レイブンズ自慢のディフェンスを崩壊させ,パッカーズ快勝!
ボルティモア・レイブンズ対グリーンベイ・パッカーズ−第5週(14.10.2001)
ディフェンスチーム同士の対戦はレイブンズが反則で自滅!
レイブンズは最下位指定席と言われるベンガルズに痛い1敗を喫し,パッカーズはバッカニアーズに敗れてレギュラーシーズンの連勝が7でストップ。ともに3勝1敗のこのゲーム,勝った方が流れをつかむことになりそうです。
さて,ディフェンスの強い両チーム,喪失ヤード(の少なさ)ではレイブンズが1位,パッカーズが2位です。いかにオフェンスがこの壁を突き崩すか?
レイブンズのキックオフで試合開始。パッカーズは最初の攻撃でRBA.Greenがファンブルロスト!そこからの攻撃でレイブンズはIsmailへの47ヤードパスを含むパス2本であっさりと先制します。
ところが,レイブンズ2回目の攻撃はパスが上手くいかずランで稼ぎに来たところに,タックルが上手くかかってファンブルロスト!このチャンスをQBB.Favreが上手く活かしてパスをどんどん通し,最後は2ヤードのTDパス,TFPFGも決まって同点とします。
次の攻撃シリーズでは,Schroederへのパスでパスインターフェアをもらって大きく前進,最後はFGを決めて逆転。
さらに,レイブンズはQBE.Grbacがパスを投げる直前にサックを受けてファンブルロスト!この直後,パッカーズはFGを狙いますが失敗。
しかし,さらにその後Grbacのパスがインターセプトを食い,そこからTDを決められて突き放されます。
前半終了:RAVENS7−17PACKERS
3rdQに入っても,レイブンズはサック直前にGrbacの投げたパスがD.Sharperにインターセプトされてターンオーバー。これは得点にはつながりませんでしたが,その後のパッカーズの攻撃でレイブンズディフェンスはまたしてもパスインターフェアをやってしまい,そこからTDを決められて追加点を奪われます。
4thQ,31−10とパッカーズリードの場面,レイブンズはサックを受けて脳震盪のGrbacに代わりQBR.Cunninghamが登場。パッカーズの引き気味ディフェンスを衝いてヤードを稼ぎ,最後は1ヤードTDラン。オンサイドキックを成功させて攻撃権を獲得し,さらに攻めます。今度はCunninghamが得意のランを見せ,1stDを獲得し,さらに最後はCunninghamの11ヤードTDランで8点差に。TFPは2ポイントを狙って失敗。
もう1度オンサイドキックを蹴りますが,今度はパッカーズがボールを確保してThe End.
4thQ後半から雨が降り始めて幻想的な光景の中で終盤を迎えたこのゲームもここで終了となりました。
試合終了:RAVENS23−31PACKERS
ディフェンスチーム同士のこのゲーム,反則やターンオーバーが得点のきっかけとなりました。ターンオーバーはパッカーズが2、レイブンズが4。反則での喪失ヤードもレイブンズが圧倒的に多く,レイブンズがミスによって自滅した面もかなりあったようです。