし,試合は序盤から意外な展開を見せます。バイキングスキックオフから,ジャイアンツが何とロングパスを決めていきなりTDを奪うと,キックオフの処理をミスしたバイキングスからボールを奪い取り,これもTDに結びつけて2分で0−14とジャイアンツがペースをつかみます。
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 その後も,ジャイアンツがやることなすこと皆上手くいき,逆にバイキングスはやることなすこと全て裏目という展開で,前半終了時には圧倒的大差となりました。
前半終了:VIKS034GIANTS
 後半に入ると,バイキングスの攻撃も少し調子が出てきますが,前半の調子が悪すぎたからよく見えただけという感じ。点を取るどころの話ではなくなっていました。
 一方のジャイアンツは,先発メンバーを下げて時間消費に走る展開で,ジャイアンツスタジアムがスーパーボウルへ向けて動き出したという感じ。4thQ残り3分で速くもゲータレードシャワー。
試合終了:VIKS041GIANTS

 バイキングスはCarterが前半パスキャッチなし,Calpepperもサックやファンブルで実力が出せず,「弱い」と言われていたもののディフェンスもこれまた「弱い」ジャイアンツオフェンスを全く止められず,500ヤード以上を稼がれてしまいました。先週は8連勝したときのバイキングス,今週は3連敗したときのバイキングスと言った感じでした。
 一方のジャイアンツ,さすがはNFC1位の成績。脱帽です。先週苦しんだ分の借りを返したと言ったところでしょうか?

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