意外な接戦は意外な人物のTDで決着
グリーンベイ・パッカーズ対ジャクソンビル・ジャガーズ−第12週マンデーナイトゲーム(03.12.2001)
Favre3年ぶりのTDでパッカーズ競り勝つ
3敗のパッカーズと3勝のジャガーズ,普通に考えればパッカーズの勝ちと予想できるのですが,今期パッカーズの負けた相手がBucs、バイキングス、ファルコンズと上位のチームではないだけに,番狂わせもあり得ます。
パッカーズのキックオフで試合開始。ジャガーズはQBM.Brunellが右太股を故障しているものの先発。最初の攻撃シリーズはパス・ランともに好調,FGで先制します。一方のパッカーズ,前半はQBB.Favreのロングパスが全く決まらず,ランも抑え込まれて,前半は終盤のTD1つがやっと。
ジャガーズはTD1つとFG1つを加えて前半はジャガーズペースで折り返します。
前半終了:PACKERS7−13JAGUARS
後半に入り,パッカーズは反撃したいところですが,Favreがサックを受けてファンブルロスト! そのボールをジャガーズディフェンスがカバーし,そのままエンドゾーンへ。TFPは2Pを決めて突き放します。
これで決まりかと思われましたが,パッカーズの反撃はここから始まります。Favreのロングパスが決まるようになり,B.SchroederへのTDパスで追い上げると,直後のキックオフリターンでジャガーズがファンブルロスト! これで得たチャンスもFavreのロングパスから最後はA.GreenのランTDで同点とします。
4thQに入ると,もはやパッカーズのゲームに。Favreが3年ぶりとなる自らのランTDでリードを奪い,それを守りきったパッカーズがジャガーズを振り切りました。
試合終了:PACKERS28−21JAGUARS
得点的には接戦でしたが,内容的には何とも締まらないゲームでした。ジャガーズは反則13/ペナルティ113ヤード,4ターンオーバーと自滅。
パッカーズもジャガーズの自滅に助けられたとは言え,オフェンスが不調。次週対戦相手のベアーズには自滅が期待できないだけに不安が残ります。