終始押し続けたバイキングス,快勝でチャンピォンシップへ
ニューオーリンズ・セインツ対ミネソタ・バイキングス−NFCディビジョナルプレーオフ(06.01.2001)
総合力で上回るバイキングスが完璧な試合運びでセインツを粉砕
ワイルドカードで昨年スーパーボウル覇者のセントルイス・ラムズを破ったセインツと,先週休みで鋭気を養い,シーズン終盤3連敗の雰囲気を払拭して望みたいバイキングス。
序盤,バイキングスのオフェンスが好調。わずか3プレイでWRMossへのTDパスが決まります。さすがは強力WRCarterとMossを抱えるバイキングスです。その後,セインツもFGを返しますが,やはりバイキングスは強い!QBスクランブルでも,デカい!速い!強い!Daunte Calpepperはなかなか止まりません。CarterにもTDパスが通ってバイキングスがリードを広げます。後半に入っても,Moss,CarterのWR陣やRB陣が着実に得点し,セインツを34−10と突き放します。セインツも終盤にTDを決めて意地を見せますが,いかんせん遅すぎました。最後はCalpepper,Moss,Carterを温存する余裕の見せようでバイキングスが快勝しました。
試合終了:SAINTS16−34VIKINGS
この試合,特にこれが勝因,敗因というプレイはなかったのですが,総合力でバイキングスが圧倒したという感じです。セインツもオフェンス、ディフェンスのバランスが良かったものの,なかなか得点できない,バイキングスを押さえられないと言うことで,大差となってしまいました。バイキングスのゲームを見ていると,総合力が高いので,「もしかしたらスーパーボウルはこのチームか?」と言う気持ちにもなります。