堅実な試合で49ersがプレーオフ切符入手
マイアミ・ドルフィンズ対サンフランシスコ49ers−第14週(16.12.2001)

 自滅のドルフィンズ,プレーオフ進出決定はお預け

 9勝3敗同士のゲーム。勝った方は今週にもプレーオフ進出が決定するという重要な1戦。49ersは今期ディビジョン首位のチームに勝っていないので,調子の良いチームに勝てるかどうか疑問が抱かれています。さてどうなるでしょう?
 ドルフィンズのキックオフで試合開始。49ersは最初の攻撃を3&アウトで終えますが,直後のドルフィンズの攻撃,QBJ.Fiedlerはロングパスを狙いますが,これがインターセプト! リターンでファンブルが発生しますが,リカバーは49ersでターンオーバーとなります。
 49ersはG.Hearst,K.BarlowらのRB陣をランパスに上手く使ってヤードを稼ぎ,最後はBarlowの2ヤードランTDで先制します。その後もTEE.Johnsonへの12ヤードパスTDを決めて1stQだけで14−0とします。
 ドルフィンズはRBL.Smithのランが不調。Fiedlerのパスも通りが悪く,2ndQの攻撃では全てのシリーズに1度はQBサックを受け,うち1つはファンブルロストに結びつくという状況。
 後半に入っても49ersのオフェンスは快調。パントを自陣2ヤードに落とされてからの攻撃ではRB陣を使ったラン,ウエストコーストオフェンス特有のショートパスとを織りまぜて前進,レッドゾーンへ入ります。そして,ドルフィンズ1ヤードで1stDを得,そこからRBラン3連発でTD(K.Barlow1ヤードラン)
 4thQ,ドルフィンズは反撃したいところですが,Fiedlerがこの15分だけで2個のインターセプトを献上し,最後は49ersのニーダウンを見守ってThe end.
試合終了:DOLPHINS02149ers
 49ersにとっては会心のゲーム。ドルフィンズの悪い癖に助けられたとは言え,この試合ではオフェンスで完全に試合を支配。攻撃時間もドルフィンズのほぼ2倍でドルフィンズを圧倒しました。
 一方のドルフィンズ,4週前(WEEK10)のジェッツ戦を再現したかのような負けっぷり。インターセプトはQBだけのせいではないですし,4ターンオーバー全てにFiedlerが関わると言うことは,オフェンスラインが49ersのディフェンスラインに負けたと言うことでしょう。
 これで49ersは10勝目。Bucsとレッドスキンズが負けたことにより,マンデーナイトゲームでセインツが勝たない限りプレーオフ進出となります。一方のドルフィンズ,次週のペイトリオッツ戦に負けるようなことがあれば大変なことになります。きっちり立て直して欲しいものです。

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